ムーンバット株式会社 日傘を寄贈 子どもたちの熱中症対策に日傘を

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 8月31日、ムーンバット株式会社から南丹市に、子ども用の日傘100本が寄贈されました。
 これは、ムーンバット株式会社の製造部門を担う、子会社の工場が、長年園部町内林町にあることが縁で、南丹市の子どもたちの熱中症対策に使ってほしいと贈られました。
寄贈された黄色とピンクの日傘は、裏側に光や熱を遮る特殊なコーティングがされており、雨傘としても使用できます。日傘を差すと体感温度が下がり、ソーシャルディスタンスも確保できるので、使って効果を確かめてほしいと紹介されました。
 寄贈された日傘100本は、市内7つの小学校に配布し、主に下校時の貸し出し用として使用されます。

府農業クラブ連盟 平板測量協議会 知力・体力・チームワーク 練習の成果競う

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 8月30日、園部町南大谷の農芸高校で、「京都府農業クラブ連盟 平板測量競技会」が開かれ、農芸高校、北桑田高校、福知山高校三和分校の3校の生徒が練習の成果を競いました。
 この競技会は、平らな板の上で縮尺図を作成して目標とする点の位置や面積を求める「平板測量」の技術を競うもので、測量結果の正確さの他に、早さ、器具の適切な扱いも審査されます。
 今年は新型コロナウイルスの影響で全国大会の中止が決まりましたが、生徒の練習の成果を発揮する場として、京都府の大会が特別に開かれました。
 グラウンドを縦横に動く体力、正しい結果を計算で導き出す知力、そして、素早く測量を進めるために欠かせないチームワークが求められる団体競技で、生徒たちの熱意がにじみ出ていました。
 結果は、最優秀賞を同点で農芸高校と北桑田高校の2校が、優秀賞を福知山高校三和分校が受賞しました。

農事組合法人ふなえだ ライスセンター竣工を祝う

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 8月29日、農事組合法人ふなえだのライスセンター竣工式が行われ、関係者と区民合わせて約50人が参加しました。
 農事組合法人ふなえだ代表理事の井尻稔さんは、「立派な施設が完成し、消費者のみなさんに美味しいお米が届けられるよう、地域一丸となって取り組んでいきます」と挨拶しました。
 鉄骨2階建て延床面積352平方メールの建物に、乾燥機、貯留庫、籾すり機、米の粒や色彩を判別する機械など、一連の乾燥調製設備が建築されました。
 農事組合法人ふなえだは、集団で農業に取り組み、効率化を図るためにと平成28年に発足し、現在約26haの農地を38農家が協力して、水稲、小豆、小麦の栽培に取り組んでいます。地域の農業の発展を願い、みんなで完成を祝いました。

日吉中央保育所お楽しみ会 元気いっぱい仲間とミッションクリア!

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 8月28日、日吉中央保育所で、5歳児お楽しみ会が行われました。
 今年は新型コロナウイルスの影響で、夕涼み会はできませんでしたが、それに代わる取り組みとして開かれたものです。
 5歳児11人は、ヨーヨー釣りやスーパーボールすくい、輪投げなどの縁日ごっこを思う存分楽しみました。
 また、宝探しやクイズなど、それぞれのグループでミッションをクリアし、仲間と協力する喜びを味わいました。
 最後は一人ひとりメダルをかけてもらい、達成感に目を輝かせていました。

園部女性の館 さをり織り講座 私らしく自由な感性を織る

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 8月27日、南丹市園部女性の館で、1日講座のさをり織りが開かれました。
 さをり織りは、誰でも自由な感性を活かして織ることができる最も簡単な機織りの一つです。
 初めてさをり織りにふれる参加者は、講師の松本悦子さんから、手ほどきを受けました。舟形シャトルで横糸を滑らせ、足を使ってペダルを踏みかえながら織る作業に没頭しました。
 また、さをり織りは、配色などの決まり事がないため、黒色に張られたたて糸に、青や黄色など思い思いの横糸を選び、色遣いや配置に頭を悩ませながら、模様を入れました。今回は、1日でストールほどの長さを織ることができ、手織りの味わいを感じる素敵な作品が出来上がりました。

