京都SKYセンター「人生100年時代の生き方」 高齢者の新たな人生課題を考える

 2月26日、アスエルそのべで、「人生100年時代の生き方~講演と落語の会~」が開かれ、120人余りが参加しました。
 シニア世代の生きがいづくりや社会貢献活動を応援する、公益財団法人京都SKYセンターが主催したもので、元松山大学教授の春日キスヨさんを講師に招き「百歳まで生きる覚悟~生きがいづくりから身じまいまで~」をテーマに話を聞きました。春日さんは「コロナ禍で老いるスピードが速まったといわれるが、住み慣れた家で可能な限り過ごすためには、家族や隣近所と普段からつながることやかかりつけ医と良い関係を築くことが必要」とアドバイスしました。
 第二部は落語家で、シニア世代の応援隊長「SKY大使」の笑福亭晃瓶さんが、「家族や地域のつきあい、ふれあいが大切。まずは挨拶から」と話し、家族のつながりを描いた落語「子は鎹」を披露。元気なシニアにエールを送りました。

第4回南丹市フォトコンテスト表彰式 暮らしが語る風景 地域の魅力を伝える写真

 2月26日、京都丹波高原国定公園ビジターセンターで、南丹市フォトコンテストの表彰式が行われました。
 南丹市と南丹市観光協会連絡会が主催し、今年で4回目を数えます。
 「暮らしが語る風景」をテーマに、四季折々の景色や伝統芸能、地域の魅力を伝える写真273点の応募があり、最優秀賞や特別賞に13点が選ばれ、表彰状が贈られました。
 審査員長で写真家の中田昭さんから、「撮影者のこだわりが伝わってくる写真が胸を打つ。これからも1枚の作品を撮るために何度も足を運び、腕を磨いてほしい。」と講評がありました。
 今回入賞した13点は、今後、市内各所で巡回展示が行われる予定で、観光振興の為に使用されるということです。

南丹市議会3月定例会 令和4年度当初予算など26議案を提案

 2月21日、南丹市議会3月定例会が開会しました。
 先の選挙で当選した20人の新議員が集まる初めての定例議会で、本会議では、議長、副議長の選挙を始め、常任委員会や議会運営委員会の選任などが行われました。
 選挙の結果、新しい議長には、前田義明議員が、副議長に山下秋則議員が選ばれました。
 また22日には、令和4年度一般会計当初予算228億4500万円など、26議案が提案されました。
 当初予算の編成については、継続事業や義務的な経費を中心とした、骨格的な予算の基本的な考え方について説明がありました。
 本議会の会期は、3月30日までの38日間で、3月1日には、代表質問が、2日と3日には、議員一般質問が、それぞれ10時から行われます。

なんたん健幸ポイント交換会 あるいて ポイント貯めて 健康に

 2月21日、南丹市国際交流会館でなんたん健幸ポイント交換会が行われました。
 第1部は、筑波大学人間総合科学学術院教授の久野譜也さんを講演に招き、「みんなで健康に!歩きたくなるお話」と題した講演を聞きました。
 運動不足による免疫低下など、新型コロナウイルスによる外出自粛に伴う運動不足と健康二次被害の関係などに触れ、分けて運動してもよいので、持久力、筋力、柔軟性を維持する運動をこころがけてほしいと話しました。
 第二部では、地元の事業所が提供した景品が当たる、参加記念品抽選会が行われ、会場は大いに盛り上がりました。
 最後には昨年9月より歩いた歩数などで貯まるポイントを商品券に交換しました。

園部第二小学校6年 中村美涼さん 青少年読書感想文京都府コンクール知事賞受賞

 2月21日、南丹市役所で、第67回青少年読書感想文京都府コンクールの伝達表彰が行われました。
 園部第二小学校6年の中村美涼さんが、高学年の部で最優秀の京都府知事賞を受賞し、全国コンクールで入選しました。
 中村さんは、戦争で命を奪われた動物たちの物語を読み、戦争の恐ろしさや悲惨さを学び、伝えていく事の大切さを、書きました。
 園部第二小学校の城内千恵美校長と、担任の浦島一久教諭とともに訪れ、木村義二教育長から、表彰状と盾が授与されました。
 木村教育長は、「戦争当時に思いを寄せた文章が素晴らしい。一冊の本との出会いが人生を豊かにしてくれるので、これからも読書を頑張ってほしい」と受賞を喜び、激励の言葉を贈りました。

