森 里 文化セミナー2020 地域固有の伝統文化、景観を次の世代へ


 1月22日、美山町の京都丹波高原国定公園ビジターセンターで、森里文化セミナー2020が開かれました。
 豊かな自然とそれに寄り添う暮らし、歴史や伝統文化が息づく京都丹波高原国定公園。この地域で暮らす知恵と自然の現状などを学び、地域経営や地域マネジメントを考えるセミナーで、第1回は京都大学大学院地球環境学堂 准教授の深町加津枝(かつえ)さんを招きました。深町さんは京都丹波高原国定公園指定の際、専門委員として関わった一人で、国定公園指定の経緯や利用と保護について話しました。
 深町さんは「景観とは生業、暮らしを映し出す鏡。地域固有の伝統文化や景観を保全・活用すること、森・里・水辺を意識し取り組むことが大切」と話しました。