和泉史跡保存会 地名の由来となった「泉」を整備

 美山町和泉では、和泉史跡保存会が中心となって、地名の由来となった「泉」を整備してきました。
 この泉は、古くから旅人や修行僧が水を飲み、鋭気を養ったという言い伝えがあります。
 近年は竹藪で見えなくなっていた泉を地域の名所にしようと、令和2年から、草刈りなどに取り組み、泉の空間を作ることができました。3月25日には、由来を書いた看板の披露があり、完成を喜び合いました。
 今後も、和泉史跡保存会では、若狭街道への道しるべをたてるなど、地域の魅力を発信する取り組みを続けていくということです。

防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築事業決定書授与式 災害に備えて 新たな防災拠点を整備

 3月24日、南丹市役所で、災害に備えて新たな防災拠点を設置する決定書授与式が行われました。
 この決定書は、B&G財団が進める防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築事業の一環で、全国29の市町村へ3900万円を上限に助成するもので、京都府では初めて、南丹市が選ばれました。
 南丹市では、防災倉庫を八木町西田に整備し、油圧ショベルや救助艇などの機材を配備、今後3年にわたって重機操作や避難所開設の研修を行っていく予定です。
 B&G財団の菅原 悟志理事長は、「有事に迅速に対応するために、救助艇などを平時から利用し、安心安全のまちづくりを進めてください。」と挨拶しました。
 西村 良平市長は、「防災機能の充実の為、大切に使わせていただきます。」と感謝の言葉を伝えました。

美山山村留学センター退所式

 3月24日、美山山村留学センター「四季の里」で、第24期生の退所式が行われました。
 山村留学は、都市部の交流と定住促進を目的に地域をあげて取り組んでいるもので、都会から来た子どもたちが、一年間共同生活を送ってきました。今年度は小学2年生から6年生の7人が、修了証書を受け取りました。
 澤田利通運営委員長は「親元を離れ、見知らぬ土地で一年間やり遂げた経験を胸に、これからも頑張ってほしい。そしてまた大きくなって、美山に帰ってきてほしい」と式辞を述べました。
 子どもたちは、仲間と助け合った日常や自然を満喫した生活、支えてもらった方々へ感謝の言葉を伝えました。
 また今回の退所式は、感染症対策で人数を制限して実施したため、式後に週末にお世話になった里親さんへ感謝の気持ちとともに花束を届けました。

小、中学校修了・進級式

 3月24日、南丹市内の小、中学校で、修了・進級式が行われました。
園部第二小学校では、各学年の代表が集まり、一年間の学習を振り返りながら、城内校長から修了証をしっかりと受け取りました。
 そのあと、リモートで各教室の児童に城内校長から話がありました。「やさしく、かしこく、たくましくと、それぞれの学年で目標に向かって頑張ってきた。その頑張りを自分自身の自信にかえ、次のステップへ力強く進んでいって欲しい」と話し、児童らは次の学年への決意を新たにしていました。

森の学舎五ヶ荘 アートスペース543   楽しいバスの世界へ 発車オーライ!!

 現在、森の学舎五ヶ荘のアートスペース543、芸術の交流空間で、バスコレクションが行われています。
 この展示会は、日吉町四ツ谷在住のバス愛好家、上原文和さんが所有する写真やミニカーなど、バスにまつわるコレクション、およそ200点が並んでいます。
 今回は、川原で拾った石を使ったストーンペインティングや、紙で制作した南丹市営バスなど、上原さんのオリジナル作品も展示されています。
 紙を三枚重ねて形を作り、セロファンで窓を表現。色付けは、マスキングテープとスプレーで仕上げられたオリジナルバス模型は、細やかな作業が必要ですが、上原さんは子どもの頃から好きなバスを自分で作れる楽しみを感じながら、20台ほど制作しました。
 楽しいバスの魅力を感じるこの展示会は、4月20日の水曜日までです。

南丹市生涯学習講座 音楽教室 ピアノ伴奏でステキな歌声を♪

 3月22日、八木市民センターiスタやぎで、南丹市生涯学習講座の音楽教室が開かれました。
 楽しく歌おうをモットーに、2月から3回講座として開かれ、今回が最終回です。八木町神吉在住のシンガーソングライター小濱達郎さんから歌い方を教わりました。
 始めに、のどが詰まらず、ラクに声を出せるように、肩や首などを回し、顔の表情をほぐしてウォーミングアップをしました。
 そして、小濱さんのピアノ伴奏に合わせて、この季節にピッタリの「なごり雪」や「花は咲く」など4曲を練習しました。みんなで歌うことでリズムや流れを掴み、歌の入り方などを繰り返し練習します。
 生演奏ならではの、歌い手と伴奏者が息を合わせて紡ぎ出す、心地いい音楽を楽しみました。
 小濱さんは「回を重ねるごとに気持ちが入った素敵な歌声になっている。」と話し、参加者から、「いい緊張感で、みんなと歌を楽しめた。」と感想がありました。歌を通して、なごやかなひと時を過ごしました。

園部高校・附属中学校吹奏楽部創部60年 記念すべき50回目の演奏会 晴れやかに!

