市長と語ろう、私たちのまちづくり 堂々と意見を発表

 12月24日、南丹市議会議場で、「市長と語ろう、私たちのまちづくり」が行われました。
 南丹市と南丹市議会、南丹市教育委員会の3者が主催し、市長との対話を通じて、ふるさとを愛し、生涯にわたって主体的に学び続け、まちづくりの当事者意識を養うことを目的に開いたものです。
 今回は「ふるさと南丹市の10年後は、どうなっていてほしいか」をテーマに、南丹市立の小、中学校11校の代表が意見を発表しました。
 児童、生徒らは、自分で考えたこと、仲間で話し合った事、また各学校での取り組み事例や日常生活の中で気づいたことなどを発表。多くの児童、生徒らが、南丹市の魅力は豊かな自然があること、またそこに暮らす人々との繋がりも大切であると感じており、それらを守り、市民同士が心豊かに過ごせるようなさまざまな提案を行いました。
 また、市長との意見交流では、タブレットも使われました。
 「市長と語ろう、私たちのまちづくり」は1月22日土曜日から放送します。

南丹市と近鉄ネットワーク株式会社 CATV事業 移管へ協定

 12月23日、南丹市と近鉄ケーブルネットワーク株式会社は、ケーブルテレビ事業を民間に移管する協定書の締結を行いました。
 令和4年4月から1年間の指定管理期間を経て、令和5年4月に移管します。
 1992年、旧園部町の時代に開始したケーブルテレビ事業は、将来の機器更新費が巨額になることなども踏まえ、今後の運営の在り方について審議会で検討を進め、民間移管へ舵を切ることになりました。
 昨年9月、民間移管先を選定するプロポーザルを実施し、近鉄ケーブルネットワーク株式会社を優先交渉者に決定。12月議会では1億1300万円で設備を譲渡することなどに関する議案が可決されました。
 締結式で西村市長は「大きな財政支出が重荷になっていたが、願ってもない条件が示された。丁寧なサービスとしっかりとした運営を願う」と挨拶。近鉄ケーブルネットワーク株式会社代表取締役社長の桑原克仁氏は「全域の光ファイバー網と地元とCATVが共に歩む土壌があることが南丹市の魅力。地元に足を着け、声を聞きながら、市内全域で市民全員に最新のサービスを公平に届けたい」と話しました。

胡麻郷小学校 京都府学校給食優良学校表彰  地域と連携した食育の取り組みが受賞

 12月23日、胡麻郷小学校が、令和3年度京都府学校給食優良学校に選ばれ、南丹市教育委員会へ受賞を報告しました。
 学校給食優良学校表彰は、京都府教育委員会から、食に関する優れた取り組みに贈られるものです。
 胡麻郷小学校では、地元の壬生菜農家を見学し、生産者の努力や工夫、熱心な思いを学びました。
 また、地域の方の田んぼを借りて米作りを体験し、収穫したお米を日吉共同調理場で調理してもらい、全校児童で美味しく食べるなどした食育の取り組みが、高く評価されました。
 坂瀬一哉校長は、「農業や畜産業などが盛んな地域の特色を活かして、地域のみなさんの協力で、子ども達が、食や生産に関わる方への感謝の気持ちを育むことができ、嬉しく思う。」と受賞の喜びを話しました。
 木村義二教育長からは、「胡麻郷小学校の食育の取り組みは、素晴らしい。これからも地域と連携した取り組みをお願いしたい。」とお祝いと激励の言葉が贈られました。

第17回南丹市XmasGAMES 熱戦展開 日ごろの練習の成果を発揮

 12月19日、南丹市バレーボール協会と南丹市スポーツ協会が共催する、クリスマスゲームズ、オープン6人制バレーボール選手権大会が行われました。
 今年で17回目を迎えたこの大会。中学生から一般まで世代を超え、チーム同士交流しようと行われています。口丹波勤労者福祉会館、丹波自然運動公園の2つの会場で、男女別にリーグ戦が行われました。
 男女合わせて、24チームの参加があり、南丹市からは、女子の部に園部中学校、京都聖カタリナ高校が出場。選手らは、強烈なアタックや練習してきたコンビネーションなどを披露し、熱戦が繰り広げられました。

