新型コロナワクチン 65歳以上の集団接種を開始

 5月29日、南丹市国際交流会館で、新型コロナワクチン、65歳以上の方の集団接種がはじまりました。
 初日受付開始前には、西村良平市長から「医師、看護師ら多くの関係者の皆さんのおかげで開始することが出来た。」と感謝の言葉がありました。また船井医師会の山田智裕医師は「集団接種ができる日を待っていた。接種にあたる方々には緊張せず取り組んでほしい」と話しました。
 南丹市では、65歳以上の9540人分のワクチンを確保しており、5月17日から年齢別に区切って予約を開始。この日までに5700人が予約を済ませています。聴覚障害者のための手話通訳も取り入れ、29日には198人が一回目の接種を済ませました。
 接種は園部、八木、日吉、美山の、予約したいずれかの会場で一人2回接種。8月8日まで毎週土曜日と日曜日に実施されます。

西本梅地域振興会交流カフェ 移住者編 気軽に意見交換

 5月29日、園部町の旧西本梅小学校で、西本梅地域振興会が主催する交流カフェが行われました。
 この会は、地域活性のために住民が地域に対する要望や考えなどを持ち寄り意見交換を行ったり、住民同士が繋がる場としての役割を果たしています。
 今回は移住者編として、西本梅地域に移住してきた住民、現在移住を希望している人達が集まり、人口減少に悩むこの地域にいかに住民を増やし、定住してもらうかを課題として意見交換しました。
 参加者は、移住するきっかけとなった話しや実際に移住してどうだったかなど、自身の体験を話しました。
 「西本梅地域は景色が良いのが魅力」、「移住者を快く迎え入れてくれる人間関係がよい」や「空き家バンクの登録がもっと増えれば移住者も増えるのでは」など、活発な意見交換が行われました。

春の防犯功労者表彰 20年間にわたる防犯活動を讃える

 5月27日、南丹警察署で春の防犯功労者表彰・伝達式が行われました。
 これは、京都府防犯協会連合会が地域の防犯活動に尽力してきた団体や個人を表彰するもので、今回は、南丹船井防犯協会副会長の塩貝正和さんが表彰され、南丹警察署 厚地 信昭署長より伝達を受けました。
 塩貝さんは、日吉町胡麻地域で青色防犯パトロールや胡麻郷小学校の見守り隊活動など、20年間にわたり防犯協会の活動に取り組んできました。表彰を受け、塩貝さんは「今後も地域の安心安全のために防犯活動に取り組みたい」と気持ちを新たに挨拶しました。

口丹地区私立幼稚園 園児大会 オンラインで楽しい交流を

 5月26日、口丹地区私立幼稚園の園児大会がオンラインで開催され、聖家族幼稚園の5歳児が参加しました。
 この大会は、園児たちが交流し健やかな成長を願うために開かれているものです。南丹市の聖家族幼稚園と、亀岡市の4つの私立幼稚園の5歳児、合わせて218人が参加。昨年はコロナ禍で実施できませんでしたが、今回はインターネットを介して開催されました。
 歌に合わせてダンスをしたり、じゃんけんの手遊びをしたり、各会場から園児たちの元気いっぱいの姿が配信され、楽しい交流となりました。
 また大会のあとには、参加した木村義二教育長からお絵かき帳のプレゼントがありました。「これからも園での生活を頑張って下さい」と声をかけ、一人ずつ手渡しました。

雪印メグミルク京都工場池上製造所・南丹警察署 講習で職員の交通安全の意識を高める

 5月26日、雪印メグミルク京都工場池上製造所で、南丹警察署の交通安全講習が行われました。
 この講習は、年に一度、職員の交通安全の意識を高めるためにと開かれているものです。
 南丹警察署交通課の井崎道子さんから、通勤時の自動車運転について、講習を受けました。
 南丹市では、国道9号をはじめとする主要幹線道路や八木駅周辺などで事故が多発していることなどを聞きました。
 また、動画を見ながら、危険を感じたときにボタンを押す、危険予測シュミレーターを使って、参加体験型で、危険予測能力の向上をはかりました。路上駐車の裏から、突然車や人がとびだしてくるかもしれないことや、白い壁の建物の前に白い車が走るなど、景色と同系色の車は見つけにくいため、夕暮れ時などは特に気をつけるなど、安全確認の重要性を感じていました。
 参加者は、時間に余裕を持ち、広い視野を持って運転することの大切さを確認していました。

