美山町文化協会 作品展 支所ロビーに俳句と押花など19点が並ぶ

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 南丹市役所美山支所のロビーで、美山町文化協会の作品展が開催されています。
 新型コロナウイルスの影響により、今年は文化祭の舞台発表は開催されませんが、ものづくりの励みになるようにと、作品展が企画されました。
 9月から始まった作品展も最終の3期目となりました。
 平屋八日会と高友句会からは、栗や新米といった秋の実りを喜んで詠んだ俳句が、押花ふしぎな花倶楽部からは、野の花や落ち葉などを使って色鮮やかに仕上げた押花が展示されています。
 美山町文化協会の作品展は、11月30日まで行われています。

京都府警察音楽隊 平安ふれあいコンサート

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 10月30日、道の駅京丹波味夢の里交流広場で京都府警察音楽隊による平安ふれあいコンサートが開催されました。
 京都府各地で毎月開催される警察音楽隊のふれあいコンサートは、コロナ禍で自粛が続いていましたが、今年度初めて開催され、府民と警察とを結ぶ「音の架け橋」をテーマに7曲を演奏しました。
 南丹警察署からは「横断歩道は歩行者が優先であること。午後4時からライト点灯をすること。電話を出てお金の話が出たら詐欺と思うこと」と、ドライバーや来場者へ啓発をしました。
 また、女性警察官で編成されているカラーガード隊によるロングポールを使用した迫力のある演技が披露されました。

農芸高校・須知高校 学校間実習 生産と加工の分野を越えて学びあう

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 10月30日、農芸高校の牛舎で、須知高校食品科学科と農芸高校動物バイオコースの3年生が、合同実習に取り組みました。
 今年度から、農芸高校の牛乳が、須知高校で加工されるヨーグルトやアイスクリームの原材料として使用されており、お互いの生産過程や加工技術、流通について理解を深めるため、農芸高校の乳牛の管理について共に取り組みました。
 牛の洗浄や搾乳など、慣れた手つきで農芸高校生がリードし、須知高校生に丁寧に教えていました。須知高校生は、仔牛への哺乳なども体験し、貴重なミルクを普段加工していることを、目の当たりにしました。生徒たちは、生産と加工の分野を超えて学び合い、交流しました。
 今後須知高校で、ヨーグルトやアイスクリームの加工実習なども予定されているということです。

美山かやぶき美術館 ニット・鉄 2人展 南丹市の鉄工芸作家 初出展

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 美山かやぶき美術館では、ニットと鉄という、異なる素材の2人展を開催しています。
 作品を展示しているのは、ニットデザイナーの鳥居 節子さんと、鉄工芸作家のチプラスタジオ 佐々谷 千夏さんです。
 鳥居さんは京都市を拠点に全国で活動する作家で、軽くふんわりと編まれたニットが特徴です。館内では、軽さを表現するよう宙に浮かせる展示が多用されており、1階を華やかに彩ります。
 佐々谷さんは、南丹市在住で、輪を基調とした作品と、針金を指編みして作られた作品が展示されています。編み込まれた細い針金の柔らかな印象や、敢えて錆止めをせず時間の経過による鉄の変化を感じられる作風が特徴です。
 10月28日には、カシミヤマフラーを作るワークショップも開かれました。
 鳥居さんの指導で、色とりどりのカシミヤの糸を、家庭用編み機でマフラーに仕上げていきます。
 編み機を初めて見る人や懐かしむ人など反応は様々ですが、参加者は熱心に編み機を動かし、オリジナルの模様のマフラーを編んでいきました。
 この展示会は、11月23日まで開かれています。

森の京都「なんたん」カレッジ 今年も開催 地域の歴史・文化を語り継ぐガイドを目指して

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 10月25日、国際交流会館で、森の京都「なんたん」カレッジ地域学芸員養成講座が開催されました。 
 南丹地域の自然や文化遺産、歴史を研究し保存、育成することで、地域活性化や観光振興に活用していこうと、文化庁補助事業の採択を受け、森の京都「なんたん」エコミュージアム実行委員会が主催して開いたものです。開講式で実行委員会の寺田弘和副会長は「コロナ禍で開催できるか心配していた。素晴らしい歴史を学び楽しみ、後世に伝える語り部として活躍いただきたい」と挨拶しました。
 今年度のテーマは「明智光秀と南丹ゆかりの地」で、この日は武庫川女子大学准教授の古野 貢さんが、室町幕府の管領、守護であった細川氏と丹波支配について、また天理大学准教授の天野忠幸さんが、八木城ゆかりの内藤宗勝の役割などを話し、受講生らは興味深く学びました。
 地域学芸員養成講座は今後、12月まで全6回の講座が開かれ、全講座受講者には修了書が手渡されます。

