園部消防署 土砂災害対応訓練 災害対応力の向上こそ使命 署で初の開催

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 1月15日から21日は、阪神・淡路大震災の発生した日にあわせて、「防災とボランティア週間」と定められています。
 園部消防署では、17日と20日に、全ての職員が参加する土砂災害対応訓練が開かれました。
 今回の訓練は、消防署の災害対応力の向上を目的に、園部消防署では初めて行われたものです。地震により土砂崩れや砕石置き場の崩壊が発生し、巻き込まれた人を救助する想定で行われました。
 呼吸を確保するために胸の周りを迅速に掘ることや、掘り進めるうちに土砂が崩れないよう土砂をせきとめる土留め板を設置するなど、土砂災害現場での救助ならではの知識や技術を、訓練を通して身につけました。
 園部消防署管内では、近年は土砂災害の救出のための出動はなかったとの事ですが、今後いつ起こるか分からない災害に備えて継続して訓練を行っていく考えです。