南丹市役所 退任式 市民の幸せのため 立場変わっても

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 3月31日、南丹市役所で退任式が行われました。
 定年などで3月31日付けで退職する職員一人ひとりに対して、西村良平市長が退職辞令と記念品を手渡しました。
 西村市長は「これからの人生においても、広く豊かな人間関係を更に広めていってほしい。また現職の職員とのつながりも保ち、今後もご指導をお願いしたい」と、これまでの功績への感謝と今後の活躍への期待を述べました。
 また退職者を代表して、弓削雅裕さんが「南丹市のますますの発展が私たちの願い。市民の幸せに、新たな関わり方の中で役立っていきたい」と、お礼と今後の抱負を述べました。
 玄関に集まった職員の拍手に見送られ、退職職員は市役所を後にしました。

南丹市議会3月定例会 令和2年度当初予算が可決

S00000841 3月30日、南丹市議会3月定例会本会議が開かれました。
 はじめに予算関連について、木戸德吉予算特別委員長から、審査の経過と概要の報告がありました。
 令和2年度の当初予算は、公約に掲げた項目を具体化する施策、事業の展開など、「活力と賑わいのあるまちづくり」に向けて編成されており、一般会計・特別会計・企業会計あわせ、前年度に比べ10・7%増の401億980万8千円で可決されました。

 

ふなおか 駅ぎゃらりーお披露目 地域に親しまれる駅をめざして

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 3月29日、園部町船岡のJR船岡駅で、「ふなおか 駅ぎゃらりー完成お披露目会」が行われました。
 2001年から活動を続ける川辺親父の会が、創立20周年を記念して、JR西日本福知山支社の支援を受け、駅に大型パネルを設置したものです。川辺親父の会、代表の平野清久さんは「駅利用と定住促進につながるよう、有効活用していきたい」と話しました。
 開業から67年を迎えるJR船岡駅は、最近ではトワイライトエクスプレス瑞風の停車駅として鉄道ファンから注目されるほか、来年春からはICカードが利用できるようになります。このほど構内の壁の塗り替えや新たな照明、大型パネルと待合の椅子が、JR西日本福知山支社により設置され、今後、川辺親父の会が管理、運営していきます。
 川辺親父の会では、故郷へ帰ってきたとき、自分を迎えてくれる場所、地域に親しまれる駅として活用されることを願い、地域の風景や駅開業当時のSLの写真、地区で公募した絵手紙などを展示し、家族連れらが見入っていました。

川辺振興会 大人のお絵描き教室 アートで癒しのひと時を

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 3月28日、園部町船岡の旧川辺小学校「おいでーなかわべ」で、大人のお絵描き教室が開かれました。
 地域の人たちとアートを通して親交を深めたいと、川辺振興会が主催して今回はじめて開かれました。
 講師を務めるのは京都教育大学美術科で日本画を教える宮川典子さんです。
 宮川さんは「季節感や自分の気持ちを色を使って表現すると、心がほぐれリラックスする。心の赴くままに楽しんでほしい」と話しました。
 今回は、イタリアやフランスの海外のぬりえに取り組み、思い思いに集中しながら、癒しのひと時を過ごしました。
 大人のお絵かき教室は、毎月1回第三木曜日に開かれ、希望があれば水彩や墨を使った模写なども行われます。

交流会館全面禁煙について

 2020年4月1日から健康増進法施行に伴い、南丹市国際交流会館の館内及び敷地内が全面禁煙になります。
又、喫煙所の設置もございませんのでご理解ご協力をお願いいたします。

よしとみフォトフェスティバル 写真作品を楽しむ

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 3月26日からの3日間、八木町鳥羽の旧吉富小学校「吉富ノ庄」を会場に、よしとみフォトフェスティバルが開かれました。
 南丹市を中心に活動する写真愛好家ワタリドリ写真部が、写真を楽しもうと企画し、4回目の開催です。
 今回は、ワタリドリ写真部とつながりのある大阪芸術大学の学生や講師、三重県の写真サークルなどから作品が寄せられました。
 そのほか、写真を1冊の本にまとめたフォトブックも展示されました。我が子の成長記録や記念日の写真、イラスト集や絵本などに仕立てたフォトブックは、インターネットで手軽に作れるとあって人気があります。訪れた人々は、それぞれの作品を興味深く鑑賞し、楽しんでいました。

小学校で修了式・進級式 1年を締めくくり、次の学年へステップアップ!

