丹波の文人遺作展 丹波ゆかりの作品並ぶ

 8月10日から18日まで、園部文化会館「アスエルそのべ」で丹波史談会が主催する「丹波の文人遺作展」が開催されました。
 この作品展は、素晴らしい書や絵画などを手がけた丹波の文人を知ってもらいたいとの思いで開かれており、丹波にゆかりのある文人の書画20点余りが展示されています。八木町氷所出身の人見少華や、亀岡市出身で円山派の祖である円山応挙などの作品が展示され、作品の一つ一つに、丹波史談会会員が作成した作者の生い立ちなど注釈が添えられています。
 特別出品としては、同志社英学校、のちの同志社大学の創立者 新島襄の扁額なども合わせて展示されています。
 また、園部町在住の書家 黒木雅子さんが書いた、大正時代の教育者 片山敬太郎の園部公園秀詠10編も展示されています。
 訪れた人は丹波の文人の作品に触れる良い機会となりました。