令和3年度人権研修会 インターネット普及に潜む人権侵害を考える

 2月19日、アスエルそのべ大ホールで、南丹市人権教育・啓発推進協議会が主催する、令和3年度人権研修会が行われました。
 同協議会では、同和問題をはじめとする、あらゆる人権問題の解決に向けて活動を行っており、今回は武蔵野大学名誉教授の佐藤佳弘さんを講師に迎え、「インターネットによる人権侵害」をテーマに話を聞きました。
 講演では、芸能人やアスリートなどに起こった、インターネット上での悪質な書き込みによる人権侵害の事例を紹介し、被害に遭わないための未然防止対策や、万が一被害に遭った際の対処法などを解説。佐藤さんは「自分や他人の写真をむやみに投稿したり、悪ふざけでの投稿はしないこと。また被害に遭った時は専門家に相談することが大切」と話しました。

令和3年度南丹市スポーツ・文化賞表彰式

2月19日、園部文化会館アスエルそのべで、令和3年度南丹市スポーツ・文化賞表彰式が行われました。

 この式は、スポーツや文化の各分野において、優秀な成績を残した個人や団体を表彰するものです。

小学生・中学生・高校生、一般の部、それぞれ団体と個人に分かれ、テニスや自転車競技、バレーボールなどのスポーツ、吹奏楽や書道などの文化の活躍を讃えました。

そして児童に贈られる翔け賞、長年にわたる選手の指導や育成を讃える功労賞の表彰もありました。

感染症対策の為、今回は各部門の代表のみが出席し、表彰状を受け取り、会場からは拍手が送られました。

また「きらり・本のことば」おすすめ本コンクールの表彰式も行われました。

このコンクールは、読んだ本の中から心に残った言葉や感想を表現し、作品の魅力を伝えるもので、各賞の受賞者に、西村市長と木村教育長から表彰状が手渡されました。今回の受賞を励みに、さらなる飛躍が期待されます。

八木東小学校4年福祉体験

2月17日、八木東小学校4年生が障害者などの立場を経験する福祉体験を行いました。

南丹市社会福祉協議会八木事務所の職員から、車いすの扱い方や介助の仕方を教わり、実際に重りの入ったベストなどを装着して高齢者や障害者が普段どのように感じながら生活を送っているかを疑似体験しました。

4年生の児童たちは、1年を通して「福祉」について学びを深めており、事前のリモート学習では障害者だけでなく、外国人や自分より小さな子どもなど、様々な人の立場に立って考えたり、みんなが幸せに暮らすために、自分ができることは何かを考えてきました。

児童たちは、「思った以上に体が動かしにくかった。車いすの段差が怖かった。アイマスクを付けて目が見えない状態だと、歩くのも怖かった」など、感想を話しました。

また、社会福祉協議会の職員は、「身の回りに困った人がいたら、一歩勇気を出して安心できる素敵な声かけをしてほしい。」と呼びかけました。

南丹市と日本郵便株式会社との包括的連携に関する協定締結式

2月17日、南丹市役所で、南丹市と日本郵便株式会社との包括的連携に関する協定締結式が行われました。

 この協定は、地域活性化と市民サービスの向上を目的に、南丹市と市内14の郵便局が連携するもので、西村良平市長と神吉郵便局長の石橋松太郎さんが、協定書に調印しました。

子どもや高齢者の見守り活動、災害発生時の取り組みなど安心安全な暮らしの実現。ふるさと納税返礼品の開発などの地域経済活性化に関すること。未来を担う子どもの育成や女性の活躍推進、地方創生の分野において、協力していきます。 西村市長は、「616平方キロメートルの広大なエリアの課題を解決するためには、隅々まで配置されている郵便局の協力は大変ありがたい。地域の生活を支える役割を担っていただいている。」と伝え、石橋さんは、「地域活性化と市民サービスの向上のために、連携をより一層強めていきたい。」と語りました。

