スマイルフェスタin南丹 キッチンカー大集合 たくさんの人で賑わう

 10月31日、園部町美園町でスマイルフェスタが開かれました。
 南丹市商工会会員で構成されるスマイルフェスタ実行員会が主催したイベントで、町の賑わいづくりとコロナ禍の影響を受けているキッチンカーへ出店の場を設けようと開かれ、会場には南丹市の2店舗を含む14店舗が集まりました。
 この日はお天気にも恵まれ、澄み渡った青空のもと、ラーメンやハンバーガーなどお目当てのメニューに長い行列も見られ、大勢の買い物客で賑わいました。
 また、ハロウィンということもあり、仮装している親子連れも見られました。

かわべ親子サロン

10月31日、園部町の川辺地区で、ハロウィンかわべたんけんたいが行われました。

 この催しは、かわべ親子サロンが主催するハロウィン行事で、地域のことをもっと知ってもらおうと企画され、親子連れ17組が参加しました。

 公民館など地区内の施設8ヶ所にチェックポイントが設けられ、各所に置かれたキーワードを集めて回ります。チェックポイントではお菓子が配られ、子どもたちは大喜び。

 8ヶ所全てを回り、最後は旧川辺小学校、おいでーなかわべで答え合わせです。キーワードから一つの言葉を作り、正解するとプレゼントがもらえます。

 参加者は秋晴れの下、各地域をめぐり、楽しい一日を過ごしました。

主要地方道綾部宮島線(肱谷バイパス)の着工を祝う会

10月30日、主要地方道綾部宮島線、肱谷バイパスの着工を祝う会が行われ、京都府知事や南丹市長、地元関係者などが集まりました。

この道路は、国道27号と国道162号を結ぶ路線で、緊急輸送道路にも指定され、生活や観光道路として重要な路線です。

綾部宮島線の小渕から三埜地内は、大雨による斜面の崩落や幅員狭小、肱谷橋の老朽化など危険性はきわめて高く、改良が望まれていました。

肱谷バイパス事業促進協議会の山名英夫会長は「地域の安心安全な街づくりにつながり有形無形の効果があると期待している。肱谷バイパスの着工は地域振興の持続を可能にする維持、向上に向けての強い後押しとして、うけとめており関係各位の尽力に感謝する」と述べました。

事業箇所は美山町小渕~三埜地内の1km。

長さが130メートルを超えるアーチ橋が2本かけられ、事業費は約29億円となっています。

令和3年度の計画では橋梁の下部工事がされる予定となっています。

開通に伴い、中山間地域における持続可能な交通の確保、観光周遊の促進、防災・減災、国土強靭化の促進が期待されています。

殿田小学校1年生 花いっぱい活動 育てた花の種を地域の人にプレゼント

 殿田小学校1年生が、自分たちで育てた花の種を地域の人にプレゼントしています。
 10月28日には、南丹市役所日吉支所と、日用品などを販売する「地域の店ぴーぷる」の2ヶ所を訪れ、封筒に入れた種を置いてもらえるようお願いしたり、店内の買い物客に直接プレゼントしていました。
 1年生は春に朝顔やマリーゴールド、ひまわりなどの花を育て、夏には咲いた花を地域の人にプレゼントするといった「花いっぱい活動」に取り組んできました。 
 今回、花の種を入れた封筒には、子ども達が一つ一つ準備をしたもので、種のほかにも育て方を書いた手紙やきれいな朝顔のシオリも入っています。
 殿田小学校では、地域の人とのつながりを大切にする子ども達のあたたかい活動が続いています。

第4回にしほんめいきいき交流会

10月27日、園部町南大谷のあかまつの丘西本梅で、第4回にしほんめいきいき交流会が開かれました。

 この交流会は、西本梅地域振興会が主催し、地域住民が楽しく交流を深めるために開かれており、35人が参加しました。

 摩気駐在所、西本梅駐在所の警察官と振興会ふれあい委員が考えた、特殊詐欺防止の歌を歌いながら手遊びをしました。

また、クリアファイルを使ったオリジナルマスクケース作りもありました。

園部たんぽぽ放課後児童クラブの児童が描いた、特殊詐欺防止を伝えるシールが貼られ、オリジナルのマスクケースが完成しました。

 また、民生児童委員と振興会ふれあい委員で構成される西本梅ふれあい楽団の演奏もあり、楽しい和やかな時間を過ごしました。

 コロナ禍になり、対面でのコミュニケーションの機会が少なくなる中、参加者は、久しぶりの地域交流を楽しみました。

八木中学校文化祭展示

10月25日から29日まで、八木中学校文化祭の一環で展示が行われました。

展示されたのは、各教科で制作されたものや文科系クラブ等の全校生徒の作品です。

各教科で取り組んだ作品では、行ってみたい国を英語で紹介したポスターや、身近にある数字に関するもの、社会科の「世界の国調べ」など、生徒たちが、授業で学んだ成果を発表しました。