京都美山かやぶきの里継承会 伏見稲荷大社の大しめ縄づくり始まる

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 10月25日、大安吉日のこの日から、一般社団法人京都美山かやぶきの里継承会が、伏見稲荷大社に納めるための大しめ縄作りを始めました。
 高齢化が進む美山町鶴ヶ岡のしめ縄グループが、毎年伏見稲荷大社に納めている大しめ縄の技を、後世へ受け継ぎたいと、京都美山かやぶきの里継承会が主催して、今年8月から練習を重ねてきました。そしてこの日から、伏見稲荷大社に納めるためのしめ縄を作りはじめました。男性は、3人で息を合わせて作る大しめ縄を、女性は、美しい色合いのしめ縄を作るための藁そぐりを、熟練の技を持つ人たちから手ほどきを受けました。
 今後2週間制作にあたる予定で、およそ70本の大しめ縄作りに励んでいきます。

美山町盛郷林区 地域の歴史を学び 西の鯖街道案内看板を設置

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 10月25日、美山町盛郷の林区で、西の鯖街道の案内看板と記念碑の除幕式が行われました。
 美山町林区は、若狭で水揚げされた海産物を京の都へと運ぶ、西の鯖街道沿いの集落です。地域の歴史を学び、豊かな自然と景観を守りついでいくためにと、南丹市の集落支援事業を活用して、地域の紹介看板と、西の鯖街道の記念碑を設置しました。
 看板や記念碑の制作者が紹介された後、美山町在住の郷土史家、小畑正彦さんが講演しました。 
 明治時代には、一年で約6000人が、往来に林区を使用していたことや、若狭から丹波への玄関口として、昔は、休憩地や中継地としての役割があった話などを聞きました。
 参加者は、西の鯖街道の歴史と文化について学び、自分たちの住んでいる地域への愛着を高めました。

森の学舎五ヶ荘 森のマーケット 地域と施設の接点に

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 10月25日、日吉町四ツ谷の森の学舎五ヶ荘で、森のマーケットが開かれました。
 このイベントは、昨年秋に続いて2回目の開催で、施設で活動するクラフト作家らと地域との接点を作ろうと始められたものです。
 当初春に開催を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響でこの時期の開催となりました。
 会場では恒例の朝市のほか、クラフト作家による手作り品や古書、ポン菓子など多彩な出店があり、賑わいました。
 今後も地域の人にもっと知ってもらえるよう継続して行いたいと主催者は話しており、次回は春ごろに開催する計画です。

京都聖カタリナ高校戴帽式 看護の誓いを胸に

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 10月24日、京都聖カタリナ高校で、看護科の戴帽式が行われました。
 本来であれば春に戴帽式が行われ、生徒たちは医療機関での実習が行われるはずでした。しかし、新型コロナウイルスの影響を受け、戴帽式は延期、医療機関においての現地実習も学内実習となっていました。
 今回、感染症対策をとった上で開催され、園田研一学校長は「現場では様々な苦難があるかもしれないが、強いメンタルを持って乗り越えていってほしい」と激励しました。
 戴帽式は、初めての看護実習に望む前に、看護の道を志す意識を高め、決意を新たにするものです。看護科3年生47人は保護者に見守られ、ナースキャップ、バッヂを受け取りました。
 生徒たちは、キャンドルライトを手に、誓いの言葉を朗読しました。戴帽生は、誓いを胸に今後、医療機関での現地実習に望みます。

南丹市立文化博物館 秋季特別展 八木城と内藤氏~戦国争乱の丹波~

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 南丹市立文化博物館で、秋季特別展「八木城と内藤氏 戦国争乱の丹波」が開催されています。
 八木城は、室町時代に丹波守護代として、広大な丹波の国を治めていた内藤氏の居城で、戦国武将明智光秀による丹波攻略によって落城したとされています。
 展示会では、八木城に関する古文書や絵図、内藤氏歴代に当てた書状などが並びます。
そのほか、キリシタン武将として有名な内藤如安の活躍を記録した、イエズス会宣教師による記録本など貴重な資料が展示されています。
 また初日の10月24日には、城郭ライターとして有名な萩原さちこさんが来場しました。
 地元、八木城と内藤氏の知られざる歴史の一端に触れる展示会は、12月6日まで開催されます。

NPO法人グローアップ ハロウィン祭り 笑顔でハッピーハロウィン!