日吉ダム防災連絡会 洪水情報を円滑に伝達するため

 5月26日、日吉ダム管理所で、日吉ダム防災連絡会の幹事会が開かれました。
 日吉ダム防災連絡会は、西村南丹市長を会長とし、桂川流域の自治体や近畿地方整備局、広域振興局、警察署、漁業協同組合など29団体で構成され、洪水時の放流情報を円滑に伝達するために組織されています。
 近年は、梅雨前線や台風による大雨により、ダムからの緊急放流の頻度が高くなっており、洪水対策として3日前から事前放流を行うことや、情報発信時の記載内容などを確認し合いました。
 また幹事会のあと、ダム操作室や日吉ダム内部の見学がありました。水質を保全するための設備や洪水時に使用するゲートなどを見学し、日吉ダムの管理について説明を受けました。

美山中学校 非行防止教室 心のブレーキのかけ方を学ぶ

 5月26日、美山中学校で、全校生徒を対象に、非行防止教室が行われました。1年生の教室では、中学生として責任をもった行動をとるために大切なことについて、南丹警察署スクールサポーターの北村幸弘さんから話を聞きました。
 大切な人をがっかりさせないか?や自分がされたら傷つかないか?など、身近な問題から物事の善悪を理解し、正しい行動のできる人になるための原則を学びました。
 また、北村さんは、「友人から万引きを手伝ってほしいと頼まれた時も、しっかりと引きとめることができるのが、本当の友達。悪いことを悪いと注意し合える、本当の友達関係を作ってください。」と伝えました。
 スマートフォンのトラブルについても、話し言葉と書き言葉は異なるので、一度立ち止まってよく考えてから投稿することの大切さを語りました。
 生徒たちは、心のブレーキのかけ方をしっかりと学びました。

「地域とともにある学校づくり」研修会 子ども達の学びを深めるために

 5月25日、南丹市教育委員会が主催して「地域とともにある学校づくり」についての研修会が開かれ、南丹市立の幼稚園長、小、中学校の校長が、オンラインで講演を聞きました。
 コロナ禍の中、さまざまな工夫をしながら学校の取り組みを進める校長が、今後さらに保護者や地域の人たちとの連携を深いものにし、教育の実践につなげていくために開かれました。
 オンラインの講演では、福島県の小学校校長で、文部科学省コミュニティスクールマイスターの安齋宏之さんが講師となり、自身が校長として取り組んできた事例や思いを紹介しました。安齋さんは「地域や周りの人たちとの関わりが、子ども達の学びを豊かにし、自ら考える子どもへと成長させる。保護者や地域、教職員を巻き込み、じっくり話し合う過程を大切にしながら取り組んでいってほしい」と話しました。

八木西小学校 ICT授業 タブレット端末でアンケートやお絵かき

 南丹市の小・中学生には、一人一台、タブレット端末が配布されています。5月25日には、八木西小学校でタブレットを活用したICT授業が行われました。
 まずは、全校一斉にアンケートが実施され、6年生が1年生に使い方を教える姿がありました。アンケートは、毎年八木西小学校で撮影している人文字の図案を選ぶもので、全員がタブレットで5つの図案の中から投票しました。
 また1年生は、タブレットで絵を描く方法を教わりました。虹をテーマに、画面のパレットから色を選んで自由に塗っていきます。
 分からないところは子ども同士で教え合いながら、操作に慣れていきました。
 子ども達は「きれいにかけた」「やりかたが覚えられた」と話し、思い思いの虹の絵を完成させました。

知井地区 悠サロン 青空防犯教室で意識を高める

 5月23日、美山町中の河合神社で青空防犯教室が行われました。
 中地区では毎月1回地域の高齢者が集まれる場をと悠サロン開いています。今回は新型コロナ関連の特殊詐欺や新しいタイプの詐欺が増えてきている中、知井駐在所の兼子英敏さん、香さん夫妻を招いて、防犯、特に特殊詐欺にあわないためにどうすればよいか、話を聞きました。
 兼子さんは「電話口で現金やキャッシュカードなどの話が出ると詐欺を疑ってほしい。日頃の会話で詐欺について話したり、怪しい電話がかかってきたら自己判断せず周りに相談してほしい。不審な電話には録音付電話機などが効果的」と話しました。
 参加者は質問もしながら防犯意識を高めました。