美術科では、上靴の鉛筆画や、文字のデザイン、夏休みの課題で取り組んだ自画像など、生徒たちが熱心に制作に励んだ作品の数々が展示されました。

また、3年生の修学旅行の思い出の展示など数百点が並びました。

八木東小学校6年廣瀬康二さんに学ぶ

10月26日、八木東小学校6年生が仕事について学びました。

ゲストティーチャーは、八木町船枝で庖丁店を営む廣瀬康二さんです。廣瀬さんは、食材によって庖丁を使い分ける日本独自の文化に魅せられ、日本でただ一人、庖丁文化を伝える庖丁コーディネーターの仕事をしています。うなぎ刃庖丁などさまざまな形の庖丁を紹介しながら「海外の日本食レストランで働いたときに、庖丁の魅力に魅せられた。食道具にこだわり、人々の暮らしを良くしていきたいという信念がある。皆さんも夢をもって突き進んでほしい」と話しました。

また、児童たちは丹波地域でとれた貴重な天然砥石で、実際に庖丁を研ぐ体験をしました。磨いた包丁でトマトを切ると、その切れ味に驚きました。子ども達は、廣瀬さんから庖丁文化と仕事に対する姿勢を学びました。

八木中3年生荒木悠講演会

10月25日、八木中学校の3年生を対象に、アーティスト・映画監督として活動を行う荒木 悠さんの講演会が行われました。

この取り組みは、想像力を鍛え新たな表現方法を学ぶために、美術の授業の一環として行われたものです。

講師の荒木さんは、「言語や文化の違い、異文化同士の交流の中で生まれる可能性について」をテーマに映像インスタレーションなどの作品を制作しています。講演では、自身の経歴や制作した作品について紹介しながら「自分を型にはめないでその時々におもしろいと思った事に挑戦して、自身の進路学習に活かしてほしい」と話しました。 また11月7日まで、八木駅周辺各所を会場に、京都府域展開アートフェスティバル もうひとつの京都 想像力という〈資本〉が開催されており、6人のアーティストの作品を展示。今回講演を行った荒木 悠さんの作品も見ることができます。

ぽこぽこくらぶ秋の大ハロウィン祭り

10月23日、八木町の商店街を会場に、子育てひろばぽこぽこくらぶの、秋の大ハロウィン祭りが開かれました。

かぼちゃやお姫様、アニメのキャラクターなど、ハロウィンにちなんでかわいらしい仮装をした子ども達が、八木防災センターをスタートし、まちなかを巡ります。

この日は、商店街で青空市やめぇめぇマーケットも同時開催しており、それぞれの会場にスタンプラリーのポイントが設けられました。「トリックオアトリート」という合言葉で、一つずつお菓子をもらっていきます。

愛らしい子ども達の姿に、近所の人や買い物客から思わず「かわいいね」と声をかけ、ふれあいのひと時がありました。

秋晴れのさわやかな風が吹き抜ける中、親子で思い出に残るイベントとなりました。

八木西小学校3年生総合的な学習の時間城山登山

10月22日、八木西小学校の3年生が総合的な学習の時間に城山登山を行いました。

この日は、絶好の登山日和。秋の澄んだ空気を感じながら、頂上を目指します。城山は、戦国武将内藤ジョアンゆかりの城で、内藤一族の末裔である内藤大さんも、児童らと一緒に登りました。

山道は狭く急な箇所があり、児童らは足元に気を付けながら、互いに声を掛け合い元気いっぱいに登ります。頂上からは、亀岡市や八木地域が一望でき、児童たちはその景色や中世の山城「八木城跡」の痕跡などを、タブレット端末で撮影したりしました。