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 10月24日、園部公園で秋の大ハロィン祭りが開かれ、親子連れおよそ220人が参加しました。
 子育て支援を展開するNPO法人グローアップが企画したイベントで、カボチャやおばけなど、ハロウィンの仮装をした小さな子どもたちが、園部公園の中に設けられたポイントを巡り、お菓子をもらいました。昨年までは八木町商店街を巡る人気のイベントとして開催していましたが、今年は、コロナ対策として、参加者が密にならないよう工夫して開かれました。
 ここちよい秋晴れのもと、思い思いのポーズで写真を撮り、楽しいひと時を過ごしました。

子育てカフェ ~胡麻地域の遊び場を考えよう

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 10月24日、日吉町胡麻で子どもの遊び場について考える「子育てカフェ」が開かれました。
 胡麻地域まちづくり協議会が主催し、地域のこれからを考えていくため開かれたもので、子育て世代の住民に気軽に参加してもらいやすいよう、広い芝生広場で、青空カフェ形式で開催されました。 
子ども達をのびのび遊ばせながら、胡麻地域における子どもたちの遊び場や環境について、住民達が意見交換を行いました。
 参加者からは「遊び場が記載されたマップが欲しい」、「定期的に今回のような交流できる場が欲しい」といった声が聞かれました。

八木の住宅街で不定期マルシェ 地域住民中心に口コミで人気じわり

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 10月23日、八木町栄町3丁目の朝日製粉所で、朝日マルシェが開かれました。
 このマルシェは、地元を盛り上げる目的で今年7月から始め、今回が6回目の開催です。会場には、南丹市や近隣地域の農産物や加工品、パン、米粉製品などが並びます。
 あいにくの雨の中でも、オープンと同時に買い物客が訪れ、店主らと会話が弾みました。
 主催者によると、買物客の多くは地元住民で、口コミで評判が広がっているとのことです。「地域の方にもっと出店してもらい、楽しい場として定着させたい」と話していて、今後も月に1回から2回ほどの開催を続けていく計画です。

第1回南丹市ICT教育研究委員会 意欲を高めるオンライン学習を

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 10月22日、殿田小学校で、第一回南丹市ICT教育研究委員会が行われました。
 殿田小学校は、学力向上システム開発校として、昨年から積極的に、ICT機器を活用した、オンライン学習に力を入れています。
 今回は4年生の社会科の授業で、市役所の危機管理対策室とオンラインで結び、自然災害から暮らしを守るための、南丹市の役割について、職員から話を聞きました。
 南丹市教育委員会や、市内の小・中学校の教員たちが見守る中、子どもたちは、災害時の南丹市の取り組みや、避難所や備蓄品などについて、元気よく質問しました。
 そのあと、授業研究会が行われ、
担任の東野昌平先生は、「今年はなかなか校外学習に出かけることが難しいが、ICTを活用することで、離れた場所にいながら、生の声を聞けるため、子どもたちの主体性を伸ばすことができる」と語りました。
 今後、GIGAスクール構想として、一人一台の端末が導入される見込みもあり、ICTを活用した授業力の向上にむけて、課題と成果について話し合い、考えを深めました。

南丹市ケーブルテレビ事業の在り方審議会設置 中長期的に安定した運営をめざし意見交わす

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 10月22日、南丹市役所で、第1回南丹市ケーブルテレビ事業の在り方審議会が開かれました。
 財政的な課題がある中、ケーブルテレビ事業を今後安定的に継続するにはどのように運営すればよいか審議するため、ケーブルテレビの在り方審議会が設置されました。委員は各町区長会や商工会などの各種団体代表者、学識経験者、公募委員など12人で、委員を代表して公募委員の片山享子さんに西村市長から委嘱状が手渡されました。また、総務省地域情報化アドバイザーで審議会会長の井上あい子さんに諮問書が手渡されました。
 審議では、事務局から事業内容と加入状況、今後の財政見通しや近隣のケーブルテレビの運営状況などが説明され、委員からは、テレビやインターネット環境、自主放送など、市民が受けている恩恵についてや民間移行した場合の費用の問題など、活発に質問や意見が出されました。審議会は今後12月にかけておよそ3回行われ、答申書をまとめる予定です。

