園部中学校1年生 地域防災学習 普段の生活から自分たちにできることとは

 園部中学校では「地域とともにある私たち」を3年間のテーマとし、1年生では、総合的な学習の時間に地域防災学習に取り組んでいます。
 2月4日には、災害時に支援活動などの経験がある3人の講師から話を聞きました。東日本大震災で支援活動を行った、南丹市社会福祉協議会事務局長の榎原克幸さんからは「災害で最も恐れることは風化すること。災害を他人事でなく自分事として考えることが大切」と話しました。
 また平成25年の台風18号で地域が水害に遭った時のことを、横田区防災委員長の松本 健さんと、当時園部中学校に勤務していた平井祐子さんが講演。「被災した時でも自分のことより、地域の子どもたちのことを考えてくれる大人がいること」や「自ら災害ボランティアに駆けつけた中学生」の話を聞き、生徒会本部役員の山田陽輝さんと木村咲智さんが、災害を通して地域とつながる大切さについてプレゼンしました。
 また、講演の後、グループに分かれ、普段の生活から、自分たち中学生に何ができるのかを意見を出し合い、思いを共有しました。