京都帝釈天 春の大祭 疫病の感染終息を祈願

 5月9日、八木町船枝の紫雲山の中腹に建立する京都帝釈天で春の大祭がありました。
 例年、春の大祭では所願成就を願い、山の土を頭に触れるお土受け神事や帝釈天の使いとされるサルから1枚で千日分の御利益がある散華が撒かれますが、この日は、
 コロナ感染拡大防止の観点から中止となり、規模を縮小して執り行われました。
 1200年もの歴史を誇る京都帝釈天は、様々な願い事がかなうとされ、古くから信仰を集めています。本尊には、帝釈天、脇には毘沙門天像と増長天像が祀られています。
 新緑のまぶしい境内では、総代の撞く鐘を合図に、コロナウイルス感染終息祈願が執り行われ、不安な世情の中、参拝者に安らぎを届けました。