京都大学芦生研究林100周年記念 未来へつなぐ 写真展 講演会

 8月12日、美山町安掛の京都丹波高原国定公園ビジターセンターで、京都大学芦生研究林100周年記念「未来へつなぐ 写真展 講演会」が開かれました。
 写真展では、芦生研究林 技術職員 岸本泰典さん、芦生もりびと協会認定ガイドの広瀬慎也さんらの写真が展示され、芦生研究林、京都丹波高原国定公園が見せる四季折々の魅力ある姿を捉えた作品が並びました。
 また、午後には、「未来へつなぐ芦生研究林」と題して、京都大学フィールド科学教育研究センター 芦生研究林 林長 准教授 石原正恵さんが講演を行いました。
 講演会では、芦生研究林100年の歴史や、シカの食害に対する取り組みやその成果の紹介があり、石原さんは「科学的な方法には限界がある。芦生の森を守るためには、みなさんの力が必要。未来の世代のために色々な生き物がいて、人がともに学びあう場として芦生の森をみなさんと守っていきたい。」と話しました。