美山町岩江戸区 案内看板おひろめ式 地域の宝 松山城跡を紹介

 3月28日、美山町大野の岩江戸区の住民が集まり、地域で伝承されてきた松山城を紹介する看板のお披露目式が開かれました。
 岩江戸区長は、「2年前から区の活性化を図るために城山整備プロジェクトとして取り組んできた。地域の宝である松山城を知り、歴史ロマンを感じて欲しい。」と挨拶しました。
 そして岩江戸区の4人の小学生が除幕し、看板を披露しました。
 松山城跡は、大野地域活性化センターの裏山に、屋敷跡をはじめ竪堀や横堀などの遺構が見つかっています。戦国時代、この辺りは松平氏が統治していましたが、松山城は、明智光秀の丹波攻略の時期にあたる天正5年、1577年に農民一揆により落城したと伝えられています。 
 山の入口には見学用の門が作られ、木を伐採するなど見晴らしもよくなりました。区民たちは、城跡を散策しながら地域の歴史に思いを馳せていました。今後は、見学会なども実施される予定です。