伏見稲荷大社の大しめ縄づくり 練習会 鶴ヶ岡の伝統の技 継承を

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 8月23日、美山町の旧鶴ケ岡小学校で、しめ縄作り練習会が開かれました。この取り組みは、鶴ヶ岡のしめ縄グループの高齢化が進む中、毎年伏見稲荷大社に納めている大しめ縄の技を後世へ受け継ぐためにと、一般社団法人京都美山かやぶきの里継承会が開いたものです。
 この日は、かやぶき職人や地元の若者や女性などが参加し、長年鶴ケ岡のしめ縄グループで経験してきた岡本 勝さんはじめ、先輩方から作り方を教えてもらいました。
 男性は、3人で綯う、大しめ縄の制作にとりくみました。
 女性は、藁の綯い方を教えてもらい、先輩方から、熟練の技の手ほどきを受けました。
 今後も練習を重ねて、10月下旬からは、伏見稲荷大社に奉納するためのしめ縄づくりに取り組んでいく予定です。