るり渓温泉とんどまつり 1年の無病息災 安泰を願って

 1月16日、園部町大河内のるり渓温泉駐車場で、とんどまつりが行われました。
 園部町振興公社と、園部町農業公社、京都るり渓温泉が主催し、今年で11回目を数えます。
 とんどは、お正月の間に飾られていた門松やしめ縄などを持ち寄って焚き上げて、1年間の災いを払う伝統行事です。
 厳かに神事が行われた後、一斉に点火されると、やぐらは勢いよく燃え、火の粉が空高く舞い上がり、観光客や関係者らが見守りました。
 とんどの火にあたると一年間、風邪を引かず、病気をせずに過ごせると言われています。
 参加者は、ぜんざいの振る舞いを味わい、美味しいおもてなしに、心も体も温まりました。
 竹がバチバチと燃える大きな音を聞きながら、歳神様を送り、一年の無病息災と感染症の収束を願いました。