摩氣神社 消防訓練 大切な文化財を火災から守るため

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 地域の大切な文化財を火災から守るため、1月25日、園部町竹井の摩氣神社で消防訓練が行われました。
 全国で取り組まれている、文化財防火デーに伴い、摩氣神社の総代ら地元住民と園部消防署、南丹市消防団園部支団が合同で開いたものです。
 訓練は、参拝者のたばこの不始末により出火し、山へ延焼したとの想定で行われ、煙に気づいた宮司が119番通報を行い、住民らが協力して、消火器や消火栓を使った消火活動を行いました。
 また、駆け付けた南丹市消防団と園部消防署が次々にホースを伸ばし、消火に当たりました。
 摩氣神社は、かやぶきの本殿をはじめ、西摂社・東摂社・絵馬社などが京都府の登録文化財に指定されています。
 訓練の後、「熱心に取り組まれ地域の頼もしさを感じた。火災から文化財を守るには住民の力が大切」と講評があり、各機関との連携を再確認しました。