園部第二小学校 研究発表会 食の正しい知識を身につけ 児童の生きる力に

S00001196

 園部第二小学校では、平成30年度から3年間、食に関する指導の充実を目指す実践校として、指定を受け、取り組んできました。
 11月6日には、南丹市と京丹波町の幼稚園・保育所・小学校・中学校の教員による研究発表会が開催され、公開授業が行われました。
 3年生は、醤油や味噌など様々な加工品に姿を変える「大豆」について学びました。
 また5年生は、社会の授業で、日本の食糧生産が抱える課題をテーマに、ゲストの道の駅京都新光悦村で働く野々口 康史さんと一緒に学びました。班ごとに考えた食料自給率を上げるキャンペーンでは、生産情報を写真で紹介するアイデアやスタンプカードでおすすめの野菜を買ってもらう仕組みなど、児童たちのアイデアを発表。野々口さんから、「道の駅での販売にも活かしていきたい。」と感想がありました。
 そのあとの全体会では、地域の人の協力のもとに取り組んだサツマイモの栽培や米作り、栄養バランスや食文化を理解するための給食の献立作りなど、園部第二小学校が実践した食育の取り組みを報告しました。