また、内藤ジョアンを称える歌「行け!ジョアン」を歌い、眼下に広がる景色に元気な歌声を響かせました。

八木西小学校 4年生 地域に伝わる“八木音頭”を踊ってみよう

 10月21日、八木西小学校4年生が、地域に伝わる音楽を学ぶ授業の一環として、八木音頭の体験を行いました。
 ゲストティーチャーとして招かれたのは、八木西小学校 学校運営協議会 会長を務める岡本千秋さんです。岡本さんは、子どものころは八木音頭を運動会で踊っていたことや、盆踊りとして賑わっていたことなど、八木音頭にまつわる思い出話を語りながら、踊りを教えました。
 八木音頭は、歌詞に八木の町のいいところについて書かれており、振り付けには丹波の山並みや大堰川の流れが表現されています。児童たちは、独特のリズムに苦戦していましたが、手の振り、足の運びを繰り返している内にすぐに覚え、元気よく踊っていました。
 子ども達から、「八木にこんな素晴らしい歌があることを初めて知った。せっかく教えてもらったので、また踊りたいと思う。」と感想が聞かれ、昔から踊り継がれてきた故郷の文化を知る機会となりました。

八木中学校キャリア教育 医療・福祉を学び、生きる力に

 10月21日、八木町の京都中部総合医療センター看護専門学校に、八木中学校の2年生が訪れました。
 2年生のキャリア教育として、これまで行ってきた勤労体験学習にかわり、今年度は医療・福祉に関わる体験を行い、理解を深めるとともに、興味関心のある生徒の進路選択のきっかけにするものです。
 血圧測定や車椅子体験、手浴や赤ちゃんとのふれあい体験など、中学生に詳しく説明するのは、看護師を目指す看護専門学校の2年生です。車椅子や手浴の体験では、相手のことを思い、声をかけたりリラックスさせたりすることの大切さを実感しました。
 また、赤ちゃんの人形を使って、心音を聞いたり抱っこをしたり、妊婦さんのおなかを触ったりする中で、生命の尊さを肌で感じていました。
 今後も、八木中学校と京都中部総合医療センター看護専門学校では、同じ地域にある学校としてさまざまな交流を行うということです。

森の京都「なんたん」カレッジ地域学芸員養成講座 国定公園を利用した地域づくり

 10月21日、森の京都「なんたん」エコミュージアム実行委員会が主催する地域学芸員養成講座が開講しました。
 南丹地域の人々の暮らしや自然、文化、歴史を研究し、文化遺産を保存、育成、展示することで、地域振興や観光振興に活用しようと、文化庁の補助事業の採択を受け、令和元年度から事業を進めています。
 開講式で実行委員会会長の永塚則昭さんが「美しい自然や文化、暮らし等、南丹市の魅力を伝える案内人や語り部として活躍してほしい」と挨拶しました。
 今年度のテーマは「森と共に生きる京都丹波高原国定公園」で、第1回の講座では、京都丹波高原国定公園ビジターセンターを会場に15人が参加しました。
 一般社団法人南丹市美山観光まちづくり協会事務局次長青田真樹さんが、京都丹波高原国定公園の取り組みについて、話しました。     
 青田さんは、生物の多様性、人々の文化や歴史が特徴で、平成28年に国定公園に指定された背景や公園計画、現在の状況を話し、
 地域学芸員に期待する事として、次の世代に繋ぐ持続性と、地域の価値を自分たちで守り活かす主体性を持ってほしいと語りました。
 地域学芸員養成講座は、今後12月まで6回8講座が開かれ、地域の歴史について学びます。

南丹市戦没者追悼式

 10月18日、日吉生涯学習センターで、南丹市戦没者追悼式が行われ、およそ50人の遺族が参列しました。
第二次世界大戦などで亡くなった南丹市の全ての犠牲者に対し、追悼の意が捧げられました。
 西村市長は「戦後76年が経過し、国民の大半が戦争の悲劇を知らずに育った世代となった今こそ、歴史の中から平和の尊さを再認識になければならない」と述べました。
 また、遺族を代表し日吉町遺族会会長の宮田洋二さんが「遺族は、戦争の悲惨さと平和の素晴らしさ、命の尊さを次の世代にしっかりと伝え、全ての人々が心触れ合う、笑顔溢れるやさしい社会の実現に向けて邁進していく」と力強く誓いました。
 最後は全員で献花し、戦没者の冥福を祈りました。

京都南丹Yagi-JAM ライブ 音楽を通して楽しいひとときを

 10月17日、八木市民センターiスタやぎで、京都南丹yagi-JAMライブが開かれました。
 食べ物の屋台や手作り品販売などのブースを設け、野外ライブで盛り上げようと地元有志による実行委員会が企画したイベントですが、あいにくの雨予報のため、会場をiスタやぎに変更しての開催となりました。
 ホールでは、朝から市内外の音楽グループ、12団体がステージに立ちました。
 八木町神吉在住の小濱達郎ファミリ―は、子ども達も出演し、心温まる歌声や演奏を披露しました。
 続いて八木町の小学生が集う、虹音レインは、手話の振り付けでダンスするグループです。小学2年生から4年生の女の子たちが、体全体を使い、手話を豊かに表現していました。
 手拍子したり、ハミングしたり、参加者は、思い思いに音楽を楽しみました。

