南丹市環境審議会 第2次計画 環境保全に携わる人材育成を重点に

 2月10日、南丹市役所で南丹市環境審議会が開かれました。
 南丹市では、環境基本計画を定め、温室効果ガスの排出削減や地球温暖化防止対策のために、地域が主体となった環境保全活動などに取り組んできました。
 この審議会は、さらに今後10年間を見据えた第2次計画の策定に向けて、10人の委員が意見を交わし素案作りに取り組んできたもので、今回で最終となります。
 第2次計画の重点プロジェクトには、小中学生や市民が環境について話し合う場を作り、出前講座などの開催を通して、環境保全に携わる人材の育成などがあげられています。委員からは、環境の取り組みについて認知度が低いことが気になる。また、市民や事業者に、環境計画の存在を知ってもらうことが大切。分かりやすい言葉で南丹市の環境問題について提起する工夫が必要など、計画案を実行するための広報についての意見が多く出ました。
 完成した第2次計画の素案をもとに、22日に、南丹市へ答申書が提出されます。