第25回京都伝統工芸大学校卒業・修了制作展 想いを継ぎ、時代を担う作品作りを

 2月27日から京都伝統工芸大学校、第25回卒業・修了制作展が京都市中京区にある京都伝統工芸館で開催されています。
 京都伝統工芸大学校では、伝統工芸の基礎を学び、新たな時代を担う作品作りを目指しています。
 展示会は、木工芸や彫刻など分野ごとに分かれて展示されており、学生がこれまでに学んできた技術を使って個性溢れる作品、約110点が並んでいます。
 京友禅を使ったウエディングドレスや繊細で幾何学的な組子細工。  
 型取りからこだわって制作した透し彫り香炉などが展示されています。
 また京都伝統工芸大学校の卒業生による「京の伝統工芸新人作品展」と漆工芸専攻で教鞭をとる大家忠弘教授の特別展示も同時開催されており、伝統工芸の美を楽しめます。
 京都伝統工芸大学校卒業・修了制作展は3月7日 日曜日まで開催されています。