舩井神社例祭

 10月17日、八木町船枝の舩井神社で例祭が行われ、神社総代や地域住民らが参列しました。
 秋の収穫に感謝し、地域の繁栄を願う例祭。例年神事のあとに行う子ども神輿の巡行は、コロナ対策で残念ながら取り止めとなりましたが、地元の高校生、大学生による巫女舞の奉納がありました。   
 4人の学生らは練習を積み重ね、今年4年目の奉納となった人もいます。新型コロナの終息を祈願し、心安らかに平和を願う「浦安の舞」を披露し、巫女役を務めた高校生は「緊張したけど楽しかった。地域のために巫女舞ができて嬉しい」と話していました。

一棟貸しの宿 泰山木美山 歴史を物語るキャンドルに往時を偲ぶ

 10月16日から、美山町福居にある「一棟貸しの宿 泰山木美山」で、キャンドルの展示会が始まりました。
 今から半世紀前、高度経済成長期の昭和43年、工場誘致に力を入れていた美山町に、故見舘道雄さんが日本カラーキャンドル株式会社美山工場を創業。
 アメリカカンザスシティにある「ホールマーク社」からの受注生産でキャンドルの製造をしていました。
 創業者の次女、野田君子さんによると工場跡や、実家で宿に改装した「泰山木」などから当時のキャンドルが見つかり、今回の展示には人気キャラクターをかたどったものや当時では珍しいアロマキャンドルなどおよそ50点が展示されています。
 鶴ケ岡地区や大野地区、福井県名田庄などの人たちが仕事を手伝っていたそうで、美山の特産品としても販売。当時を振り返る写真や年表、アメリカからの視察があった時の映像なども紹介しています。会期は10月24日までで、期間中、キャンドルづくりのワークショップなども行われます。

南丹市立文化博物館「森と共に生きる-知井地区を中心に-」 豊かな森を未来へ引き継ぐために

 南丹市立文化博物館では、秋季特別展「森と共に生きる—知井地区を中心に—」が開催されています。
 美山町と日吉町、八木町の一部が領域となる京都丹波高原国定公園。この公園内にある美山町知井地区やその周辺は、古くから木材の産地として知られています。
 今回の企画展では、その山林が担ってきた歴史的な役割や、寺院・神社、民俗文化など人々の暮らしについて、古文書や絵図などを通じて紹介しています。
 また知井地区には、京都大学が地権者から土地を借りて管理する「芦生研究林」があり、今年の4月で100周年を迎えました。
 企画展同時開催として、南丹市在住、出身、またゆかりのある画家ら7人の描いた「芦生の森」の絵画、47点が展示されています。 
 樹齢400年以上の芦生杉や大きな生命体ともいえる大カツラ、192種の植物と13種の動物が四季折々に描かれた絵巻など、西日本有数の原生的自然が残る芦生研究林で、作者が見たことや感じたこと、未来への想いがさまざまなタッチで描かれ、見る者の心を動かします。
 南丹市立文化博物館「森と共に生きる—知井地区を中心に—」12月5日までで、会期中ギャラリートークやVRによる芦生の森の仮想体験、油彩画体験などが行われます。

森の学舎五ヶ荘 大書道の日

10月16日、日吉町四ツ谷の森の学舎五ヶ荘で、自由に書道を楽しむ日、大書道の日が開かれました。
 この催しは、森の学舎五ヶ荘でアトリエを構える井筒有紀さんが、書道の良さや集中して書く事の気持ちよさを、大人にも知って欲しいと開いたものです。
会場には縦1.5mと3m、2種類の大きな用紙と大筆が用意され、参加者は勢いよく筆を走らせ、思い思いの言葉を用紙に表現しました。
 主催者である井筒さんは「書道はストレス発散やリラックス効果も期待できる。少しでも書道を楽しんでもらうきっかけになれば」と話し、参加者からは「楽しかった」、「もっとたくさん書きたかった」などの声が聞かれました。

