農芸高校 和牛講習会 京都の農業を支えるスペシャリストを目指して

S00001078

 9月8日、農芸高校で和牛講習会が行われ、動物バイオコースの2、3年生が参加しました。
 京都食肉市場株式会社の中村良彦さんを講師に招き、日本を取り巻く食肉文化の状況や和牛生産における血統の重要性、子牛の飼育のポイントなどを学びました。
 農芸高校では、農業の6次産業化を踏まえ、新しい時代に対応した農業専門教育の充実を目指し、今年度学科改編が行われました。これまでの農産バイオ科動物バイオコースを引き継ぎ、農業生産科畜産流通コースでは、家畜の飼養管理技術や繁殖技術を学び、農芸ブランド卵肉の生産を目指します。
 講義のあと、生徒らはおいしい和牛がどのような味なのか、特選牛を試食。口に入れた時の触感、濃厚な味、香りを感じながら、おいしさを味わいました。
 今後、学んだ内容を活かし、和牛子牛2頭の導入を進め、「和牛甲子園」への出品や京都肉の生産を目指します。