園部町木崎町消防詰所 竣工式 地域の防災拠点の完成を祝って

 5月22日、園部町木崎町に新たな消防詰所が完成し、竣工式が開かれました。
 消防団園部支団・木崎町班の旧消防詰所は施設の老朽化のために建て替えが熱望されてきました。 
 このたび南丹市の過疎対策事業債を活用して建設され、新しい敷地に移転しました。
 新築の消防詰所は、総事業費3250万5千円で、延べ床面積79.48平方メートルの木造平屋建て。消防ポンプ車の車庫を始め、流し台のあるホールと8畳の和室、屋外にトイレや消防ホースを干すためのポールが設置されています。
西村市長をはじめ出席した消防団関係者らがテープカットで祝いました。また参加した住民は、住み慣れた町で安心安全に過ごせる地域づくりに努めていくことを誓いました。

vol.7めぇめぇマーケット 青空のもと 人とのつながり感じて

 5月22日、八木町本町商店街周辺で、南丹やぎの青空市と周辺店舗による「めぇめぇマーケット」が開かれました。
 地域の活性化をと、毎月第4土曜日に開いている南丹やぎの青空市。南丹市内外から多くの店舗が出店するようになり、この日はコロッケや唐揚げ、ちらし寿司など商店街お馴染みの商品やカレーなどのキッチンカー、新鮮野菜など品ぞろえも豊富に、12店舗が出店しました。
 雨も上がって、毎回楽しみにしている人や親子連れなどが買い物をしながら、客同士、また店主との交流を楽しみました。
 実行委員会では「コロナ禍でも、感染症対策を行いながら続けていくことで、地域のつながりがより強くなれば」と話しています。

園部中学校伝達表彰 南丹・船井中学校総合体育大会の活躍を讃え合う

 5月21日、園部中学校で、南丹・船井中学校総合体育大会の伝達表彰が行われました。
 南丹・船井中学校総合体育大会は日々、部活動に励む生徒たちに活躍の場をと、毎年開かれており、南丹市・京丹波町の中学校8校が参加しています。
 園部中学校は、バスケットボール男子や、バレーボール、卓球女子や、ソフトテニス男女ともに、団体の部で、優勝しました。 
 また個人の部でも、多くの競技で、素晴らしい活躍があり、表彰状が贈られました。
 野球とサッカー、2つの種目は、緊急事態宣言の為、延期になっており、6月5日に大会を開催する予定です。
 福西茂樹校長は「素晴らしい結果を嬉しく思う。これからも自分の課題を見つけて努力し、仲間同士で支え合いながら、部活動に取り組んでほしい」と活躍を讃え、エールを送りました。

園部小学校 地域コーディネーター連携事業 地域と学校を繋ぐ取り組み

 南丹市では、地域と学校の連携を進めるために、各小中学校に地域コーディネーターを配置しています。
 5月21日には園部小学校で、地域コーディネーターの小林康夫さんと学年担任の先生が、今年度の地域学習の取り組みについて意見交換を行いました。
 園部小学校では、これまで地域の協力のもとに、さまざまな体験活動を行っていますが、昨年好評だった地元の工務店の方から教わる工作体験などを、今年も実施できればと話し合われました。
 今後、地域コーディネーターが学校のニーズと地域の思いを結び付けながら取り組みを進め、子ども達の豊かな学びの場を提案していきます。

八木西小学校 体力テスト 自分の記録を伸ばすために頑張ろう

 小学生の体力・運動能力の調査を目的に全国一斉に体力テストが実施されています。5月19日には八木西小学校で行われました。
 昨年は臨時休校中だったために実施できませんでしたが、今年はコロナ対策に配慮しながら、握力や反復横跳びなど8種目の「新体力テスト」の要綱に従って行われています。
 1時間目には、3・4年生が体育館に集まりました。ゆっくりと息を吐きながら体を倒し、柔軟性を図る長座体前屈、とぶ力を図る立ち幅とびなど、いくつかの種目に集中して一生懸命取り組みました。
 立ち幅とびでは、大きく腕を振り上げタイミングを合わすなど、ポイントを確認しながら記録に挑戦。朝から元気いっぱいに頑張る子ども達の姿がありました。