あたご山野草苑丹波黒枝豆フェスタ

 10月16日、日吉町佐々江のあたご山野草苑で、丹波黒枝豆フェスタが開かれ、市内外から多くの人が訪れました。
 会場となったこの山野草苑は、2人の地域住民が、所有する山林およそ1ヘクタールを2015年から整備を続け、公開しているもので、苑内にはさまざまな山野草や苔が植えられています。
 今回のイベントでは、地域住民が育てた枝豆や地元の新鮮野菜、手作り雑貨などの販売がありました。また、アマチュアバンドの演奏やチェンソーを使った丸太切りなどのワークショップも行われ、参加者は大いに楽しんでいました。
 山の頂上には、地域が一望できる展望デッキも設けられ、訪れた人々は食事や散策を楽しんでいました。

令和3年度図書館を利用した学び講座 今日から始める太極拳入門

 10月15日、美山文化ホール1階ギャラリーで太極拳入門講座が開かれ15人が参加しました。
 この講座は図書館を利用した講座で、読書だけでなく、体も動かしてほしいとの思いから始まったものです。
 講師は、地域で太極拳を楽しむ美山町田歌在住の中嶋美都代さんです。
 太極拳はもともと中国武術の一種で、かつては皇帝たちが護身術として学んでいたといわれています。その特徴は、気を意識しながらの緩やかな運動にあります。
 中嶋さんから、太極拳の重心移動や歩き方など、基本から丁寧に教わりました。
 健康維持のために参加した人は、体幹が鍛えられると話し、初心者も経験者も、ゆるやかに体を動かし、楽しみました。

殿田中学校2年生 職業講演会 働くことの厳しさや充実感を学ぶ

 10月15日、殿田中学校で、職業講演会が行われました。
 2年生を対象に、地域で活躍する人から、働くことの厳しさ、充実感について、話を聞く機会をと実施されました。
 助産師の白根 美和さんは、「生命の誕生に立ち会うので、たくさんの感動がある」と仕事の魅力を、木工作家の秀野 祐介さんは、「中学生の間にたくさん失敗を経験して、自分の改善点を見つけてほしい」と将来に向けて、今取り組むことを話しました。
 歌手のMAKOTOさんは「やってみたいと思ったことはとにかくやることが大切。自分の興味のあることに挑戦してほしい」と伝えました。
 生徒たちは、仕事のやりがいや苦労などを直接聞き、働くことへの意識を高めました。
 今回教えてもらったことを11月に予定されている職業体験活動に活かしていきます。

第16回南丹市小学生陸上運動交歓記録会

 10月15日、園部公園陸上競技場で、第16回南丹市小学生陸上運動交歓記録会が開催されました。
  昨年度に引き続き、新型コロナウイルスの影響で、6年生のみが参加。南丹市内7校233人が、共通種目の100メートル走と選択種目の50メートルハードル、800メートル、走幅跳、ソフトボール投げ、選抜種目4×100mリレーに挑戦しました。
 それぞれが自己記録の更新という目標に向かって、さわやかな秋晴れの下、懸命に汗を流しました。

園部第二小学校1年生 芋掘り 大きな芋に大興奮!収穫の喜び味わう

 10月14日、園部第二小学校の1年生が芋掘りを体験しました。
 毎年、生活科の授業で取り組む芋掘り。今年は新型コロナウイルスの影響で苗植えが出来ず、待ちに待った芋掘りです。園部町熊原の今西ヤスコさんの畑で、スコップを片手に、芋を傷つけないよう丁寧に掘り進めました。
 また、食育の推進と農業の大切さを伝えたいと、農業委員会活動の一環として農業委員が収穫を手伝ったり、子どもたちの質問に答えました。
 子どもたちからは「どんな品種なのか」「芋の蔓はどれくらい長いのか」といった質問や「広い畑だったけど、みんなで協力して早く収穫できた」「大きい芋がたくさん穫れてうれしい」などの感想が聞かれました。
 収穫した芋は、それぞれ自宅に持ち帰るということです。

防犯功労者等表彰伝達式 安全で住みよいまちづくりの貢献を讃える

 10月14日、南丹警察署講堂で、防犯功労者等表彰伝達式が行われました。
 地域安全活動への多年にわたる貢献を讃え、表彰するものです。
 防犯功労者として、南丹船井防犯推進委員協議会会長の橋本尊文さんが、地域安全功労者として、南丹船井防犯推進委員協議会園部支部の西岡新さん、八木支部の関岡貢さんが表彰されました。
 防犯パトロールや登下校の見守り、特殊詐欺防止など、長年にわたる、安全で住みよいまちづくりへの活動に対して、南丹警察署厚地信昭署長より伝達を受けました。