園部文化観光協会 秋を満喫するモニターツアーを計画

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 10月20日、国際交流会館で、一般社団法人園部文化観光協会の第1回理事会が行われました。
 協会では、園部の歴史や自然、文化など、観光資源の掘り起こしや発信、特産品の開発などに取り組むため、この日専門委員会が設置されました。
 活動の手始めとして、園部町内の史跡などを自転車で巡るサイクルツーリズムと、着物で紅葉狩りや生身天満宮への参詣、女性の館で手作り体験する「着物でお詣り」、この2つのモニターツアーを実施することを決めました。
 委員からは、今後モニターーツアーなどの結果を踏まえながら、観光マップの作成や各種ツアーの計画、案内人の育成、自然と食をつなげる取り組みなどを展開したいと、多くの提案が出されました。

南丹教育局 管内幼児教育推進研修会 横の連携強化で幼児教育の質向上 初開催

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 10月20日、八木町のクアスポくちたんで、公立・私立の幼稚園・保育所・認定こども園が参加して、管内幼児教育推進研修会が開かれました。
 この研修会は、一昨年に幼稚園・保育所・認定こども園での子どもの目指す姿が共通化されたことを受け、施設同士の連携を強める事を目的に、南丹教育局が初めて開いたものです。
 南丹教育局から管内の小学校児童の状況について説明のあと、コロナ禍での取り組みを、亀岡市立幼稚園の中井佐栄子園長が発表しました。この幼稚園では、教職員同士が連携し、子ども達や保護者への思いやりと工夫で、新しい生活様式を取り入れた保育を実現してきました。
 中井園長は「コロナ禍で保育について、また保護者とのつながりや教職員の働き方、チームワークなどを見つめる機会になった。ピンチはチャンスであり、今後も子どもを主人公にした保育を行っていきたい」と成長の手応えを語りました。

園部高校で英語スピーチコンテスト 「自己発信型の英語力」を身につけよう

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 10月22日、園部高校で、令和2年度校内英語スピーチコンテストが開かれました。
 国際化の時代を生きる高校生が、自分の考えを英語で伝える力、話したり聞いたりする力を伸ばそうと開かれており、1、2年生の対象クラス138人が参加しました。クラスから選ばれた12人の生徒が、「スマートフォン、SNSのマナーや使い方」「ハラスメントにどう立ち向かうか」「政治的関心を高めるための教育」についてなど、高校生が感じる課題や思いを述べました。
 審査員の先生からは「何が一番伝えたいことかを明確にし、どう強調するか。それを聞いた側が共感したり、意見を持つことがスピーチの楽しさであり、今後も技術を磨いていって欲しい」と話しました。例年は発表者の中から、近畿、全国につながる京都府大会の出場者が選ばれますが、今年は新型コロナの影響で大会が中止となり、校内で上位6人が入賞者として表彰されました。

南丹警察署 くちうどの郷で啓発活動 新啓発グッズで特殊詐欺被害防止を訴え

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 南丹警察署では、特殊詐欺被害防止を訴える新しい啓発グッズの製作し、10月18日、園部町口人の野菜市、くちうどの郷で配布を始めました。
 啓発グッズは買い物などの際に使う事のできるエコバッグで、京都府警察のキャラクター、ポリスまろんと、南丹市、京丹波町にゆかりのある、じゅういちくんと味夢くんが描かれています。
 買い物客は、エコバッグを受け取ると、さっそく購入した野菜などを入れていました。
 南丹警察署は、「日常的に使用するエコバッグをきっかけとして防犯に関心を持ってもらいたい。警察も、地域のイベントなどで、積極的に防犯を呼び掛けていきたい。」と話しています。

南丹市戦没者追悼式 戦後75年 不戦の誓い新たに

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 10月18日、日吉生涯学習センターで、南丹市戦没者追悼式が執り行われました。
 今年はコロナ対策のため、例年の4分の1ほどの規模で、およそ50人の遺族が参列し、第二次世界大戦などで亡くなった南丹市の全ての犠牲者に対し、祈りが捧げられました。
 西村市長は「戦後75年が経過し、未来を担う子どもたちに、戦争の悲惨さ、平和の尊さを語り継ぐ責務がある」と述べました。
 また、八木町遺族会の國府靜雄会長は「現在も民族間での戦争や核の不安が絶えない。悲しみの歴史を繰り返さないよう、不戦の誓いを新たにする」と思いを語りました。
 最後は全員で花を捧げ、戦没者の冥福を祈りました。

