温習会で「主基の御田植」を上演 八木町氷所の斎田選定を祝って

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 10月3日から8日まで、京都府立文化芸術会館で、京舞井上流の芸妓・舞妓が日ごろの芸事の成果を発表する、秋恒例の舞台、温習会(おんしゅうかい)が行われました。
 祇園甲部歌舞会が主催するこの舞台に、6日間で芸妓、舞妓らあわせて93人が出演。新たな時代、令和の幕開けを祝う演目を披露しました。
 11月の天皇陛下の皇位継承に伴う、大嘗祭に使う米を収穫する主基斎田に、南丹市八木町氷所が選定されたことにちなんで、4日と7日には、長唄「主基の御田植(すきのおたうえ)」も上演されました。
 斎田での田植えの様子を舞にしたもので、大田主と早乙女たちが、主基斎田に選ばれた喜びと、新しい時代の繁栄を祈って、明るく楽しく舞いました。