八木東小学校4年生 社会科学習 ふるさとの偉大な教育者“井上堰水先生”を学ぶ

 10月12日、八木東小学校4年生が社会科の授業で、ふるさとの偉大な教育者「井上堰水先生」について学びました。
 ゲストティーチャーとして来校したのは、八木東小学校区在住で、郷土の歴史に詳しい西村良平南丹市長です。
 幕末の八木町船枝に生まれた井上堰水は、日本だけでなく東洋や西洋の思想、学問を学び続けました。明治の新たな日本の国づくりは、人を育てることが一番大切だとして、「発蒙館」いわゆる塾を開いて村の青年たちの教育にあたりました。その後、旧新庄小学校の初代校長に就任し、園部高等小学校や園部高等女学校の校長を務めました。西村市長は、「南丹市の教育の父となった素晴らしい先生がいたことを覚えていてほしい。みんなは一生懸命勉強して、将来この地域を守る人になってほしい」と話しました。

南丹市民生児童委員協議会 全員研修会 誰ひとり取り残さない防災目指して

 10月12日、アスエルそのべで南丹市民生児童委員協議会 全員研修会が開かれました。
 今回は「防災」をテーマに、地域の最も身近な相談者として委員が災害時にどのような役割をはたすべきかを考える機会にしようと講演がありました。
 講師は、同志社大学社会学部 教授の立木茂雄さんです。
 立木さんは、大災害が起きた時に要支援者をどう支援するか、誰ひとり取り残さない社会の実現に向けて活動しています。
 東日本大震災の死亡率のデータなどを参照に、平常時と災害時では要支援者を支援する体制が全く異なっていることを問題点に上げ、行政、福祉の専門職、そして地域が、これまでの枠組みを超える重要性を述べました。
 今回の講演会には、民生委員・児童委員のほか、南丹市長や社会福祉協議会の職員らも参加しており、福祉と防災の連結について重要な課題と受け止める姿がありました。

南丹市人権講演会 はじめてのLGBTQ~性の多様性と人権~

 10月10日、日吉生涯学習センター遊youひよしで、南丹市人権講演会が行われました。
 講師は「性的少数者が差別や偏見にさらされず、前向きに生活できる社会の実現」を目指す団体、NPO法人東京レインボープライド共同代表理事の杉山文野さんです。杉山さんはトランスジェンダーで、子どもの頃から男性の心と女性の体の不一致に悩んできました。
 「性のあり方は目には見えづらいので、自分の身近にLGBTQの人がいないと思っていても、「いない」のではなく、「言えない」という現実があることを分かってほしい」「学校や職場、家庭など身近な場所で打ち明けられず、悩んでいる人がいるかもしれない。自分の発した言葉が、他の人を傷つけていないか意識を持つことが大切」と自身の体験から感じた思いを話しました。
 参加者は、それぞれの個性を活かせる社会の実現に向けて、考えを深めました。

摩気神社 秋季例大祭 神幸祭 秋の実りに感謝

 10月9日、園部町竹井の摩気神社で秋季大祭、神幸祭が行われました。
 氏子や地域住民が集まり、秋晴れの澄んだ空気の中、神事が執り行われました。
 五穀豊穣を祈願し、秋の実りに感謝するこの祭り。例年であれば、神輿を担いで集落を練り歩きながらお旅所を目指しますが、新型コロナウイルスの影響で神輿の渡御は中止となりました。
 神社周辺のお米は収穫を終え、まずまずの出来とのこと。地域の人たちは、秋の実りを喜び合うひとときでした。

殿田小学校木材を活用した造形活動 日吉の環境が育てる林業を学習

 殿田小学校の4・5年生12人は総合的な学習の時間に「日吉の環境が育てる林業」をテーマに学習しています。
 林業を通して、木材の活用や課題について関心を持つために、6月から薪割や間伐を体験してきました。
 10月7日には、切り出した木材をどのように活用できるかを考え、鳥の巣箱づくりに挑戦しました。
 講師は、地元工務店の谷口洋一さんを中心に学校運営協議会の委員や地域の人が協力しました。
 巣箱の材料は全て谷口さんの手作り。児童たちは、金槌や玄翁を使い、一生懸命に取り組みました。蝶番を取り付けるところが一番難しかったそうで、児童どうし助け合いながら完成しました。
 次回のプログラムでは植林に取り組む予定です。