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 3月24日、南丹市立の小学校で、一年を締めくくる修了式と進級式が行われました。
 園部小学校では、各クラス教室で、校内放送による式が行われました。
 阜 正是校長は「482人みんなが一年の頑張りを確かめ、4月からは新しい教室、新しい教科書、新しい気持ちで次の学年に進んでほしい」と話しました。 
 1年生教室では、臨時休校中に取り組んだこと、一年で心も身体も大きく成長したことや頑張ったことを振り返りながら、通知表や皆勤賞を受け取り、14日間の春休みに入りました。

生身天満宮 神楽殿竣工奉告祭 神楽殿の修復完了

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 3月22日、園部町美園町の生身天満宮で神楽殿竣工奉告祭があり、神事が執り行われました。
 生身天満宮の神楽殿は、今から118年前の明治35年に建築され、老朽化が進んでいました。
 令和9年に予定されている「生身天満宮御祭神菅原道真公1125年記念大祭」にむけ、境内修復第一次事業として昨年4月に着工し、基礎や柱を残して、修復されました。
 装いを新たにした神楽殿では、園部能楽の集い・吉田嘉謡社の謡や仕舞、雅楽などが多彩に奉納され、参拝者を楽しませました。
 神楽殿は、今後、地域の文化交流の場として活用されます。

美山町洞区 千本桜を目指して植樹活動

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 3月20日、美山町洞の区民などでつくる、美山千本桜実行委員会が、桜の苗木を植樹しました。
 美山千本桜実行委員会では、地域の景観を美しくし、洞区に桜の名所を作ろうと、山の斜面や川沿いなどに桜の苗木を植える活動を進めています。
 この日は、会員8人が参加し、鹿の食害から守るためのカバーをかぶせたあと、急斜面に紅シダレやヨウコウといった品種の桜、22本を植樹しました。
 今年度はこれまでにあわせて400本を植え、来年度、再来年度には300本ずつ。合わせて1000本の桜を植樹する予定です。
 植樹した桜が美しく成長し、地域みんなでお花見ができる日を心待ちにしているということです。

南丹市総合教育会議 子どもの読書環境 家庭・地域・幼保学校で

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 3月17日、南丹市役所で、南丹市総合教育会議が開かれました。
 市長と教育委員会が連携し、教育行政を推進するために開いているもので、今回は今年4月から開始する「第2次南丹市子どもの読書活動推進計画」についての説明が行われ、審議されました。
 第2次南丹市子どもの読書活動推進計画は、複数の部署にまたがって昨年度から準備が進められてきたもので、妊娠期から大人になるまで読書に親しむ環境を、家庭・地域・保育所や幼稚園・学校で作っていくことを目指すものです。 新規事業として、生後3ヶ月から4ヶ月の乳児健診の際に、読み聞かせや絵本をプレゼントする「ブックスタート事業」を行うことが説明され、教育委員からも質問や提案のほか、取り組みを評価する声が上がりました。
 また、地域ぐるみで実践する「地域道徳教育」の取り組みや教育施設の長寿命化についても議論され、教育委員と市長が相互に意見を交わしました。

あまご漁 解禁 美山の清流に春の訪れ

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 3月15日、美山町であまご漁が解禁し、早朝から多くの釣り人が訪れました。
 美山川は渓流釣りのスポットとして人気があり、今年はじめて、美山町自然文化村河鹿荘前のエリアで、ルアー&フライ専用区が設けられました。   
 鶴ヶ岡地域を流れる棚野川では、美山漁業協同組合により、前日に成魚520キロが放流されており、解禁日に合わせて、多くの釣り人が渓流釣りを楽しみました。
 次回の追加放流は22日午前7時からで、あまご漁は9月末まで楽しめるということです。

南丹市立各中学校で卒業式 旅立ちの時 仲間との思い出を胸に

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 3月13日、市内4つの中学校で令和元年度卒業式が行われました。
 今年は、新型コロナウイルス感染拡大予防のための、臨時休校期間中だったため、卒業生と保護者のみの、規模を縮小した開催となりました。八木中学校では、2クラス51人の生徒が全員元気に出席し、各クラスの代表に卒業証書が手渡されました。
 谷口恭子校長は挨拶で「三年間の月日が皆さんを成長させた。八木中学校で仲間とともに過ごした時間を誇りに思ってほしい」と述べました。
 卒業生代表の杉野謙太さんと松本崇寿さんは、答辞の中で数えきれない3年間の思い出と先生や家族への感謝の思いを伝えました。
 最後に、卒業生全員が心を一つにして「旅立ちの日に」を歌いました。生徒たちは美しい歌声を体育館いっぱいに響かせ巣立っていきました。

