殿田小学校キャリア教育 体操インストラクターから教わる諦めない気持ち

 殿田小学校で10月6日、全校児童を対象に体操教室が行われました。
 講師は、世界体操連盟やジャマイカ体操協会公認の体操インストラクター、西田 慎さんです。西田さんは、大学卒業後に青年海外協力隊員として、中米・ジャマイカへ派遣され、子どもたちに15年以上体操を指導してきました。その間、ジャマイカで史上初の世界選手権出場や新体育館の建設を達成、現在ジャマイカ全土で自身の体操教室も経営しています。
 5、6年生はキャリア教育として事前に西田さんから、ジャマイカでの活動についてや失敗を恐れず積極的に取り組むことの意義について話を聞いており、この日も西田さんの話をしっかりと聞いて、開脚前転や後転、壁倒立などマット運動のいろいろな技に挑戦しました。また、3、4年生は、開脚跳びや台上前転など、跳び箱運動を教えてもらい、励まし合いながら練習に励みました。
 西田さんは「できなくてもいい。諦めずに練習することが大切。できるようになることを楽しんでほしい」と話しました。4回にわたる指導のあと、最終回ではできるようになった技を発表することになっています。