殿田小学校キャリア教育 体操インストラクターから教わる諦めない気持ち

 殿田小学校で10月6日、全校児童を対象に体操教室が行われました。
 講師は、世界体操連盟やジャマイカ体操協会公認の体操インストラクター、西田 慎さんです。西田さんは、大学卒業後に青年海外協力隊員として、中米・ジャマイカへ派遣され、子どもたちに15年以上体操を指導してきました。その間、ジャマイカで史上初の世界選手権出場や新体育館の建設を達成、現在ジャマイカ全土で自身の体操教室も経営しています。
 5、6年生はキャリア教育として事前に西田さんから、ジャマイカでの活動についてや失敗を恐れず積極的に取り組むことの意義について話を聞いており、この日も西田さんの話をしっかりと聞いて、開脚前転や後転、壁倒立などマット運動のいろいろな技に挑戦しました。また、3、4年生は、開脚跳びや台上前転など、跳び箱運動を教えてもらい、励まし合いながら練習に励みました。
 西田さんは「できなくてもいい。諦めずに練習することが大切。できるようになることを楽しんでほしい」と話しました。4回にわたる指導のあと、最終回ではできるようになった技を発表することになっています。

園部城跡発掘調査 完了報告 城を防御する土居跡が出現

 南丹市役所新庁舎の建設に向けて行われていた園部城跡の発掘調査が完了し、10月6日に南丹市から報告がありました。
 園部城は、幕末から明治にかけて園部陣屋から園部城へと大改修が行われ、完成からわずか2年で廃城となった城です。今回の調査地は武家屋敷跡であることから、石組みや桶を利用した水路、城を防御する土居なども発見されました。
 土居とは、城の周囲に巡らした土の垣のことで、今回の調査地には4メートル以上盛り土されたであろう土居の跡が出現し、園部城が建てられた当時の、塀で囲まれた城郭の姿が浮かび上がりました。
 発掘調査を終えた園部城跡は埋め戻され、今後は南丹市役所新庁舎の建設工事が進められます。

諏訪神社 例祭 来年こそ“棚野の千両祭り”開催を

 10月5日、美山町鶴ヶ岡の諏訪神社で例祭が営まれ、参列した神社総代や役員らが、五穀豊穣や子孫繁栄を祈願しました。
 諏訪神社では、盛郷・福居・豊郷・高野・鶴ヶ岡の5つの地域が力を合わせ、15年に一度盛大に開催されるという「棚野の千両祭り」を斎行しています。しかし、その祭りが、コロナ禍の影響で、2年連続で延期となりました。
 仲田貫一総代長は、「来年こそは祭りを実施したい。コロナの状況を見ながら12月に判断するので、改めて皆さんにご協力いただきたい。」と思いを述べました。

園部小4年生と園部消防署をオンラインでつなぎ 防災・減災について学びを深めよう

 10月5日、園部小学校で防災についてオンライン授業が行われました。
 4年生は社会科の授業で、防災について学んでいます。より身近に考える機会をと、総合的な学習の時間に、地域から講師を招いて災害時の地域の活動などについて学んできました。
 この日は園部消防署 警防課 消防士長の笠松比呂さんと各教室をオンラインでつなぎ、消防署の日々の活動や防災・減災のためにどのようなことが大切か、また東日本大震災発生時、緊急消防援助隊として被災現場で活動した時の様子などを話しました。
 児童からは「消防署以外にどんな機関と連携するのか」「阪神・淡路大震災の時はどのような活動をしたのか」「東日本大震災での活動時、どのような気持ちだったのか」などの質問もありました。笠松さんは「災害支援では一人でも多くの人を無事に助け出したいとの思いで活動していた。常日頃から防災や減災への意識を高めてもらえたら」と話しました。

丹波支援学校中学部 米作り学習 「米米くらぶ」稲刈りに挑戦!

 10月4日、八木町の丹波支援学校で、中学部の生徒が、近隣の田んぼで稲刈りを体験しました。
 はじめに、大切なお米を有害鳥獣から守ってきた案山子のコンテスト表彰式が行われました。
 丹波支援学校中学部では「米米くらぶ」と題して、地域の人に協力してもらいながら、1年を通して米作り学習に取り組んでいます。6月に田植えをした田んぼは黄金色に実り、刈り方を指導してもらったあと、早速稲を刈っていきました。
 青空のもと声をかけあい、収穫の喜びを感じながら作業をする生徒たち。刈った稲はコンバインで脱穀し、たくさんのお米が収穫できました。収穫したお米は給食として全校で食べることになっています。