殿田の新しい居場所・披露式典 交流と親睦を深める憩いの場開設

 12月18日、日吉町殿田で、新しい居場所の披露式典が開催されました。
 この場所は、地域行事が少なくなり、区民交流の機会が減ってきている中、皆が集える場になればと、殿田区集落支援事業推進委員会のメンバーが中心となって開設しました。
 山口勝也自治会長は「施設を活用して、地域をもっと元気にみんなと楽しく住みよい街づくりをしていきたい」と挨拶しました。
 式典では来賓祝辞や手作りの花飾りなどの寄贈もありました。
 みんなが気軽に寄ってもらえるようにと「殿田 まちかどの こしかけ」とネーミングされたこの場所は、旧店舗の一部で、憩いを求める区民が自由に立ち寄りコーヒーやお茶を飲みながら歓談し、交流と親睦を深める憩いの場として期待されています。
 週1回、火曜日の午前10時から12時まで開かれる予定です。

南丹市議会12月定例会閉会 補正予算など17議案を可決

 12月17日、南丹市議会12月定例会本会議が行われました。
 新型コロナウィルスワクチンの3回目接種事業などを盛り込んだ3億8500万円の本年度一般会計補正予算案や、2023年4月にケーブル事業を近鉄ケーブルネットワークに移管する議案など17議案を可決しました。
 議員任期、最後の議会にあたり、谷尻宣雄議長からお礼の言葉があり、12月定例会を締めくくりました。

園部中2年生 地域の「歴史を知る」 B(母校が)S(お城のようなのは)N(なんでやねん)

 12月17日、園部中学校で、ゲストティーチャーを招いて2年生の学年社会科が行われました。
 講師は元小学校の先生で、園部中学校学校運営協議会地域コーディネーターの小寺誠さんです。 
 町内に城を模した建物がたくさんある中で、「BSN 母校がお城のようなのはなんでやねん」というテーマで、日本で最後に築城された園部城についてや園部藩の歴史、園部藩主の人となりを楽しく解説しました。
 小寺さんは「初代藩主小出吉親は、石高の少ない園部に移封されたのちも腐ることなく、園部藩を立藩。地域の可能性を信じ活躍した。10代かかって城の建設をやり遂げた」と解説し、ふるさとを誇りに思う気持ちを大切にしてほしいと話しました。
 生徒らは「歴史の積み重ねで今の町や自分たちがある」と感想を述べ、園部の地域の歴史を知るきっかけになりました。

外国語活動校種間連携パートナースクール事業 胡麻小5年生・園部高校2年生オンラインで交流

 12月17日、胡麻郷小学校が園部高校と外国語活動校種間連携パートナースクール事業で、交流しました。
 この事業は英語に触れ、楽しさを知る目的に、毎年対面で交流をしていましたが、新型コロナウイルスの影響で昨年度からオンラインで実施しています。
 今回は、5年生26人がグループに分かれて、タブレットを使い、園部高校2年生と英語で自己紹介やクイズなどをして楽しみました。
 また、英語の授業で事前に考えた「マイヒーロー」と題して仲のいい友達やスポーツ選手、学者などあこがれの人を英語で紹介する様子もありました。

農芸高校シクラメン販売会 未来の農業支える技術を目指して

 12月16日、農芸高校でシクラメンの販売会が行われました。
 今回販売されているシクラメンは、今年の3月に新設したスマート農業に対応した温室で栽培されました。草花コースの生徒たちが、気温や湿度管理などのデータ分析を行い、丁寧に育ててきたもので、ピンクや白、赤、紫と色とりどりで、花弁も大きく長持ちすることが特徴です。
 販売会には、ビオラの苗の販売も行われ、地域住民など多くの人が訪れました。
 シクラメンの販売会は、来年度も行われる予定です。

美山中学校東京交響楽団地域巡回コンサート プロの演奏を聞こう

 12月15日、美山中学校で東京交響楽団 地域巡回コンサートが行われました。
 この取り組みは、文化芸術による子どもの育成総合事業の一環で開かれたもので、美山中学校の生徒51人と美山小学校の5、6年生46人が参加しました。
 コンサートでは、スメタナの「売られた花嫁」やベートーベンの「運命」など、音楽の授業で学習したなじみのある曲が演奏されたほか、
 指揮者体験コーナーもあり、代表の生徒3人が指揮のポイント教わり挑戦しました。
 生徒からは、「自分の思い通りに曲のテンポが変わり楽しかった」と感想を話していました。
 児童、生徒たちは、プロが奏でる音を、身体と心で感じ学びを深めました。