NPO法人ぶどうの木 美化作業 ボランティアに参加して社会性を培う

 15日、NPO法人発達障害を考える会ぶどうの木が、園部町船岡の府道沿いの美化作業を行いました。
 ぶどうの木は、発達障害のある子どもたちが、それぞれの特性に応じて、地域で活き活きと暮らせるまちづくりを目指す団体です。
 この日は、月に1度取り組む課外活動の一環で、ボランティア活動に参加して、社会性を培うことを目的に実施されました。
 参加したのは小学生から高校生まで、あわせて6人です。子どもたちは道路にあるごみを、次々と拾っていきました。
 参加者は、「タバコの吸い殻と空き缶が多かった。きれいになってよかった。」と話し、およそ一時間で、ゴミ袋3袋分が回収されました。

美山かやぶき美術館  伝統と現代の感性を大切に 井上家三代陶芸展

 現在、美山かやぶき美術館で、 井上家三代陶芸展が行われています。京都五条坂の窯元素明窯(そめいがま)の、親子三代の作品を展示しています。
 三代目の井上路久さんは、やわらかな曲線で「風」をイメージし、伝統と現代の感性を大切にしながら、白磁や青磁の作品を制作しています。路久さんの祖父、治男さんと、父、佳久さんは日展などで活躍し、皇室に作品を献上するなど、独創的な作品を数多く産み出しました。
 白磁に柔らかな赤が印象的な作品は、紅彩(こうさい)という金の釉薬を使い、色が反対側にも染み込む、現代ではなかなか行われていない技法ですが、井上家の特徴の一つとして路久さんに受け継がれています。
 爽やかで優しい陶器や花器、およそ70点が並ぶ、この展示会は、6月20日日曜日まで開かれています。

いきいき脳トレ教室 元気な時から 認知症・介護予防を心がけよう!

 5月14日、園部町小桜町のこむぎ山健康学園で、いきいき脳トレ教室が開かれました。
 認知症予防教室インストラクターの会、脳トレ園部が主催しているもので、月に2回、65歳以上の高齢者の介護予防、認知症予防の教室として開かれています。
 この日は、感染症対策をとりながら、15人が参加しました。
 新年度の1回目ということで、自己紹介のあと、指体操をして脳を活性化させたり、足を動かし、ボールを蹴ったりと、心と頭、体をイキイキさせるトレーニングに取り組みました。
 新型コロナウィルスの影響により、なかなか外に出るのが難しい状況ですが、社会参加をして、人会うことは、認知症予防や介護予防につながる大切なことです。
 いきいき脳トレ教室では、来た時よりも元気な笑顔をモットーに教室を開催しています。次回の園部こむぎ山会場のいきいき脳トレ教室は、5月28日の金曜日です。興味のある方は、事前申し込みの上、ぜひ参加してほしいということです。

城南保育所5歳児春の園外保育 忍者になりきり山で楽しむ

 5月13日、城南保育所の5歳児さくら組の春の園外保育がありました。
 前日の雨で開催が心配されましたが、良い天気に恵まれ、園児手作りの大型てるてる坊主が見守る中、およそ1キロ先にある小向山に向かって出発しました。
 遠足では、感染症対策に配慮して手をつながず一列で歩き、お弁当前の手洗い、手指の消毒も徹底しました。
 小向山に到着した園児たちは、どんぐりを拾ったり虫を捕まえたり、自然と戯れ、好きな遊びを満喫しました。
 また、保育所生活の中で興味をもっている忍者になりきり、広い山の中を自由に駆け回ったり、木の根っこや枝を巧みに使って斜面を登ったりと遊び方を自分たちで考えて楽しんでいました。

京都帝釈天 春の大祭 疫病の感染終息を祈願

 5月9日、八木町船枝の紫雲山の中腹に建立する京都帝釈天で春の大祭がありました。
 例年、春の大祭では所願成就を願い、山の土を頭に触れるお土受け神事や帝釈天の使いとされるサルから1枚で千日分の御利益がある散華が撒かれますが、この日は、
 コロナ感染拡大防止の観点から中止となり、規模を縮小して執り行われました。
 1200年もの歴史を誇る京都帝釈天は、様々な願い事がかなうとされ、古くから信仰を集めています。本尊には、帝釈天、脇には毘沙門天像と増長天像が祀られています。
 新緑のまぶしい境内では、総代の撞く鐘を合図に、コロナウイルス感染終息祈願が執り行われ、不安な世情の中、参拝者に安らぎを届けました。

