天引区の活性化と未来を考える会 干し柿作りで 獣害対策

園部町天引では、毎月2回、第2、第4日曜日に、天引むくむく市を開催しています。地域交流を目的に、天引区の活性化と未来を考える会が主催しており、地元農家が生産した白菜などの旬の野菜やお米などを求めて、多くの買い物客が訪れます。

 11月28日には、初めてオープンマイクステージと題して、音楽などを自由に発表できるスペースも作られ、来場者は演奏を聞きながら昼食を楽しみました。

 また、地域で放置されている柿を収穫し、干し柿を作る体験も行われました。収穫されない柿は、猿や熊を引き寄せ、農作物への被害にもつながります。参加者は、鈴なりになった渋柿を、竿や高枝切りバサミで次々と収穫。地域のお母さんたちの手ほどきを受けながら皮をむき、吊るしていきました。

天引むくむく市では、今後も住民のアイデアで、さまざまな企画を開く予定で、次回は12月12日に行われます。