園部小学校6年生が茶道を体験 お辞儀からはじまり お茶の点て方頂き方まで

 12月15日、園部小学校で6年生が茶道を体験しました。
 6年生は社会科の授業で、室町時代の歴史や文化について学んできました。今回は総合的な学習の時間に、日本の伝統文化である茶道を、地域の人を招いて体験することになりました。
 園部町在住で茶道教室を開いている大坪洋子さんを講師に招き、お辞儀の仕方やお菓子の運び方、お茶の点て方や頂き方などを教えてもらいました。
 作法に緊張しながら取り組んでいた児童らも、甘いお菓子とほろ苦いお茶にほっと心が和みます。
 「はじめて体験したが、日本の文化に触れられてよかった」「甘いお菓子とお茶がよく合っておいしかった」などの感想が聞かれました。

八木西小学校4年生 食育指導 お魚パワーを知り もりもり食べよう

 12月14日、八木西小学校で、学年ごとに魚についての食育指導が行われました。
 講師として、給食の献立作りや八木中学校で家庭科を教えている栄養講師の西村亜希子さんが来校。西村さんは、紙芝居などで魚が栄養価の高い食べ物であることを説明しながら「特に魚の油は、頭の働きを良くするDHAや、血液をサラサラにするIPAなど、いい成分が含まれているので、たくさん食べてほしい」と話しました。
 4年生の児童は、魚が好きな子も苦手な子も興味深く聞き、その日の給食の一品、さわらの献立を楽しみにしていました。

殿田川ゴミ拾い大作戦 景観と生態系を守る取り組み

 12月12日、日吉町の殿田とーくほーる周辺で「殿田川ゴミ拾い大作戦」が行われました。
 この取り組みは、生き物が暮らしやすい環境を守りたい、地域の景観を良くしたいとの思いで、殿田区が設置する「殿田みんなで美観プロジェクトチーム」が企画しました。
 参加者は、共催の「龍の森プロジェクト」のメンバーや南丹清掃株式会社の社員、殿田区民ら約60人で、殿田小学校前や日吉大橋付近の河原を中心にゴミを拾いました。
 集められたゴミは、ペットボトルや空き缶、農業用の資材などが多く、軽トラック5台分にもなりました。
 亀岡ふるさと研究室自然体験アドバイザーの 仲田 丞治さんからは、「まだまだ川に埋もれているゴミも多く、生き物を守るためには、継続して取り組む必要があります。」と話があり、
 参加者からは、「実際に河原へ行くと見た目よりゴミが多いことに驚いた。」と感想が聞かれました。
 また最後には、日常的にゴミ拾いができるようにと、掃除用具がプレゼントされ、地域の環境について考えを深める一日となりました。

なんたにあんキッズカーニバル 世界の文化・遊びを知ろう

 12月12日、南丹市国際交流会館で、2021なんたにあんキッズカーニバルが行われました。
 この取り組みは、子供たちの国際理解を深める事を目的に南丹市国際交流協会が主催したもので、親子連れなど約60人が集まりました。
 会場には、中国・ベトナム・ミャンマーの3ヶ国のブースが用意され、民芸品や写真展示の他に、中国でおやつとして食べられている「ひまわりの種」の試食やベトナムの伝統的な遊びを体験しました。
 他にも世界の民族衣装のファッションショーや衣装体験コーナーもあり、色鮮やかな民族衣装を着て写真撮影を行い、子供も大人も楽しめるイベントになりました。
 また、子ども絵画コンクールの表彰式も行われ、最優秀賞に森みらいさん、国際交流協会会長賞に早苗春香さん、国際交流協会賞に山下紗彩さん、日本語教室賞に大石 早智花さんが選ばれました。

八木西小学校1年生 みんなで道徳 「ありがとう」を伝えよう

 12月10日、八木西小学校1年生の道徳の授業が行われました。
 八木西小学校は地域道徳推進校で、「みんなで道徳」と題した授業を実施し、大人も子どもも、ともに学び、地域を愛する心を育み、道徳心を高めています。
 この日は、保護者も一緒に、「ありがとう」を伝えたい人について、考えました。
 登下校を見守って下さる地域の人や、学校で給食を作ってくれたり、勉強を教えてくれる先生方。そうじしてくれる家族や、一緒に暮らしている人など、日ごろ、どんな時に、どんな人にお世話になっているか?を考え、書き出していきました。
 最後は、児童たちが、ありがとうの気持ちを発表しあい、日ごろ自分を支えてくれている人への感謝を伝えました。
 今回学んだことは、各家庭に持ち帰り、大人も子どもも一緒に心を耕していきます。