 3月20日、アスエルそのべで、園部高等学校・附属中学校吹奏楽部第50回定期演奏会が開かれました。
 コロナ禍で開催が危ぶまれましたが、創部60年、定期演奏会も節目の50回を数え、記念演奏会にふさわしいプログラムとなりました。第一部は創部50周年記念委嘱作品「みどりの風」ではじまり、2022年度吹奏楽コンクール課題曲で、青春の思い出を表現したマーチ「ブルー・スプリング」や故郷の空スウィングバーションなど、中学、高校生の若さ溢れるステージを展開しました。
 また第二部は、50年の歴史を懐かしい音楽と共に振り返る「タイムトラベルステージ」。京都府アンサンブルコンテストで銀賞を受賞した曲やOB、OGたちにとって懐かしい曲、各年代のヒット曲など、手拍子も交えて楽しいステージとなりました。
 最後は歴代の卒業生たちを送り出してきた「チロルの子守歌」。夏の京都府吹奏楽コンクールで13年ぶりに金賞を受賞するなど、コロナ禍でも共に汗を流し、リードしてくれた卒業生が紹介され、温かい拍手が送られました。

生身天満宮梅花祭

 梅をこよなく愛した菅原道真公を偲んで梅花祭が20日、園部町の生身天満宮で行われました。
 市内外から参拝に訪れたおよそ20人がロシアによるウクライナ侵攻や東北地方で発生した地震の犠牲者に黙とうを捧げました。
齋主が祝詞を奏上し、自然に感謝して参列者の健康と安全を祈ります。
 また、例年はお茶席で参拝者への振る舞いがありましたが、コロナ禍で取りやめ、今年は茶を供える「献茶の儀」が執り行われました。
紅白さまざまな品種の梅およそ100本。今年の梅の開花は、気候の影響で遅れぎみですが、順次咲き始めており、境内には梅の香りが漂っています。

八木駅自由通路西口使い始め式 東西地域の懸け橋として

 3月19日、JR八木駅西口で自由通路の使い始め式が行われました。
 昨年4月に、八木駅橋上駅舎とともに一部供用開始していた自由通路ですが、このほど全面供用開始となり、西口側のアクセスが飛躍的に向上するものです。
 西村市長は「駅の利便性と共に定住人口の増加や町の活性化へ向け、東西地域が一体となって取り組む懸け橋となるだろう。鉄道利用の啓発活動も続けていきたい」と挨拶。八木駅西土地区画整理組合の秋田文夫理事長は「交通アクセスが飛躍的に向上した。地域の人口増加がますます促進される」と喜びの言葉を述べました。
 最後に主催者や地区代表者、JRの関係者らでテープカットを行い、完成を喜び合いました。
 西口からの自由通路は、この日正午から使用できるようになりました。

令和3年度第1回南丹市総合教育会議 豊かな人権感覚を育むために

 3月17日、南丹市役所で、令和3年度第1回南丹市総合教育会議が開かれました。
 総合教育会議とは、市長と教育委員会が連携して、教育行政を推進するために開かれるもので、市長、教育長はじめ、教育長職務代理者、教育委員で構成されています。今回は1月に南丹市で施行された「南丹市人権を尊重し多様性を認めあうまちづくり条例」を議題に、子どもたちを取り巻くネット社会での課題などについて、意見を交わしました。委員からは、「ネットでの人権侵害は被害者にも加害者にもならないよう、大人も子どもも学ぶことが大切」「子どもたちが困った時に相談できる環境づくりが必要」「各学校間での課題を共有するとよい」などの意見が出されました。
 また、子どもたちが感じる南丹市の魅力をみんなで共有できるよう、各地域を学ぶためのバスツアーなども計画してはと、豊かな成長を見据えた画期的な意見交換がなされました。

食と暮らしの研究会 共同醤油を搾る オリジナル醤油の完成

 3月17日、美山町田歌の田歌舎で、醤油搾りが行われました。
 食の大切さを広める活動をしている、食と暮らしの研究会が企画したもので、メンバーや地域住民らが参加しました。
 この醤油作りは、今年で2年目。家庭で消費する分をメンバーらと一緒に仕込み、分け合っていることから共同醤油と呼び、作っています。
 諸味を太陽の光に当て、諸味の上下を入れ替え、状態を均一に保つ天地返しと呼ばれる作業を定期的に行ってきました。
 そして、約1年、じっくり熟成させてきた諸味を丹波篠山市福住で醤油搾り師として活動する、松岡大輔さんに搾り作業を進めてもらいます。
 諸味に熱湯を注いでのばし、搾り船と呼ばれる機器を使って醤油を搾り出すと、滴がしたたり、よい香りが辺りに漂いました。
 蒸し野菜などに、搾りたての醤油を付け試食した参加者からは、芳醇で美味しいなどの感想が多く聞かれました。