八木町氷所にコウノトリ飛来

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 10月16日、八木町氷所の富栄池に、コウノトリが飛来していました。この池は今、水が抜かれており、ドジョウや魚などの豊富なエサを、コウノトリが、ついばんでいました。
 毎日、観察している日本コウノトリの会の八木 昭さんにお聞きすると、「現在八木町には7羽のコウノトリがいるそうで、日々場所を移動しながら過ごしている」ということです。
 9月に巣塔を設置した八木町室橋区にもコウノトリが滞在しているようで、巣塔の上でくつろぐ姿を見て、区民は、大変喜んでいるということです。

日吉町民生児童委員協議会 子どもたちの朝の見守り活動をスタート

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 10月15日、日吉の小中学校であいさつ運動が実施され、日吉町民生児童委員協議会の委員が、子どもたちの見守り活動のため、朝の街頭に立ちました。
 今年度の会議で子どもたちの見守りにも力を入れることを決め、この日初めて緑色のビブスを着用し、7人の委員が、教員やPTA役員とともに、学校周辺に立ちました。
 この日は、殿田中学校・殿田小学校・胡麻郷小学校前など、学校周辺に立ち、あたたかく登校を見守りました。 
 子どもたちと元気な朝の挨拶を交わし、さわやかな一日のスタートとなりました。

第15回南丹市小学生陸上運動交歓記録会 青空のもと自己の記録に挑戦!

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 10月14日、園部公園陸上競技場で、第15回南丹市小学生陸上運動交歓記録会が行われました。
 今年度は、新型コロナウイルスの影響で6年生のみの参加となり、南丹市内7校の226人が参加しました。
 100メートル走と選択種目の50メートルハードル、800メートル、走幅跳、ソフトボール投げに挑戦し、自分の目標に向かって懸命に汗を流しました。また、他校の児童と競い合い、お互いの記録を讃え合う姿もありました。
 選抜種目の4×100メートルリレーは、スタンド席からの声援を背に、4人でバトンをつなぎました。
 閉会式では、各種目1位の選手に表彰状が手渡されました。

京都丹波高原国定公園ビジターセンター 自然保護活動を行う団体の座談会開催

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 10月10日、美山町安掛の京都丹波高原国定公園ビジターセンターで座談会が行われました。
 京都丹波高原国定公園のエリア内で、自然保護活動を行う団体を支援するため、活動の広報やお互いの知識を共有する場として開かれたものです。
 南丹市の「内久保環境・史跡保存会」と「京都大学芦生研究林」をはじめとする5つの団体が登壇し、各団体から活動内容が紹介されたあと、ミニ座談会として来場者からの質問などに答えました。
 担い手の高齢化や世代交代、収益化など団体間で共通の課題も見られたほか、希少な植物を守る環境整備の方法や、植物を守りながらビジネスへとつなげる方法など、各団体ならではの取り組みも発表され、有意義な座談会となりました。

スプリングスひよし 開業22周年記念イベント ハロウィンとサプライズ花火で祝う

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 道の駅スプリングスひよしで、開業22周年を記念して、イベントが開催されています。
 10月10日には、マスコットキャラクターゆっぴ~が登場し、ハロウィンのステージがありました。ハロウィンの衣装で来場した子どもたちにはお菓子のプレゼント。ゆっぴ~と一緒にクイズをしたり、じゃんけんゲームを楽しんだりと、楽しいひと時を過ごしました。ハロウィンイベントは、10月31日にも開催されます。
 また夜にはサプライズ花火が打ち上がりました。22周年の感謝の気持ちを込め、そして新型コロナウイルス撲滅を祈願する花火が、日吉ダムの上空に上がり、訪れた人々を笑顔にしました。