森の学舎五ヶ荘 アートスペース543 昭和レトロを感じる手描き広告 懐かしむ

 現在、森の学舎五ヶ荘のアートスペース543で、昭和レトロ展が開かれています。昭和20年から30年代の雑誌に掲載されていた手描き広告200点以上が展示されています。
 この展示会は、アートスペースの運営を担当する女性スタッフ4人が、地域住民から寄贈された雑誌の活用について意見を出し合い、懐かしさを感じる手描き広告に注目し、企画したものです。
 当時は、写真の広告が少なく、筆で文字や絵が描かれていました。最新家電の炊飯器やトースター、衣服や食べ物など、時代の雰囲気を感じることができる広告の数々。
 当時を知る人たちは、昭和の暮らしに思いを馳せ、思い出話に花が咲いていました。
 優しい色合いで個性的な手描き広告は、額に入れて壁に飾っておきたくなるような、古き良き魅力があります。芸術の交流空間、アートスペース543の昭和レトロ展は、2月27日日曜日までです。

全国アビリンピックビルクリーニング部門銀賞 丹波支援学校高等部3年 中井一貴さん

 丹波支援学校高等部3年の中井一貴さんが、全国障害者技能競技大会、全国アビリンピックで銀賞を受賞し、2月15日、校長室で伝達表彰が行われました。
 中井さんは、机やいすなどが置かれている場所を、モップやほうきで正確に早く掃除する技術を競う「ビルクリーニング部門」に出場。昨年3月の京都府大会で金賞を受賞し、全国大会出場を決めました。昨年12月の全国大会では、各地域の代表43人中2位の銀賞を受賞しました。
 この日、後藤昌則校長から表彰状とメダルが授与されました。また指導した教員からもお祝いの言葉が贈られ、素晴らしい活躍を讃えました。

道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業第3回研究会

2月15日、八木市民センターⅰスタやぎで、令和3年度道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業 第3回研究会が開かれました。

 事業2年目、充実期の取り組みについて、八木中学校ブロックが実践発表を行い、次年度へと研究を深めるもので、各小中学校への参加者へはリモート参加および、YouTube配信されました。

 八木東幼児学園と八木東小学校のからは、「自分が愛されている、守られていると感じること」や「自分自身も友達も大切にする心を育むこと」、「あいさつ運動を学校から家族へと広げ、地域道徳を通じて保護者も一緒に学ぶ場になったこと」など、学校、地域、家庭での取り組みの広がりについて報告がありました。

 また後半は、YAGIサミットと題して、京都産業大学教授の柴原弘志さんをコーディネーターに、八木西、八木東小学校の児童、八木中学校の生徒、学校運営協議会委員、PTA、八木町自治会関係者の6人によるパネルディカッションが行われました。挨拶についてと道徳の授業についてをテーマに話し合い、「挨拶は一日の始まりで、相手を勇気づけるもの。家族や地域全体で広げていきたい」や「道徳は人の意見を聞き自分の思いを考える授業。もっとディスカッションしやすいような授業の工夫を」など活発な意見が交わされました。

天引むくむく市 地域の交流の場 7年目に入った事を喜び合う

 2月13日、園部町天引で月に2回行われている野菜市、天引むくむく市が開かれました。
 2016年1月に、高齢者の生きがいづくりと地域の交流の場としてはじまったむくむく市。7年目を迎えて、続けてこられたことへの喜びと感謝の言葉があふれていました。
 この日は、天引の清らかな水で作られた天引米の販売促進イベントが行われました。また、白菜やニンジン、サトイモ、大根などの新鮮野菜や、地元の炭などが販売されました。
 屋台では、たこやきやうどんが並び、美味しいものを味わう人たちの姿がありました。
 次回の天引むくむく市は3月13日日曜日に開催される予定です。

北方領土と私たち作文コンクール入賞者紹介

 1月12日に京都府庁で、「北方領土と私たち」作文コンクールの表彰式が開催されました。
  京都府下、応募数1715点の中から、今回、最優秀賞を殿田中学校3年の加藤由奈さんが受賞しました。
 また優秀賞を園部中学校2年の久保田美優さんが受賞。それぞれ西脇知事と橋本教育長から表彰状が手渡されました。
  その他、優秀賞に殿田中学校3年の吉田 心々寧さんと、園部中学校2年の八木 梓緒音さん。佳作に八木中学校2年の松本 明寿香さんが受賞しました。

