こんにゃく手作り体験 味しみの良さと弾力のある食感

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 11月8日、八木町の神吉教育集会場でこんにゃく手作り体験が開かれました。
 日吉町胡麻の新町農家組合が「京都丹波で懐かしの食を味わうプロジェクト」の一環として行ったもので、今回は神吉地域で開催し、南丹市をはじめ、亀岡市や綾部市からの参加もありました。
こんにゃく芋は、イノシシなどの野生動物からの食害がなく、新町農家組合では、5年ほど前から生産、加工に取り組んでいます。
 直径15センチから20センチまで成長したこんにゃく芋15キロを使用し、炊いた芋をミキサーにかけ、タライに桜の木灰で作られた灰汁を少しずつ加えながら、手ごねを繰り返し、弾力を調整していきます。
 また午後からは、神吉の日吉神社宮司の大槻左門さんによる「伝統的なこんにゃく作りの歴史」と題した講演があり、学びを深めました。