舌ヒデ子の河童さん展 今にも語りかけてきそうな河童たちに癒されて

 6月22日から、美山かやぶき美術館で、「舌ヒデ子の河童さん展」が開かれています。
 舌 ヒデ子さんは、夫の誠一さんと共に、野の花の手書きの器や墨彩画、陶像などの創作活動に打ち込み、日本各地で個展を開いています。
 今回の展示ではそれらの作品およそ80点が展示され、訪れた人たちに癒しの時間を与えています。
 特に、信楽の土と焼締めの技術で生まれる素朴な河童の陶像は、大きな口を開けて叫んだり笑ったり、今にも話しかけてきそうな表情をしていて、家族の絆や舌さんの心のつぶやきが表現されています。
 さまざまな表情を見せる「舌ヒデ子の河童さん展」は、美山かやぶき美術館で、7月25日まで開かれています。