八木西小・八木東小でプール竣工セレモニー 待望のプール完成 学校・地域の宝物として

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 7月21日、八木西小学校と八木東小学校で、プール完成式が行われました。八木西小学校では6年生30人が式に臨み、西村市長、木村教育長、児童代表らでテープカットが行われました。
 中田善弘校長は「初めて入水する6年生の心に思い出として刻まれた。体力の増進を図り、仲間の輪を広げ、学校、地域の宝物として大切に使いたい」と挨拶。西村市長は「今年はプール学習がなくなり、存分に味わうことはできないが、まっさらなプールの感触を体で感じ胸に刻んでほしい」と話しました。また佐々谷珠凛さんと松尾光優香さんが「新型コロナウイルスの広がる中、大変な思いで工事をしてくださった。プールを使える機会を与えていただきありがとうございました」とお礼の言葉を述べました。子どもたちは水難救助訓練として、衣服を着たまま入水し、水着でない時との違いや、いざという時の行動について学びました。
 引き続き八木東小学校でも、6年生20人が出席して完成式が行われました。城内千恵美校長は「安全、快適な素晴らしい環境で、子どもたちの学びが豊かになるよう努めていきたい」と挨拶。また6年の児童会本部委員4人が「全校児童みんなうれしい気持ちでいっぱいです。ルールを守り大切に使っていきたい」と感謝の気持ちを述べました。 
 両校のプールは昭和49年建築で不具合箇所も多く発生していたことから、それぞれおよそ1億5千万円の工事費で、昨年11月から全面改修が行われてきました。
 真新しいプールに一斉に足を浸けた6年生。プール完成の喜びを体で感じながら、服を着たままでペットボトルを使って体を浮かせる感覚を学びました。