南丹市議会9月定例会 予算関連、条例関連など16議案を提案

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 8月26日、南丹市議会9月定例会が開会しました。
 歳入歳出予算の総額に、3億9441万7千円を増額する一般会計補正予算案や条例の制定、一部改正など16議案を提案しました。
 補正予算の主なものは、国庫支出金、府支出金の清算や人件費の調整など、今後の業務推進上、速やかに対応するものを計上しました。また条例関連では、子ども家庭サポートセンター条例や公の施設の設置および管理に関する条例の一部改正、新たに南丹ケーブルテレビ事業の在り方審議会条例の制定などが提案されました。
 また、平成30年7月豪雨で被災し、復旧工事施工中に崩壊拡大した市道天若線について、復旧工法見直しの請負契約変更が提案されました。
 会期は、10月7日までの43日間で一般質問は9月2日から4日に開かれます。

中川陽平さん 青年海外協力隊での活動報告 今後はウガンダと南丹市の橋渡し役として

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 青年海外協力隊として、東アフリカのウガンダ共和国に派遣されていた中川陽平さんが、8月25日、市長室を訪れ、活動の報告を行いました。
 中川さんは、2018年7月から今年3月まで、ウガンダの国立中高一貫校や公立の小学校などで体育教師として活動。さらに、自身の経験を活かして子どもたちへの野球の指導や地元住民の就労の場として屋台を運営するなど、幅広く活動してきました。
 市長からねぎらいの言葉とともに、印象に残っていることや今後の抱負を訊ねられた中川さんは、「貧困などどのような環境下にあっても、夢を持ち続け努力する人たちとの出会いは自分に大きな影響を与えた。今後は農業や畜産、文化など多方面で、南丹市とウガンダとの交流の橋渡しをしたい」と話しました。

伏見稲荷大社の大しめ縄づくり 練習会 鶴ヶ岡の伝統の技 継承を

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 8月23日、美山町の旧鶴ケ岡小学校で、しめ縄作り練習会が開かれました。この取り組みは、鶴ヶ岡のしめ縄グループの高齢化が進む中、毎年伏見稲荷大社に納めている大しめ縄の技を後世へ受け継ぐためにと、一般社団法人京都美山かやぶきの里継承会が開いたものです。
 この日は、かやぶき職人や地元の若者や女性などが参加し、長年鶴ケ岡のしめ縄グループで経験してきた岡本 勝さんはじめ、先輩方から作り方を教えてもらいました。
 男性は、3人で綯う、大しめ縄の制作にとりくみました。
 女性は、藁の綯い方を教えてもらい、先輩方から、熟練の技の手ほどきを受けました。
 今後も練習を重ねて、10月下旬からは、伏見稲荷大社に奉納するためのしめ縄づくりに取り組んでいく予定です。

美山かやぶき美術館「民藝を想う」展 庶民が使う生活道具に美しさを見出す

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 現在、美山かやぶき美術館で、民藝をテーマにした展示会が開かれています。
 民藝は、庶民が使う器や生活道具などにスポットをあて、作品の中に手仕事の素晴らしさだけでなく、伝統や地域性をとらえた美しさを見出すものです。
 今回は、岡山県民藝協会、京都民藝協会、兵庫県民芸協会に所属し、意欲的に民藝に取り組む、20人の作家や工房の作品が並びました。
 陶芸や木工作品のほか、いぐさのバッグ、螺鈿細工、藍染めや草木染めのストールなど、日常に溶け込む個性的な作品が目を引きます。
 初日には、作家が来場者と話す場面もあり「気に入ったものを使うと嬉しくなる、その気持ちを感じて欲しい」と話していました。
 また、南丹市在住の作家 前野 直史さんの陶芸作品も並んでいます。
 美山かやぶき美術館「民藝を想う」展示会は、10月18日まで。会期中、週末ごと実演やワークショップが開かれています。

