南丹市立文化博物館 鉄道と観光 地域をむすぶ交通

 8月14日から、南丹市立文化博物館で、夏季企画展「鉄道と観光―地域をむすぶ交通―」が始まりました。
 今年4月からJR八木駅の新駅舎が供用開始したことを機会に、鉄道の開通が町の発展に影響を与えてきた歴史を振り返ろうと企画された展示会です。
 昭和9年から使用されていた旧八木駅舎の一部や、鉄道の開通を見据えて形成された商店街の各店舗の広告など、懐かしさを感じる歴史資料が展示されています。
 京都駅から園部駅に開通した京都鉄道から現在までの変遷が紹介され、園部公園やるり渓などの観光客をよびこむために作られた資料、駅弁の鮎寿司などから、鉄道と観光が強く結び付いていたことが窺えます。
 鉄道が、身近な交通機関として、人々の暮らしの発展に関わってきたことを感じられる展示会は、9月26日まで開かれています。