日吉町郷土資料館 令和3年度収蔵品展 道具展

日吉町郷土資料館では、令和三年度収蔵品展「道具展」が開催されています。
 今回は、文化博物館や郷土資料館が所蔵する、昔の生活で使用されてきた道具など80点あまりが展示されています。また、小学生の社会科学習支援として、用途ごとに資料が分類され、社会の変化とともに移り変わってきた道具の様子を学ぶことができます。
 今では、全自動が当たり前の洗濯機ですが、かつてはタライに水を張り、洗濯板でこすり洗いをしていました。その後、近未来的な造形をしている手動式洗濯器、一層式電気洗濯機が開発されました。当時は大変高価なものでしたが、昭和30年代後半には手頃に購入できるようになりました。
 他にもコタツやアンカなどの暖まる道具やかまどやガス七輪といった調理に関わる道具などが展示されており、当時の人々の暮らしぶりや生活の変遷をうかがい知ることができます。
 この道具展は、3月6日まで行われています。

園部高校附属中3年国際理解教育

 2月10日、園部高校附属中学校の3年生が、総合的な学習の時間に、国際理解教育に取り組みました。
 北アフリカのアルジェリア出身で、日本で経済学を学び、国際協力機構JICA関西に所属する、ゲラム・アデルさんを講師に招き、アルジェリアの文化や現状について学習しました。
 アデルさんは、砂漠の強い日差しから身を守るために工夫された民族衣装や、アフリカの発展途上国ではすべての子どもたちが教育を受けられるわけではないことなど、アルジェリアと日本の文化の違いを、英語で伝えました。
 最後に、「人種や文化の違いを超えて、お互いに理解し合うことが大切。」と伝え、生徒たちは国際社会の中で、他者を認め合い、つながり合っていくことの重要性を学びました。

南丹市移住者住宅整備モデル事業の実施に関する協定締結式

 2月10日、南丹市役所で、南丹市移住者住宅整備モデル事業の実施に関する協定締結式が行われました。この協定は、地域の新たな担い手となる移住者の受け入れを進めるために、地域の空き家を活用した移住者住宅を設置するというものです。
 今回は、西村良平市長と日吉町四ツ谷と佐々江地域の活性化に取り組む、住みよいむらづくり協議会会長の上原文和さんが協定書に調印しました。
 その後、意見交換も行われ、
西村良平市長は、「移住者住宅で、田舎暮らしや地域の魅力を体感し、定住につながってほしい」と語り、
上原文和さんは、「高齢化の進む地域の現状も含め、地域活動に積極的に参加してもらえる子育て世代に住んでもらいたい」と話しました。今後移住者の募集、選定を進めていきます。

八木西小5年家庭科初めてのミシン


 2月9日、八木西小学校の5年生が、家庭科の時間に、初めてミシンを使い、ナップザック作りに取り組みました。
 この日は、学校運営協議会やPTA、地域の方にも協力してもらい、待ち針の扱い方や糸の始末、返し縫いなどを学び、丁寧に縫い進めていきました。
 自分で選んだ、お気に入りのデザインのナップザック。児童たちは、「たくさん入れても壊れないように丈夫なものを作りたい」と、ミシンを動かしていました。
 ナップザックは、6年生の修学旅行で使用する予定で、児童たちはお互いの作品を見せ合い、嬉しそうに背負っていました。

アスエルそのべロビー展歩み会

 2月9日から、園部文化会館アスエルそのべのロビーで、絵手紙サークル歩み会の展示が行われています。
 歩み会は、民生委員として、一人暮らしの高齢者へ絵手紙を送る活動をしていた11人が、5年前にはじめたものです。
 今回の展示は、11月から1月にかけて制作した作品で、干支の寅や節分などの季節の風物を描いたものや、待ち遠しい春への思いを表現したものなどが並びました。また、コロナ禍で会えない期間も、互いの思いをつなごうと取り組んだ絵手紙リレーも展示されています。
 素直な言葉と、のびのびした絵が心を和ませてくれる絵手紙の展示会は、2月22日火曜日までです。