南丹市立文化博物館 夏季企画展 個人収集のランプコレクション 初お披露目

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 現在、南丹市立文化博物館では、夏季企画展「ランプ・夜を彩る文明の華」を開催しています。
 博物館では、今年4月に、以前、南丹市園部町で暮らしていた江上 進さんから、収集したランプや関連資料、合わせておよそ1400点の寄贈を受けました。
 今回の展示会では、寄贈されたランプのうち、台や床に置くもの、天井から吊るすもの、懸けて使うものなど、大小様々なおよそ150点が並びます
 また、関連資料として、浮世絵やチラシ、雑誌類なども展示されています。
 浮世絵は、ランプがあんどんなどにとって代わる世相を表したものや、生活の中でランプが使われている様子が見て取れるものなどが展示され、当時の様子をより鮮明に思い描くことができます。
 この展示会は、9月27日まで開かれています。

自主防災組織の研修と交流 安心・安全の地域を自分たちの手で

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 8月21日、国際交流会館で、南丹市社会福祉協議会園部事務所が主催する、園部町内自主防災組織研修交流会が行われました。
 台風や大雨で被害を受けたことなどをきっかけに、園部町内9地区で自主防災組織が立ち上がっています。今回はそれら組織のある地区と振興会などから、およそ30人が集まり研修しました。
 南丹市危機管理対策室からは、ハザードマップや河川カメラ、購入した排水ポンプなどについて、また福祉保健部からは災害時の要配慮者への支援や外国人への配慮、福祉避難所などについて説明がありました。
 また、大西区、横田区、木崎町区から、自主防災組織の立ち上げの経緯についてや、防災訓練や避難マニュアル、防災メールの活用といった独自の活動について報告され、防災意識を高め合いました。

伝統工芸大学校 学生が商品開発へ パンダの食べ残した竹 職人の技で商品に

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 園部町小山東町の京都伝統工芸大学校では、和歌山県のテーマパーク「アドベンチャーワールド」と連携した、商品開発のプロジェクトが始まりました。
 アドベンチャーワールドには、現在6頭のジャイアントパンダが飼育されていて、餌となる竹の食べ残しといった廃棄物が、月におよそ10トンも発生しています。 亀岡市で竹垣加工を手掛ける長岡銘竹株式会社と森の京都地域振興社が、環境保全の取り組みを重視するアドベンチャーワールドに対し、廃棄する竹を伝統工芸職人の手で甦らせようと商品化を提案。若者の感性を生かしたいと、8月20日には、森の京都地域振興社の小林功士さんが京都伝統工芸大学校を訪れ、竹工芸専攻の学生に取り組みの概要を説明しました。
 竹工芸専攻の1年生が、さっそく商品のアイデアを出し合い、今後、出されたアイデアが実現可能か、採算が取れるのかなどを検討して、商品企画が練られていきます。製作にも学生が携わる計画で、学生にとっては、商品企画から製作、販売までを一貫して体験する貴重な機会となります。

2学期 始業式 行事や進路実現にむけ しっかり取り組もう

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 8月18日、市内の小中学校で例年より短い夏休みが終わり、2学期の始業式が行われました。
 全校生徒98人が在籍する殿田中学校では、体育館で式が行われました。
 藤田恒久校長の挨拶では、「予定通り2学期を迎えられたことが嬉しい。2学期は、体育祭や修学旅行などを予定しており、行事や勉強にしっかり取り組もう。またコロナ禍の中、感染した人への誹謗中傷がないよう冷静で正しい判断をしよう。」と話がありました。
 続いて保健部の生徒から、特に給食時のコロナ対策について呼びかけがあり、感染対策に力を入れながらの学校生活がスタートました。

摩氣神社 湯立祭 笹で湯をふりかける伝統神事

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 8月18日、園部町竹井の摩氣神社で、湯立祭が行われました。
 湯立祭は、五穀豊穣、家内安全、無病息災を祈り、毎年8月18日に行われる伝統の神事です。
 境内には大きな釜に、並々と湯が沸かされ、神前に供えた笹を宮司がくぐらせます。
 そして、笹の葉を振り、湯を参拝者にかけ、ご利益を願いました。
 時折さわやかな風が吹き抜ける中、境内は厳かな空気に包まれました。

