摩氣神社 お田植え祭り 五穀豊穣とコロナの収束を祈る

 6月6日、園部町竹井の摩氣神社でお田植え祭りが行われました。
 毎年6月の第一日曜日に行われている伝統の神事を絶やさないために、コロナ対策として、歌と踊りの奉納は取り止めて神事が行われました。
 摩氣神社のお田植え祭りは、本殿の階段を田んぼに見立てて田植えの所作を行うものです。宮司と共に祭事を進める宮主が、鳴子を鳴らして苗代づくりを行います。続いて早乙女たちが、稲の苗に見立てた粽を植えます。今年の早乙女は、竹井区の中学生が務めました。
 そして、参列した区長をはじめ、神社総代、敬神婦人会の役員らが順に玉串をささげ、五穀豊穣とともに、来年はコロナが収束し、いつも通りの神事ができるようにと祈りました。
 梅雨晴れ間、境内に爽やかな風が吹き抜け、穏やかなひと時となりました。