スプリングスひよし 温泉総選挙でW受賞 地場産品の活用など評価

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 道の駅スプリングスひよしが温泉総選挙2019で観光庁長官賞を受賞。スポーツ・レジャー部門でも1位に輝き、3月13日、運営する日吉ふるさと株式会社の関係者が、市役所にW受賞の報告に訪れました。
 全国の温泉地を盛り上げる官民一体の組織「旅して日本プロジェクト」が主催する温泉総選挙には、関西圏では和歌山県の南紀白浜温泉など有名どころを含む164の温泉地がエントリーしました。
 スプリングスひよしは「ひよし温泉」の名で初参加。地域の自然や地場産品の活用などが評価され観光庁長官賞を受賞しました。またウェブサイトなどでの投票による部門賞では、温泉に加えキャンプやバーベキュー施設が利用者の評価を獲得して、スポーツ・レジャー部門で1位となり、今回のW受賞となりました。

南丹市野生鳥獣被害対策運営協議会 対策一層の充実を 関連団体で協議

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 3月13日、国際交流会館で、南丹市野生鳥獣被害対策運営協議会が開かれました。
 野生鳥獣による被害を防ぐ手立てを考えるとともに、有害鳥獣捕獲の計画を審議するためのもので、農林水産業の団体と、市猟友会の代表者が参加します。今回の協議会では会長、副会長の選任が行われ、会長には南丹市猟友会 会長の西村義一さんが選ばれました。また、令和2年度から4年度の南丹市鳥獣被害防止計画案が審議され、全会一致で承認されました。
 新しい計画は、ICTの活用やニホンザルの大規模捕獲など、農林水産業への被害を防ぐための対策の充実が盛り込まれており、参加した団体間で活発な意見交換や情報共有も行われました。

南丹市議会3月定例会 補正予算の可決 感染症対策を求める意見書の可決

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 3月11日、南丹市議会3月定例会が再開されました。
 西村良平市長から提案されていた令和元年度補正予算7議案について、各常任委員長より報告がありました。採決の結果、2億6828万1千円を減額する一般会計補正予算や特別会計補正予算が可決されました。
 また、議員提案の新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書も可決されました。意見書では、国に対して生活の影響を最小限に抑えるため、相談体制や検査実施等の強化、診療体制の充実、観光産業など風評被害の対応や資金融資等の支援、拡大防止に向けて、個人情報に配慮した上で感染者への徹底した追跡調査の情報提供などを求めました。
 次回3月定例会は、30日午前10時より再開され、令和2年度当初予算などについて採決が行われます。

B&G財団から南丹市へ助成 子どもたちの「第三の居場所」開設へ

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 南丹市では、地域の子どもたちの育ちを支援する施設「第三の居場所」をB&G財団の助成を受けて新たに設置します。
 この施設は、さまざまな状況にある子どもたちの心の豊かさや生きる力を育む、家でも学校でもない「第三の居場所」となるものです。B&G財団と日本財団が連携したプロジェクトとして、全国に展開しており、京都府では初めて南丹市に開設されます。
 3月10日には、国際交流会館で、B&G財団常務理事の古山 透さんから西村市長に、開設費と今後の運営費を合わせ、総額9千万円の助成を定めた助成決定書が手渡されました。
 施設は、延床面積170㎡のぬくもりのある木造建築で、今年10月に完成する予定です。
 西村市長は、「多世代の交流の泉となるよう多くの地域の皆さんが関わってほしい。今後の運営に気が引き締まる思いだ」と深く感謝の思いを伝えました。

