埴生のシンボル復活プロジェクト 看板お披露目会 “埴生城” を地域の憩いの場に

 4月28日、園部町埴生の、埴生城跡登山口に設置された看板のお披露目会が開かれ、集まった区民が設置を祝いました。
 埴生城は、戦国武将、明智光秀の味方となり活躍した野々口西蔵坊が治めた城と伝わっています。手つかずの山中にあった埴生城跡へ再び登れるようにしたい、区民の憩いの山にしたいとの思いから、2年前に地元の有志が「埴生のシンボル復活プロジェクト」を結成し整備を進めてきました。山の木を多く伐採するなどして登山道が完成、このたび看板も設置されました。代表の美馬謙一さんは「歴史深い埴生城跡を再生したいと取り組んできた。区民の皆さんの協力を受け、完成して嬉しい」と挨拶しました。
 今後は、観光客も立ち寄りやすい場所にするため、案内版などを増やして行く予定です。