内久保環境・史跡保存会 環境大臣表彰 ベニバナヤマシャクヤク保全活動を表彰

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 4月28日、美山町の内久保環境・史跡保存会が環境大臣表彰を受賞し、南丹市役所で西村市長より伝達が行われました。
 環境省では、5月4日のみどりの日にちなんで、自然環境功労者環境大臣表彰を贈っており、今年は、全国で38件の団体や個人に贈られました。
 受賞した内久保環境・史跡保存会は、京都府レッドデータブックに絶滅寸前種として登録されているベニバナヤマシャクヤクの保全活動に取り組んでおり、毎年春と秋には鑑賞会を実施。全国各地から訪れた多くの人々に保全の大切さを伝えています。現在、およそ2.5ヘクタールの山林に、4,500本の花が群生しています。
 内久保環境・史跡保存会会長の栢下 壽さんは「ベニバナヤマシャクヤクは、花が咲くまで6、7年かかる。自然に任せながら、よりよい環境を整えていきたい」と話しました。
 また西村市長は「地域をあげての地道な活動は、南丹市を元気にする。保全活動を地域のシンボルとして、次世代につなげてほしい」と感謝の言葉を送りました。