おせっかい講演会 若者世代の価値観知って婚活支援

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 3月8日、園部町船岡の「おいでーなかわべ」で、「おせっかい講演会」が開かれました。
 南丹市と、まちづくりデザインセンターを運営するNPO法人テダスは、少子化対策として婚活支援に取り組んでいます。今回の講演会は、婚活情報を身近な独身者へと届ける「おせっかいおじちゃん」「おせっかいおばちゃん」の普及と研修のために行われました。
 婚活のプロデュースやコミュニケーションにまつわる研修講師として活動する竹内博士さんを講師に招き、団塊の世代やバブル世代、氷河期世代、ゆとり世代といった世代ごとの、消費や恋愛の考え方の違いを教わりました。
 竹内さんは「世代ごとに価値観が異なり、どれが正しいというものではない。価値観の押し付けにならないよう気を付けてほしい」と語り、相手の考え方に合わせた柔軟な「おせっかいの焼き方」をアドバイスしました。

文化博物館冬季企画展 八木城と丹波の城跡 その様相に迫る

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 南丹市立文化博物館では、冬季企画展「八木城と丹波の城跡」が開催中です。
 亀岡市との境界に位置する城山一帯に築かれた「八木城」は、室町期、丹波守護代内藤氏の居城として、丹波支配における重要な拠点でした。
 今回の企画展では、八木城跡の構造や特徴をはじめ、各地に築造されていた城館跡について、絵図や古文書、出土した遺物を展示し解説しています。また、近世の城郭、亀山城や園部陣屋についても紹介されています。
 企画展は3月29日日曜日まで。開館時間は午前9時から午後5時で、月曜日は休館です。

北方領土と私たち作文コンクール受賞報告会 園部中学生が作文に込めた思い語る

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 3月3日、南丹市役所市長室で、「北方領土と私たち作文コンクール」の受賞報告会が行われました。
 報告に訪れたのは、園部中学校3年の上山莉奈さんと2年の津田 咲登さんで、西村市長と木村教育長に、作文に込めた思いなどを話しました。
 「北方領土と私たち作文コンクール」では、京都府知事賞に園部中学校3年の米谷カヤさん、京都府教育委員会教育長賞に2年の津田 咲登さんが選ばれました。また、3年の上山莉奈さんは、北方領土問題に関する全国スピーチコンテストに出場し、審査員特別賞を受賞。このコンテストは全国から集まった多数の応募の中から、第1次、第2次選考の末、選ばれた10人が東京の会場で発表するもので、米谷さんと上山さんが選ばれました。
 西村市長は「作文に取り組んだことで世界の多くのことに目を向けるきっかけになったと思う。先生などの指導者への感謝を忘れず、これからも頑張ってほしい」と言葉を送りました。

南丹市学校・園教職員表彰 努力・創意工夫で教育の充実と発展に貢献

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 3月3日、国際交流会館で、「令和元年度南丹市学校・園教職員表彰」表彰式が行われました。
 努力と創意工夫で、南丹市教育の充実と発展に大きく貢献したとして、幼稚園・小学校の教諭5人が、南丹市長賞ならびに教育長賞を受賞しました。
 木村教育長は「この表彰をスタートラインとして、人間の生き方の種まきをしていただき、子どもたちが大きな花を咲かせるよう、更なる教育実践に努めていただきたい」と言葉を送りました。
 それぞれ教諭からは、幼児教育における「自らが心を動かす」取り組みについてや保育力の向上、小学校の複式学級での、きめ細かな教育や表現する楽しさを学ぶ音楽教育、地域の願いを教育に反映する取り組みなど、現場で取り組んだことを発表しました。 
 受賞者はご覧の通りです。

南丹市長賞
 園部幼稚園 原田万基子 教諭
 八木西小学校 三宅麻記 教諭

教育長賞
 八木中央幼児学園 阪本満 教諭
 殿田小学校 橋本宙志 教諭
 美山小学校 山田啓亮 教諭

熊崎不動尊大護摩 無病息災・家内安全を祈願

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 3月1日、園部町熊崎の都々古和気神社で、熊崎不動尊大護摩火渡り神事が行われました。
 氏子総代はじめ地域住民、およそ120人の参拝者が集まるなか、
 山伏姿の修験者が般若心経を唱え、一年の無病息災と家内安全、五穀豊穣を願いました。
 邪気を祓うための儀式、「法弓(ほうきゅう)の儀」と「法剣(ほうけん)の儀」が行われたあと、護摩壇に点火されると、檜の葉がパチパチと燃え、辺り一面に、白煙が立ち込めました。参拝者は、願いを書いた護摩木や御札を、燃え盛る炎にくべました。
 火渡り神事では、男性は不動堂に向って、女性は反対側から渡り、一年の健康と幸せを祈りました。