北桑田高校美山分校 本格的な藍染めに挑戦! オリジナルの藍染めトートバッグが完成

 10月4日、北桑田高校美山分校農業科の2年生と4年生が、「明日の京都を担う高校生育成支援事業」の一環で、本格的な藍染めに挑戦しました。
 指導するのは亀岡市の京都ほづ藍工房株式会社 吉川佳代子さんと京都市で活動するアトリエIROIROの武村葉子さんです。はじめに、藍の歴史や文化について講義を受けた後、どのような柄にしたいかイメージしながら、ビー玉、輪ゴム、クリップ、洗濯ばさみなどを使って、トートバッグの染めデザインをしていきました。
 そのあと校舎の外に出て、いよいよ藍染め体験です。水と藍につける作業を交互に繰り返し、絞った部分をほどいてみると、個性あふれる柄が浮かび上がりました。一つとして同じものはない、偶然が生んだ素敵な模様に、生徒たちは大満足の様子でした。
 仕上がったトートバッグは、文化祭で販売する野菜のエコバッグとして使用されることになっています。

園部ふるさとわくわくファーム 秋の味覚 栗拾いを体験

 10月3日、園部町口司にある栗園で、園部ふるさとわくわくファーム栗拾い体験が行われました。
 園部町振興公社、園部町農業公社、京都るり渓温泉が連携し、都市農村交流を目的に実施しました。
 粒の大きさとまろやかな甘さに定評がある丹波の栗。大阪や京都市内などから31人が訪れ、「渋皮煮や栗ご飯にして食べたい」と嬉しそうに、火ばさみで拾っていました。
 園部町農業公社理事長の佐々谷吉美さんは、「園部で栗拾いを楽しみ、かけがえのない思い出を作ってほしい。そしてまた訪れたいと感じてもらいたい。」と話していました。

胡麻野外音楽祭 音楽で地域交流の場作り

 10月3日、日吉町胡麻にあるドイツカフェみとき屋を会場に胡麻野外音楽祭が開催されました。
 このイベントは、園部町を中心に音楽活動を行っている吉田 佳弘さんらが「音楽活動を行う人の発表の場、交流の場を作りたい」との思いで、音楽仲間と協力して開いたものです。
 ステージでは、京丹波町・南丹市・亀岡市などで活動する8人と1つのグループの演奏があり、訪れた人を楽しませました。
 また吉田さんは、イベントのオリジナルテーマソング「草の根の音楽祭」を演奏し、来場者が手拍子などで盛り上げました。
訪れた人からは「コロナ渦の中、引きこもりがちになっていた。皆で音楽を楽しめる場ができてうれしい」と話し、気持ちのよい秋晴れのもと音楽を楽しみました。

南丹市市制施行15周年記念事業 オペラ内藤ジョアン

 10月1日・2日にアスエル園部を会場に南丹市市制施行15周年記念事業「オペラ内藤ジョアン」が上演されました。
 戦国時代に南丹市の八木城を拠点に活躍した実在の人物「内藤ジョアン」をもっと多くの人に知ってほしいと企画された念願のオペラで、内藤一族の末裔であり、プロのバリトン歌手 内藤大さんの呼びかけで実現した公演です。
 ジョアンは、豊臣秀吉やキリシタン武将小西行長など、日本の歴史に名を残した武将に仕えており、明国との和平交渉で北京に赴くなど、国内外でドラマチックに活躍しました。
 音楽はオーケストラによる生演奏、そして人間国宝奥村旭翠さんによる琵琶法師の語りが物語の展開を伝えます。
 さらにジョアンの幼少期の回想シーンは八木西小学校の児童たちが出演し、美しいハーモニーを響かせました。
 丹波が生んだ英雄「内藤ジョアン」。知られざる地域の歴史が本格的なオペラとなり、市制施行15周年を飾る記念すべき舞台となりました。

園部第二小学校 5年生 力を合わせて稲刈り作業

 10月1日、園部第二小学校の5年生が学校近くの田んぼで稲刈りを行いました。
 鎌の使い方は、長年園部第二小学校の米作り学習に協力している髙屋利治さんに教わりました。  
 5年生の28人は、今年はペットボトルで稲を育てるなどのチャレンジをしてきました。実際に田んぼでの作業は初めての児童も多く、最初は慎重に鎌を使っていましたが、慣れてくると作業のスピードも上がり、あっという間に刈り取っていきました。
 また稲を束ねる作業は、麻紐で縛るのが難しい様子でしたが、力を合わせて一生懸命に取り組み、学校のフェンスに干しました。
 このまま1週間以上天日で乾燥させ、みんなで脱穀をする予定です。
 作業を終えた子ども達は、稲刈りは楽しかった、思ったより力がいる事が分かった、など感想を述べ、達成感を味わっていました。