健康寿命をのばそう!アワード 南丹市社協が厚生労働省老健局長 優良賞受賞

 厚生労働省が募集していた「第10回健康寿命をのばそう!アワード」において、南丹市社会福祉協議会の取り組みが厚生労働省老健局長優良賞を受賞し、12月9日、西村市長から伝達表彰が行われました。
 介護予防・高齢者支援分野において、地域包括ケアシステムの構築に向け、地域の実情に応じた優れた取り組みを行っている自治体や団体、企業などから51件の応募があり、その中での受賞となりました。
 南丹市社会福祉協議会では、コロナ禍で外出が減り、孤独を感じている高齢者が多いという状況の中、地域のみんながつながり、元気になれるような取り組みをしようと「みんなで一歩プロジェクト」を立ち上げました。自宅に居ながら食事や運動、脳トレなどに取り組める「健康すごろく」を作成し、参加者はゴールすれば、南丹市内の企業・団体から提供いただいた景品を受け取ることが出来るというものです。
 南丹市社会福祉協議会は、「地域の学生や企業、団体などが主旨に賛同し多くの協力が得られ、このような取り組みができてよかった」と話しています。

南丹高校テクニカル工学系列春日製作所で企業実習

 南丹高校テクニカル工学系列2年生が、南丹地域の13の企業で実習を行いました。
京都府南丹広域振興局の呼びかけにより、京都中部ものづくり教育パートナー企業に参加する企業が、工業系の生徒たちの地元企業への就職につながるよう、人材育成を目的に実施しているもので、12月7日には、園部町の京都新光悦村に工場を構える春日製作所株式会社で、1人の生徒が実習に参加しました。
春日製作所は、精密金属加工部品の製造を手掛ける企業で、4日間の実習で実際に製造工程の一部を体験。高度で繊細な職人技術の一端に触れました。春日製作所 取締役の岡本芳和さんは実習を振り返り「真面目な姿勢で取り組んでくれた。仕事は、人と人とのコミュニケーションが大事なので、元気よく頑張ってほしい」と話し、生徒に将来に向けてのエールを送りました。

八木東小学校 3年生しめ縄作り

 12月7日、八木東小学校3年生23人が、親子でしめ縄作りに挑戦しました。
 3年生は総合的な学習の時間で「八木のお宝さがし」として、地域に受け継がれる「しめ縄作り」に取り組むことになり、保護者で農業を営む村上真吾さんと学校運営協議会のメンバーを講師に招き、教えてもらいました。
今回はしめ縄の「めがね」に挑戦。初めての縄綯いにコツをつかめず苦戦しましたが、太いものや細いものなど個性あふれるしめ飾りが完成しました。
 親子で協力して完成したしめ飾りは、後日ウラジロとみかんを付け、各家庭で飾ることになっています。

じゅういちくんカップ少年サッカー大会2021 白熱した試合を生中継!!

 12月5日、園部公園陸上競技場で、じゅういちくんカップ少年サッカー大会が開催されました。
 未来に限りない可能性を秘めた子どもたちのスポーツ活動を支援したいという思いで、公益財団法人南丹市情報センターと南丹市サッカー協会、サッカースポーツ少年団が連携し開く大会で、今年で8回を数えます。
 南丹市から、南丹八木サッカースポーツ少年団と園部フットボールクラブ、そして亀岡市から南つつじ少年サッカークラブとA.C.アンフィニを招待し4チームが対戦。
 解説席に各チームのコーチと南丹市サッカー協会会長の奥井賢一郎さんを迎え、試合展開を生中継しました。
 厳しい冷え込みと時折ぱらつく雨にも負けず、選手たちは、11人制の広いコートで、大きな声を掛け合いながら、白熱したプレーを展開しました。
 試合の結果は、A.C.アンフィニが優勝、園部フットボールクラブが準優勝でした。また、最優秀選手と各チームの優秀選手、サンガ賞に選ばれた選手に、記念品が贈られました。

南丹船井安全安心まちづくり大会 安全で安心して暮らせるまちへ

 12月1日、京丹波町役場で、南丹船井安全安心まちづくり大会が行われました。
 安全で安心して生活できる地域社会を目指して、南丹警察署が主催しているもので、南丹船井交通安全協会員らが参加しました。
 南丹警察署の厚地信昭署長は「南丹、船井地域を安全で安心と実感できるまちにするには皆様の協力が必要。機運を高めていきたい。」と挨拶しました。
 警察署員による特殊詐欺被害防止の寸劇や、信号機のない横断歩道で手を上げ、車の運転手と目線を合わせて渡る合図横断を広く知ってもらおうと制作された「交通安全サンバ」をみんなで踊りました。
 京丹波町役場前をパレードが出発。京丹波町長や南丹警察署長らが見送り、南丹市、京丹波町内を周りました。
 また、道の駅丹波マーケスでは、交通安全や防犯についての街頭啓発を行い、安心・安全なまちづくりを訴えました。