農芸高校3年生 水環境特別授業 身近な本梅川から生態系を考える

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 10月2日、農芸高校の3年生が、川の開発と環境についての特別授業を受けました。
 9月から3回にわたって行われている連続授業の一環で、学校の近くを流れる本梅川から生態系や環境問題について考えるというものです。
 授業は、毎回フィールドワークや専門家を講師に招いて行われ、今回は京都大学の高校・大学連携活動の一環で、大学院生の望月聡之さんが講師を務めました。
 望月さんは自然環境豊かな河川の意義についてや、開発と環境の対立など、課題について説明。「生態系や環境問題は、経済的な指標で考えることが難しい。土木技術以外にも、生態系への理解や価値判断の基準となる哲学といった、さまざまな学問が必要という観点で、身近な川を見詰め直してほしい」と話しました。