中国企業より日本への「恩返し」 市にマスク2万枚寄贈 これまでに50万枚

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 8月3日、中国企業と日中交流団体が市長室を訪れ、使い捨てマスク2万枚を寄贈しました。
 寄贈したのは、中国・福建省に本社を置き、マスクや育児・介護用品を製造するダディーベビー株式会社の最高経営責任者、鍾 正さんです。
 この会社は、新型コロナウイルスに関連して日本が中国・武漢市を支援したことを受け、これまでに京都や大阪の行政・医療機関・社会福祉協議会などに合わせてマスク50万枚を寄贈しています。
 京都市を拠点に日中間の経済、文化、教育などの連携を進める日中發展促進会の仲介で、南丹市にも、医療・福祉の現場や市民に役立ててほしいと、2万枚が寄贈されました。
 鍾さんは、「複雑さを増す世界情勢にあって、このような日本と中国が相互に支援する姿は、良き手本になるだろう」と話し、日中両国のますますの交流発展に期待を寄せました。