殿田小学校2、3年生「総合的な学習」 伝統の行事「田原の御田」所作を学ぶ

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 9月24日、殿田小学校の2、3年生が、地域学習に取り組みました。
 日吉町の伝統的な行事や文化、自然などの関わりに目を向け、地域を支える人々への理解を深めること、自分たちの地域をよくしていこうとする心を育む目的で、総合的な学習の時間に「日吉はかせになろう」をテーマに取り組んでいます。
 この日は日吉町田原の多治神社に伝わる民俗行事、国指定重要無形民俗文化財の「田原の御田」について、地域の人たちから話を聞きました。今からおよそ700年前に始まったといわれる「田原の御田」は、稲の豊作を願い、15の稲作の過程を模擬的に演じて神様に供えるものです。それぞれの所作やせりふの意味、お米を感謝して残さず食べることなどが説明され、子どもたちは目を輝かせながらメモを取りました。
 また、実際の道具を使って所作を教わりました。子どもたちは今後、多治神社を見学し、調べたことをまとめて、学習発表会で発表する予定です。