園部中学校1年生地域防災学習

 園部中学校1年生は、総合的な学習の時間に地域防災学習に取り組んでいます。
 2月9日には、災害時に支援の経験などがある3人の講師から話を聞きました。東日本大震災で支援活動を行った経験のある、南丹市社会福祉協議会事務局長の榎原克幸さんは「普段から自分と違う意見に耳を傾け想像する力、人を助ける力、助けを受け入れる力も必要」と話しました。また平成25年の台風18号を経験した横田区防災委員長の松本 健さんと当時園部中学校に勤務していた平井祐子さんは「地域には自分たちのことを温かく見守ってくれている大人がたくさんいる。普段から挨拶を交わしつながりを持ってほしい」、「苦しいとき助け合える仲間を大切に」とメッセージが送られました。
 講演後、生徒らは「気持ち」「普段の準備」「支援」「コミュニケーション」などのキーワードをもとに、感謝の気持ちを持つことや毎日を大切に過ごすこと、地域の人とつながりを持つことや家族で災害に備える、などの今の自分たちにできることを発表し合いました。