音訳ボランティア やまびこの会 人と人をつなぐ録音活動に「緑綬褒章」

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 12月7日、南丹市役所市長室に、八木町の音訳ボランティアやまびこの会のメンバーが訪れ、緑綬褒章の受章を報告しました。
 緑綬褒章は、社会奉仕活動に顕著な実績を残した人を讃え授与されるもので、今年は全国で8名14団体が受章しました。
 八木町で活動する音訳ボランティアやまびこの会は、昭和58年に発足。目の不自由な方に、毎月2回、広報なんたんや市議会だより、社協だよりなど情報を録音して届ける活動をしています。
 代表の大内 清美さんは「37年間、行政や社会福祉協議会からの支援と、リスナーや仲間たちの協力で活動できたことが嬉しい」と感謝の気持ちを述べました。また、
 西村市長は八木町職員として関わりがあったことを振り返り「視覚障害のあるリスナー一人ひとりを思い浮かべながら一生懸命活動されていたことを思い出す。引き続き頑張ってほしい」とお祝いの言葉を送りました。
 やまびこの会では、ボランティアもリスナーも高齢化しているが、声と一緒に人のぬくもりを届け、活動の輪を広げていきたいと話しています。