日吉町郷土資料館 令和3年度収蔵品展 道具展

日吉町郷土資料館では、令和三年度収蔵品展「道具展」が開催されています。
 今回は、文化博物館や郷土資料館が所蔵する、昔の生活で使用されてきた道具など80点あまりが展示されています。また、小学生の社会科学習支援として、用途ごとに資料が分類され、社会の変化とともに移り変わってきた道具の様子を学ぶことができます。
 今では、全自動が当たり前の洗濯機ですが、かつてはタライに水を張り、洗濯板でこすり洗いをしていました。その後、近未来的な造形をしている手動式洗濯器、一層式電気洗濯機が開発されました。当時は大変高価なものでしたが、昭和30年代後半には手頃に購入できるようになりました。
 他にもコタツやアンカなどの暖まる道具やかまどやガス七輪といった調理に関わる道具などが展示されており、当時の人々の暮らしぶりや生活の変遷をうかがい知ることができます。
 この道具展は、3月6日まで行われています。