殿田小学校安全協議会 発足 子どもたちを守るため地域一丸で見守りを

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 10月9日、地域ぐるみで子どもたちの安全を守るため殿田小学校 安全協議会が発足しました。
 殿田小学校では、広い校区からバスや徒歩で児童が通うため、地域の人たちに積極的に見守りに参加してもらう仕組みをと、学校運営協議会を中心に考えてきました。
 そこで、日吉町の11団体、防犯協会・民生児童委員協議会・保護司会・更生保護女性会・交通指導委員会・南丹警察署などが協力・連携して活動する殿田小学校安全協議会が発足しました。
 代表は、殿田小学校学校運営協議会会長の丸山敏夫さん、副代表は、防犯協会殿田支部代表の井尻治さんに決まりました。
 主な活動は、子どもたちの見守りを無理のないようできる範囲で行うこと。車などにステッカーを貼ったり、登下校の際には農作業や散歩をしながら、地域住民一人一人が見守り隊として、意識を子どもたちに向けることで、安心安全なまちづくりを目指します。

園部高校附属中学校 レシテーションコンテスト 英語の暗唱で発信力・表現力を培う

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 10月9日、園部高校附属中学校で2・3年生によるレシテーションコンテストが開かれました。
 英語の暗唱に取り組むことで、発信力や表現力を伸ばし、国際的視野を持つ人材を育成したいと毎年行われており、今年はコロナ禍の中、2、3年生が同じ教室にいることを避け、インターネットを利用して、別教室で視聴しました。
 発表したのは、各クラスから予選を通過した8人で、2年生は、困難にぶつかった時どのような反応をするか教訓を説いた物語を、また3年生は、第二次世界大戦で多くのユダヤ人の命を救った日本人外交官「杉原千畝物語」を、課題文として暗唱。生徒たちは緊張の中、思い切って発表しました。
 生徒一人一人が物語の趣旨を理解しながら発表し、講評では「表現力が素晴らしかった」と努力の成果が讃えられました。

南丹市議会9月定例会 児童・生徒ひとり1台にタブレット端末

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 10月7日、南丹市議会9月定例会が再開しました。
 令和元年度南丹市一般会計、特別会計、企業会計の決算認定等について、決算特別委員長より報告があり可決・認定されました。
 また、国のギガスクール構想を進めるため、児童・生徒一人に1台、2510台のタブレットの購入についてなど、併せて2議案が西村市長より追加提案されました。
 両議案とも可決され、9月議会が閉会しました。

美山とデンマークの交流事業 プロジェクト「田(デン)マーク」稲刈り

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 10月7日、美山町和泉でデンマークとの国際交流の一環として稲刈りが行われました。
 美山町では、2015年からデンマークのヘルシンゲの住民と草の根交流を続けており、昨年からは豊かな農村環境を活かした米作りに取り組んでいます。
 この日は、美山の小中学生の有志が集まり、稲刈り機のバインダーの操作を教わったり、鎌で刈るなどして稲刈りを行いました。
 プロジェクト「田マーク」と名づけられた米作りは、デンマークの国旗が田んぼの田の字に似ていることから、2種類の米を植え田んぼアートにしています。本来なら、国際交流の舞台となるところでしたが、今年はコロナの影響でデンマークからの来日がかなわず、後日、稲刈りをしている映像を交えてインターネットで交流しました。
 稲木干しをして全ての稲刈りを終えた子どもたちの顔は達成感であふれていました。

教育長から聖家族幼稚園の園児にプレゼント 健やかな成長と幸せを願って

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 10月6日、聖家族幼稚園に木村義二教育長が訪れ、5歳児の27人に自由帳をプレゼントしました。
 この自由帳は、6月に予定していた南丹市・亀岡市・京丹波町の私立幼稚園が交流する行事で渡す予定だったものです。行事が、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、中止となり、この度教育長から手渡すこととなりました
 こどもたちから「みんなで大切に使います」とお礼のあいさつがあったあと、感謝の気持ちを込めてダンスを披露しました。
 最後に木村教育長から、「みんなが元気に踊る姿で、心があたたかい気持ちになった。自由帳は、楽しい夢の絵を描いて使って欲しい。みんなのこれらの活躍を応援しています。」と挨拶がありました。

京都府市長会秋季定例会 市が連携してwithコロナに立ち向かう

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 10月5日、国際交流会館で、令和2年度京都府市長会秋季定例会が行われました。
 京都府内15の市長や副市長が集う中、開催地である西村市長が「京都府の中央部にある南丹市は、府内の北部、南部どちらに住む方からも近く便利な場所。京都府の中枢機関などの設置についても検討してほしい」と地域の魅力について語りました。
 議事では、今年度上半期の京都府市長会会務や昨年度の事業、歳入歳出決算について報告がありました。また、京都府予算に対する要望には、新型コロナウィルスの感染症対策や教育・福祉・雇用への支援、経済システムの構築、移住・定住促進施策の充実といった、新規項目がみられました。
 Withコロナの新たな時代を迎え、地域行政の役割を、連携し果たしていくことを確認し合いました。

八木西小学校1、2年生 大きなお芋に大歓声!

