主要地方道綾部宮島線(肱谷バイパス)の着工を祝う会

10月30日、主要地方道綾部宮島線、肱谷バイパスの着工を祝う会が行われ、京都府知事や南丹市長、地元関係者などが集まりました。

この道路は、国道27号と国道162号を結ぶ路線で、緊急輸送道路にも指定され、生活や観光道路として重要な路線です。

綾部宮島線の小渕から三埜地内は、大雨による斜面の崩落や幅員狭小、肱谷橋の老朽化など危険性はきわめて高く、改良が望まれていました。

肱谷バイパス事業促進協議会の山名英夫会長は「地域の安心安全な街づくりにつながり有形無形の効果があると期待している。肱谷バイパスの着工は地域振興の持続を可能にする維持、向上に向けての強い後押しとして、うけとめており関係各位の尽力に感謝する」と述べました。

事業箇所は美山町小渕~三埜地内の1km。

長さが130メートルを超えるアーチ橋が2本かけられ、事業費は約29億円となっています。

令和3年度の計画では橋梁の下部工事がされる予定となっています。

開通に伴い、中山間地域における持続可能な交通の確保、観光周遊の促進、防災・減災、国土強靭化の促進が期待されています。