ロケット教室in美山 大興奮!大自然の中でロケット作り

 5月9日、美山町下区の下八幡宮周辺を会場に、ロケット教室in美山が開催されました。
 この教室は、京都市南区にある子ども達の個性を伸ばす学びの場、「未来共育学園」に通う子ども達が企画したものです。
 ロケット作りの楽しさをたくさんの人に知って欲しいと参加を呼びかけ、京都市や美山町内の親子およそ40人が集いました。
 会場となった美山町下区では、3年前から交流を続けており、今回はコロナ禍で密にならないよう屋外の会場を提供、ロケット作りを企画した子ども達から地域の方々へ感謝の言葉がありました。
 手作りロケットの本体は、厚紙を張り合わせたもので、火薬を詰めて点火する仕組みです。作り方も、子どもたちが講師となり、初めての参加者に丁寧に教える姿がありました。
 迫力のある音とともに、5・60メートルほど飛んだロケットに、参加者は大興奮。ロケット作りの楽しさ、打ち上げ成功の喜びを感じたひと時となりました。

南丹市園部文化会館 再開館式 アスエルそのべ 文化活動拠点の場 リニューアル

 5月9日、南丹市園部文化会館の耐震補強工事が完了し、再開館式が行われました。
 南丹市教育委員会はじめ、園部町文化協会の関係者などが参加しテープカットが行われ、完成を祝いました。
 西村良平市長は「地域の活気を生み出すには文化活動は欠かせない。南丹市を代表するホール機能を備えた施設、アスエルそのべを文化活動の拠点の場として、大いに活用してほしい」と話しました。
 また、アスエルそのべの愛称考案者、八田琉平さんの保護者に感謝状が贈呈されました。
 「アスエルそのべ」は、希望を感じる「明日」と生涯学習の英語、「Lifelong  Learning」の頭文字、「L(エル)」 を組み合わせ、幅広い世代の学びの場になるようにとの願いを込めて、34点の応募の中から選ばれました。
 会館の周りの堀を埋め立て増築することで、通路や舞台袖のスペースが確保できるようになりました。大ホールは以前よりも椅子の幅が広くなり、ゆったりと腰掛けることができます。
 練習室の冷暖房完備や料理実習室の調理台の新調、トイレは全館洋式になり、多様な利用者が使用できます。
 また、ギャラリースペースでは、さまざまなサークルの展示が行えます。リニューアルオープンを記念して、写真サークルの作品が展示され、訪れた人が足を停め見入っていました。

園部女性の館 母の日にかわいい花のプレゼントを

 5月8日、園部女性の館で、随時講座母の日のフラワーアレンジメントが行われました。
 園部女性の館では、季節の花を使ってお母さんへ、また頑張っている自分へのプレゼントにと、毎年母の日のフラワーアレンジメント講座を開いています。
 森谷万知子さんを講師に招き、美山町の会場と園部女性の館の2会場で開催。ピンクを基調とした花にリボンをあしらって、参加者の個性が光るかわいいアレンジメントを完成させました。
 参加者らは「プレゼントに贈りたい」「どこに飾ろうか」と楽しそうに話していました。

生身天満宮春祭り 地域の繁栄 疫神退散を祈願する

 5月1日、園部町の生身天満宮で春祭りが行われました。
 生身天満宮は、学問の神様 菅原道真を祭る日本最古の天満宮として知られています。新緑に囲まれた境内に氏子総代らが集い、地域の繁栄や疫神退散を祈る神事が執り行われました。
 春祭りには、雷や雷に象徴される災い事が起こらないようにと「雷除け」が授与されます。
 また、境内では伊勢大神楽の奉納が行われ、伊勢大神楽の勇壮な舞や曲芸に大きな拍手が起こりました。
 今年の春祭りでは、稚児行列や神輿の巡行は見送られ、拝殿に神輿を祀り、居祭り(いまつり)として厳粛に執り行われました。

そのべお城通り食堂 コロナ禍を元気に過ごすテイクアウト弁当

 5月1日から3日の大型連休中、 園部町宮町のお城通りで、実行委員会が主催する「そのべお城通り食堂」が開かれました。
 コロナ禍の中、厳しい現状にある飲食業界ですが、南丹市のお弁当等情報発信サイト「KyoIkuDay」に登録している南丹市内の飲食店が、地域の皆さんに感謝の気持ちと心休まるひとときを提供しようと、持ち帰り料理や弁当などをテント販売しました。
 緊急事態宣言中で計画していた催しやイベントは中止となりましたが、開店と同時に多くの人が訪れ、10店舗が販売する多彩な弁当を楽しく買い求めていました。 
 テントには趣旨に賛同したボランティアの学生も販売スタッフとして協力し、食堂を盛り上げていました。