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 10月5日、八木西小学校で、1、2年生が芋掘りをしました。
 例年子どもたちが苗を植えるのですが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、地域の人たちと先生で植えたものです。
 この日も、地域の人たちや学校運営協議会に協力してもらい、友達と協力しながら、楽しく取り組みました。
 土の中からサツマイモが出てくると、子どもたちから歓声が上がりました。
 収穫した芋は、子どもたちが家に持ち帰り食べるということです。

美山町鶴ヶ岡 諏訪神社例祭 秋の実りに感謝し 地域の安寧を祈る

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 10月5日、美山町鶴ヶ岡の諏訪神社で、令和2年の例祭が行われました。
 氏子らが今年度新調し奉納した、紫幕と幟旗が披露されたあと、氏子総代およそ20人が参列し、神事が厳かに執り行われました。
 諏訪神社では、秋の実りへの感謝と地域の安寧を願い、毎年例祭が行われていますが、15年に1度は、大祭を行い、各地域の奉納芸が披露されます。今年は大祭が予定されていましたが、新型コロナウィルスの影響で、一年後の令和3年10月10日に延期となりました。
 諏訪神社宮司の大野守さんは「大祭は延期となったが、来年にむけてこれからも、地域一丸となって取り組んでいってほしい」と話し、例祭を締めくくりました。

南丹市テレビ人権講演会 やさしさの時代を築こう

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 10月3日、国際交流会館イベントホールで、南丹市テレビ人権講演会が行われました。
 講師には、落語家の桂三風さんを招き講演と落語がありました。
 今年は、事前申し込みで少人数の会場参加となりましたが、多くの方に受講してもらうために、南丹市役所人権政策課、南丹市情報センターが協議を重ね、コロナ禍の中で、新しい講演会の方法として、生中継を実施しました。
 三風さんは、「周囲の状況をよく考え、思いをめぐらす、慮る」という気持ちをもって人と接することの大切さを語りました。

園部小学校3年生 名人から教わる 瓢箪でストラップづくり

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 10月2日、園部小学校の3年生が、瓢箪の装飾をする授業を受けました。
 この授業は、総合的な学習の時間の一環で、校区内の良いところを見つけることをテーマにしています。今回は、瓢箪で町の活性化を目指す、南丹・瓢丹・愛丹会が講師を務め、瓢箪の加工を指導しました。
 使用した瓢箪は、学校で子ども達が育てたものと、京都府立農芸高校で育てられたものです。会員によって下処理されたものを、子ども達が塗料でマーブル模様をつけていきました。
 塗料を垂らしたバケツからゆっくり瓢箪を引き上げると、色が複雑に混ざり合う、世界で1つの模様が出来上がりました。
 子ども達は、それぞれの模様の違いを興味深く、見比べていました。房をつけてストラップに加工された瓢箪を、子ども達は嬉しそうに通学鞄に付けていました。

丹波支援学校 黄金色に実った稲の刈りとりを体験

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 10月1日、八木町柴山の丹波支援学校中学部の生徒が、稲刈りに取り組みました。
 稲刈りの前には、田んぼを獣害から守るために生徒たちが制作した案山子の表彰式が行われました。
 グループごとに分かれ、趣向をこらして作ったキャラクターなどにむけて、賞が贈られました。
 丹波支援学校中学部では、地域との共生、協働を目的に、学校の近隣の田んぼを借りて、米作り学習に取り組んでいます。 
 今年は、新型コロナウィルスの影響による休校期間中に、地域の方と教員で、田おこしや代掻きを行い、6月には、生徒たちが田植えをしました。
 晴天に恵まれたこの日、2アールの田んぼで成長し、黄金色に実ったキヌヒカリを刈り取っていきます。生徒たちは協力して、鎌やハサミで、力いっぱい取り組んでいました。
 生徒たちは「とても楽しかった。大きく育って嬉しい。」と笑顔で話し、刈り取った稲を稲木掛けしていました。
 乾燥したワラは、12月に予定している、しめ縄づくり体験で使用するということです。