園部中学校1年生地域防災学習

 園部中学校1年生は、総合的な学習の時間に地域防災学習に取り組んでいます。
 2月9日には、災害時に支援の経験などがある3人の講師から話を聞きました。東日本大震災で支援活動を行った経験のある、南丹市社会福祉協議会事務局長の榎原克幸さんは「普段から自分と違う意見に耳を傾け想像する力、人を助ける力、助けを受け入れる力も必要」と話しました。また平成25年の台風18号を経験した横田区防災委員長の松本 健さんと当時園部中学校に勤務していた平井祐子さんは「地域には自分たちのことを温かく見守ってくれている大人がたくさんいる。普段から挨拶を交わしつながりを持ってほしい」、「苦しいとき助け合える仲間を大切に」とメッセージが送られました。
 講演後、生徒らは「気持ち」「普段の準備」「支援」「コミュニケーション」などのキーワードをもとに、感謝の気持ちを持つことや毎日を大切に過ごすこと、地域の人とつながりを持つことや家族で災害に備える、などの今の自分たちにできることを発表し合いました。

原生の森 芦生写真展 南丹市の宝「芦生の森」生命を感じる作品たち

 2月5日から南丹市国際交流会館コスモホールで、「原生の森 芦生」写真展が開催されています。
 京都丹波高原国定公園5周年と公園内にある芦生研究林100周年を記念して、同国定公園ビジターセンター運営協議会、京都大学フィールド科学教育研究センター芦生研究林、南丹市情報センターが主催して開いたものです。
 芦生研究林 技術職員で写真愛好家の岸本泰典さん、写真家で芦生のガイドも務める広瀬慎也さんの写真およそ40点、広瀬さんが撮影した映像作品などが展示され、訪れた人たちが熱心に見入っていました。
 また、京都丹波高原国定公園や芦生研究林の概要、現状と課題などをパネルで解説したり、スマートフォンを使った、360度写真による森の中の仮想体験コーナーもあり、南丹市の宝である原生のの森を存分に楽しむことが出来ます。
 原生の森 芦生写真展は2月13日日曜日まで開かれています。また、美山町の京都丹波高原国定公園ビジターセンターでも、企画展が同時開催されています。

生身天満宮節分祭 「鬼は外、福は内」邪気を払い福を呼び込む

 2月3日、園部町美園町の生身天満宮で節分祭が行われました。
 このお祭りは、季節の変わり目である節分に、邪気や災厄を払い、開運招福、無病息災、疫病退散を祈願する行事で、地域住民や参拝客らが集まりました。
 寅年生まれの年女らが福豆をまきながら「鬼は外、福は内」と唱え、邪気をはらい、福を呼び込みました。
 また、正月のしめ縄やお札などを燃やすお焚き上げの神事も行われ、天高く立ち上る炎と共に焼納されました。

園部町つつじの会  愛情込めて 恵方巻づくり

 2月3日の節分に合わせて、道の駅京都新光悦村の加工所で、食品加工グループ、園部町つつじの会が恵方巻づくりを行いました。
 園部町つつじの会では、地産地消をモットーに、地域の味を伝えています。調理は、深夜1時からスタート。園部産のコシヒカリ180㎏を炊き、具材を煮詰めたりと、あわせて1500本の恵方巻を作りました。
 今年は、おなじみの巻き寿司やサラダ巻きに加えて、そのべ牛が入った韓国風海苔巻き、キンパ巻きも登場。地元はもちろん京都市内などからも多くの注文があり、スタッフは「恵方巻を楽しみに待ってくれている人がいるので、美味しく味わってもらえるようにと、愛情を込めて巻いている」と話していました。

八木西小学校6年生 もうすぐ卒業 思い出を作品に刻む

 八木西小学校の6年生は、卒業の思い出にと、卒業制作「オルゴール作り」に取り組んでいます。
 2月2日には、好きなデザインを描いたり、彫り進める授業がありました。サッカーなどの好きなスポーツや動物、言葉など、それぞれが思い思いにデザイン画を仕上げ、彫刻刀で掘っていきます。
 タブレットでの彫り方見本や先生のアドバイスを聞きながら、慣れないながらも、丁寧に彫っていきました。
 彫りあがったら着色し、組み立てた箱の中に好きな曲のオルゴールを入れて完成します。