木戸豊吉翁頌徳碑説明案内板除幕式 園部以北の山陰線敷設の功労者を讃え 学ぶ

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 園部以北の国鉄の誘致運動に取り組み、地域振興に尽力した、日吉町上胡麻出身の木戸豊吉翁。その功績について説明した案内板が設置され、11月1日、除幕式が行われました。
 案内板は木戸豊吉翁頌徳碑の隣に設置され、胡麻地域まちづくり協議会の芦田昌德会長や西村良平市長などが設置を祝い除幕しました。
 そのあと日吉胡麻基幹集落センターで、木戸豊吉翁の功労について学び、南丹市集落支援員の浅田徹雄さんから、明治43年当時の時代背景などについて話しを聞きました。浅田さんは、「木戸豊吉翁の鉄道誘致により、日吉に鉄道が開通し、物資輸送や胡麻駅前の商店の設置など、住民の活気につながった。地域の発展に欠かせない人物だ」と語りました。
 また、主催した胡麻地域まちづくり協議会の芦田昌德会長は「功績をしっかりと後世に語り継ぐため、今回設置した案内板が役立てばうれしい」と話し、参加者は地域の偉人に思いを馳せていました。