るり渓水族館・動物ふれあい広場 夏休み中の子どもたちに生き物との触れ合いを

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 園部町大河内のるり渓温泉で、子どもたちに生き物との触れ合いを楽しんでもらいたいと、2つの特別な企画イベントが開催中です。
 本館浴場施設内には、るり渓水族館へんな生きもの展が行われています。
 この企画は、普段はなかなか見ることができない、顔や体に特徴のある世界の水中生物、14種類が飼育されています。
 一度見ると忘れられない面白い魚の数々に、子どもたちは興味津々でした。へんな生きもの展は、
本館浴場施設内で、半年ほど開催される予定です。
 また、屋外では、「RURIKEI ANIMAL PARK」動物ふれあい広場が開かれています。
 ラマやフクロウなど、およそ60種類の生き物たちと和やかな時間を過ごす家族連れの姿がありました。
 ヒヨコなどの可愛い動物と触れ合ったり、ニシキヘビを巻き付けて写真を撮ったりして、子どもたちは大喜びでした。
 動物を間近に感じることができるこのイベントは、8月30日までです。

日吉町郷土資料館 広報写真で見るひよしの50年史

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 8月15日から、日吉町郷土資料館で、開館20周年記念夏季企画展、「広報写真で見るひよしの50年史」が開かれています。
 五ヶ荘村、胡麻郷村、世木村が合併して昭和30年4月に誕生した日吉町は、南丹市となる平成17年12月まで50年間存続しました。今回の展示会では、旧日吉町の広報写真や貴重な資料などが展示され、人々の暮らしや営みを垣間見ることができます。
 保育所や学校など施設の竣工記念品、旧殿田駅、現在の日吉駅の風景写真や鉄道にまつわる展示品のほか、日吉ダムの誕生やダムマラソンにまつわるものなど、日常生活をどのように過ごしてきたのか、故郷の歴史に思いを馳せる資料の数々が展示されています。
 ふるさとの歴史と町の移り変わりを感じる展示会は、9月27日日曜日までです。

園部町天引 水辺の生物調査 自然の中で新たな地域の魅力を発見

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 8月15日、園部町天引で、水辺の生物調査が行われました。
 天引区の活性化と未来を考える会が主催し、地域の魅力を知ろうと毎年実施しているものです。
 今回は、オオサンショウウオが生息するという、桂川源流の奥山川で、初めて調査が行われました。
 地元住民だけでなく、生き物に詳しいNPO法人亀岡人と自然のネットワークのメンバーや親子連れらおよそ20人が参加。カワムツやドンコなどの川魚や沢蟹など、今年も多くの生き物を確認することができました。
 また珍しいトンボが多く、中でも環境省の準絶滅危惧種に登録されている「グンバイトンボ」が見つかりました。
 区民は「毎年調査するごとに新たな発見があり興味深い。今後も続けていきたい」と話しています。

京都医療科学大学 オープンキャンパス 進路選択の時 診療放射線技師になるために

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 8月15日、園部町小山東町の京都医療科学大学で受験生を対象としたオープンキャンパスが開かれました。
 京都医療科学大学は、病の早期発見に欠かせないレントゲンなど、検査を担う診療放射線技師を育成する大学で、充実した環境で実践的に学ぶことができます。
 オープンキャンパスでは、全国から高校生が訪れ、実験室やパソコンルームなどを見学。学生たちが案内し、学習内容や大学生活など、学生の視点からより具体的な話を聞くことができました。
 オープンキャンパスは、10月31日と12月19日にも、完全予約制で行われます。京都医療科学大学では、医療に携わる診療放射線技師に興味がある人は、ぜひ見学に来て欲しいと話しています。

八木町大堰川 先祖を偲ぶ 灯ろう流し

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 8月14日の午後7時ごろ、大堰川に、各家から集まった、約340基の手作りの灯ろうが浮かべられました。
 ゆっくりと流れる明かりに思いを馳せ、先祖や戦没者を供養しました。
 また、南丹市商工会が密集を避けるために、事前に公表はせず、およそ50発の花火を打ち上げました。京都南丹市花火大会は、昨年の台風に続き、2年連続で中止となりましたが、少しでも地域の人に喜んでもらいたいとの思いが込められた花火が、夜空を彩りました。

