美山町自然文化村河鹿荘新館竣工式 幅広いニーズに対応

 8月24日、美山町自然文化村「河鹿荘」の新館が完成し、南丹市や地域代表、指定管理者である美山ふるさと株式会社の職員らが集まり竣工を祝いました。
 式で西村市長は「かやぶきの里など観光振興のひとつの拠点となるよう繁栄を願う。」と挨拶がありました。
 河鹿荘は、1989年に開業し、観光を目的に多くの交流人口を受け入れるために建設されました。
 今回、完成した新館は、時代と共に観光のスタイルやニーズが変わってきている中、対応できるよう建築されました。
修学旅行生や団体を受け入れられるよう新しい駐車場は、大型バスの乗り入れができ、レストランでは156人が食事を楽しめます。
 また、高齢者向けに段差のないトイレやベッドの高さも起き上がりやすく、工夫されています。
 更にインバウンド向けに多くの荷物が運びやすいエレベーターを完備。英語でアナウンスもされます。
 鉄骨造りの2階建てで延べ床面積1053平方メートル。専用の浄水場も準備し総事業費7億2400万円。9月1日より旅行サイトなどから予約が可能となっています。