道の駅スプリングスひよしで染色体験 素敵なオリジナル染物作り

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 道の駅スプリングスひよしでは、夏休みイベント「ひよしわんぱくキッズ2020」が開催されています。
 8月9日には、日吉町胡麻で活動している草木染め工房三友のメンバーを講師に招き、染色体験が行われました。
 タイダイ染めは、Tシャツなどを紐やゴムで縛って染め、絞り方によって模様が変化する楽しさがあります。今回は地元野菜や草花を使って染めました。
 またマーブル染めは、水の上に思い思いの顔料を浮かべ、模様を写し取る方法です。子どもたちは好きな色を重ねたり優しく混ぜたりしながら水面に模様を描き、手ぬぐいに模様を写し取って、オリジナルの作品を完成させました。
 23日日曜日には、ネイチャークラフト体験が行われます。予約優先なので、事前に問い合わせてほしいとのことです。

摩気太鼓 公開練習会 和太鼓に楽しく触れ合う メンバー大募集!

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 8月8日、園部町の旧摩気小学校で、和太鼓サークル「摩気太鼓」の公開練習会が行われました。
 摩気太鼓は、摩氣神社の奉納演奏をしたり地域イベントに出演しています。現在7人で活動しており、一緒に活動していた小学生が大きくなり、子どものメンバーがいなくなったことから、老若男女問わずメンバーを募集したいと開かれました。
 講師の亀岡市太鼓連合会会長 藤本 邦雄さんから、メリハリの利いた演奏となるよう、すばやく腕を振り下ろす基本の打ち方や、手首や肘の使い方などを教わりました。
 また途中から、見学者も演奏に加わりました。勇駒の曲を一緒に演奏し、お腹の芯に響く和太鼓の調べを体感、笑顔がこぼれるひと時となりました。
 摩気太鼓の練習は、毎月2回 第2・第4土曜日午後1時30分から旧摩気小学校で行われています。興味のある方は気軽に参加してほしいとのことです。

京都聖カタリナ高校ミニオープンキャンパス 多彩なコースで夢を実現へ

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 8月8日、京都聖カタリナ高校で、ミニオープンキャンパスが行われました。
 今回は、コロナウイルスの影響で1回目のオープンキャンパスに参加できなかった中学生を対象に京都市などから進路を考える多くの中学生と保護者が訪れました。
 学校紹介やクラブ紹介のあと、授業体験を行いました。京都聖カタリナ高校では、5年一貫課程の看護科、普通科には調理・パティシエ系、どうぶつ・医療系、子ども保育系、健康スポーツ系、仕事プログラミング系の5つのコースがあり、それぞれのコースで特色ある学習内容を生かした体験プログラムが用意されました。
 参加者は先生からアドバイスをもらったり、楽しみながら自分の学びたいものをイメージしていました。

園部女性の館 切り絵講座 彩り豊かな切り絵の世界

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 8月6日、南丹市園部女性の館で切り絵講座が開かれ、10人が参加しました。
 切り絵は、今年初めて開かれた講座で、全4回にわたって作品作りを楽しみます。
 講師は、園部町在住の切り絵作家 津村陽子さん。参加者は、花や蝶々、疫病退散の願いが込められたアマビエの絵など、津村さんが描いたオリジナルの原画から好きな図柄を選んで作品作りに取り組みました。切り抜くときには、細かい部分から始め、色セロファンは、全体の雰囲気を思い浮かべながら一つ一つ丁寧に配置していきます。
 参加者は、細かな作業に悪戦苦闘しながらも、自分自身の好みを大切に、彩り豊かな作品作りに熱中していました。

ぐるりんバスに抗菌・抗ウイルスコーティング 園部の工務店が社会貢献で無償施工

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 園部町熊原で工務店を営む株式会社「セイチョー」が、8月4日、園部町を運行する路線バス「ぐるりんバス」の全車両に抗菌・抗ウイルスコーティングを施工しました。
 今回施工されたコーティングは、1年から2年、持続する効果があります。
ぐるりんバス5台、スクールバス10台と貸切バスを運行する有限会社中京交通では、これまで、運行ごとに車内消毒を手作業で行ってきましたが、今後は乗客の安全を確保しながら、円滑に業務を行うことができます。
 施工した「セイチョー」の代表取締役、今西 正長さんは、「バスは多くの市民が利用するもの。少しでも安心・安全に役立つことができれば」と話しています。

中国企業より日本への「恩返し」 市にマスク2万枚寄贈 これまでに50万枚

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 8月3日、中国企業と日中交流団体が市長室を訪れ、使い捨てマスク2万枚を寄贈しました。
 寄贈したのは、中国・福建省に本社を置き、マスクや育児・介護用品を製造するダディーベビー株式会社の最高経営責任者、鍾 正さんです。
 この会社は、新型コロナウイルスに関連して日本が中国・武漢市を支援したことを受け、これまでに京都や大阪の行政・医療機関・社会福祉協議会などに合わせてマスク50万枚を寄贈しています。
 京都市を拠点に日中間の経済、文化、教育などの連携を進める日中發展促進会の仲介で、南丹市にも、医療・福祉の現場や市民に役立ててほしいと、2万枚が寄贈されました。
 鍾さんは、「複雑さを増す世界情勢にあって、このような日本と中国が相互に支援する姿は、良き手本になるだろう」と話し、日中両国のますますの交流発展に期待を寄せました。

南丹市消防団 八木支団 「献血」で社会貢献に取り組む

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 8月2日、南丹市役所八木支所を会場に献血が行われました。
 今回の献血は、南丹市消防団八木支団が、コロナ禍が続く中での社会貢献活動の一環として初めて取り組んだもので、この日は60人が参加しました。
 会場に訪れた消防団員たちは、はじめに体温や体調をチェックしたあと、医師の問診や検査を受け、献血バスの中で400mlの採血を行いました。
 今回の取り組みで初めて献血をした参加者もあり、献血をするきっかけになって良かったという声が聞かれました。
 次回は8月9日日曜日に八木支所で予定されており、血液不足が続いているので、一般の方も是非参加してほしいと話しています。

生身天満宮 弁天祭り 女性・芸能に加護 新型コロナ収束も

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 8月1日、園部町美園町の生身天満宮摂社の厳島神社で、例祭の「弁天祭り」が行われました。
 境内では、旧暦の七夕に合わせ、五色の短冊に願いをしたためる「星笹」が飾られ、家族の健康や学業などの参拝者の願いや感謝の言葉が結び付けられました。
 日差しの和らいだ午後5時、新型コロナウイルス対策のため、少人数が境内へ入り、厳かに神事が執り行われました。
 「弁天さん」と親しまれる厳島神社は、女性の守護や芸能の上達にご利益があるとされ、それらのご加護と、新型コロナウイルスの収束が願われました。
 夕刻からは灯ろうが境内を照らす「万灯会」も行われ、夏の夕暮れのひと時を地域の氏子らが穏やかに過ごしました。

にしほんめ昆虫教室 虫の世界を体感 身近にある最高の環境で

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 8月1日、園部町の旧西本梅小学校、あかまつの丘西本梅で、にしほんめ昆虫教室が開かれました。
 参加者の検温や手指の消毒、換気など感染症対策を取った上で開催され、親子連れらおよそ40人が参加しました。
 講師は、地域在住で昆虫に詳しい岡本芳久さんで、昆虫の好きな食べ物や虫取り網の使い方、標本作りなどについて説明したあと、昆虫採集をしました。
 岡本さんによると、あかまつの丘西本梅は、草原、林や池と、昆虫採集に適したさまざまな環境が揃っていて、「昆虫のサファリパークのよう」と言います。
 子ども達はバッタや蝶、コオロギなどを夢中で追いかけ、身近にある豊かな自然環境を改めて実感していました。