美山小 卒業制作 心を込めて「自分だけの一字」

 3月16日、美山小学校で、6年生が卒業制作に取り組みました。
 「自分だけの一字」と題して、目標や心に留めておきたい大切な一字を選び、色紙にしたためるものです。まずは半紙に向かって、何枚も何枚も納得のいくまで練習をしました。
 本番は色紙にむかっての一発勝負。胸に手を当て、集中しながら筆を運ぶ子どもたち。教室に緊張の時間が流れました。
 最後はオリジナルの彫刻をあしらった額縁に入れて完成。卒業式にはみんなの作品が展示されることになっています。

南丹市健幸・食育レシピコンテスト みんなを笑顔にするメニュー決定!

 3月15日、南丹市役所市長室で、南丹市健幸・食育レシピコンテスト表彰式が、オンライン形式で行われました。
 このコンテストは「めざせ!ぼくも、わたしも野菜シェフ!~みんなのレシピで家族やまちを元気にしてみませんか~」をテーマに、日常的に使用する野菜のレシピを募集し、416作品の応募がありました。1次、2次審査会を経て、小学生の部、中学生の部から最優秀賞3点、優秀賞3点、学校給食賞に2点が選ばれ、西村市長から賞状が贈られました。
 審査員長の寺田弘和商工会会長は「料理はまず心。どれも愛のこもったおいしい料理だった。今後イベントなどでも市民に披露できる機会を作りたい」と講評を述べました。
 また受賞した児童からは「家族に喜んでもらってうれしい。学校の給食メニューになるのが楽しみ」や「自分のレシピでみんなを笑顔にしたい」などの感想がありました。
 小学生の部最優秀賞は、八木東小学校2年 中嶋 志帆さんと園部小学校4年 下西 悠暉さん。小学生の部 優秀賞は、胡麻郷小学校4年 横山ソフィー花恵さん。
 中学生の部最優秀賞は、八木中学校2年 所 紅杏さん。優秀賞は美山中学校1年 篠山 竜希さんと、殿田中学校1年 堀 愛子さん。
 学校給食賞は園部小学校4年 下西 悠暉さん、八木中学校1年 宅間 紬希さんでした。

八木西小学校 3年生 世界に誇る“美山かやぶきの里”を見学

 3月15日、八木西小学校の3年生が、バスに揺られておよそ1時間、社会見学として美山かやぶきの里を訪れました。
 かやぶきの里は、昔ながらのかやぶき民家が39棟残っており、日本だけでなく、世界中の観光客から人気のある場所です。かやぶきの里在住で、集落ガイドを務める中野善文さんに案内してもらいました。
 集落には、万が一、火災が起きても、他の家に燃え移らないようボタン一つで放水される放水銃が設置されています。また、かやぶき屋根は、稲わら、すすき、麻の3種類の植物でつくられており、屋根の形は雪や風に強い作りになっていること、風向きにより、屋根の向きが全て同じであることなど、散策しながら集落の特徴を聞きました。
 続いて、美山民俗資料館を見学しました。資料館の中には、住民から寄贈された家具や農具などが展示されています。また家の中に牛を飼う場所もあり、昔の暮らしを思い描きながら熱心に見学していました。
 世界に誇る美山かやぶきの里を訪れ、子ども達は、自分たちの町の魅力に触れるひと時となりました。

資料とお話で知る「殿田の大火」芸能体験 地域の歴史を知り防災意識を高めるため

 3月13日、日吉町の殿田とーくほーるで、殿田の歴史を考える会が主催して、「資料とお話で知る「殿田の大火」芸能体験」が開催されました。
 1階和室には、81年前に殿田地域で起きた大火災の写真が展示されました。
 殿田の大火は、1941年4月に、当時の世木村殿田地区で二時間足らずの間に、104軒の民家が全焼した大火災です。
汽車の「ばい煙」がかやぶき屋根に燃え移ったことが原因とされています。
 写真からは、放水作業をする消防団の様子や途方に暮れる住民、むき出しになった家屋や炎がくすぶり、煙が上がっている写真などが展示されており、被害の大きさをまざまざと伝えています。
 現在でも鉄道沿いの出火跡には、後世のため、教えを残す貽訓石が地域の安全を見守っています。
 2階の大ホールでは、殿田地域と親交がある切り絵作家の達富弘之さんのお話や、劇団とのだの案山子による朗読がありました。
 朗読では、殿田集落支援事業推進委員会が作成した冊子「殿田大火の記録」の中から当時の体験談をまとめた内容を聞き、防災意識を深めました。

美山町 板橋財産区 100年の森づくり 森の恵みを未来に残すため

 3月13日、美山町板橋の山中で、板橋100年の森づくりと題して、植林活動が行われました。
 平成30年の台風で多くの倒木があった板橋財産区のうち、0.25ヘクタールの区画で、地域の子ども達や住民たちの記憶や思い出となり、今後の区の繁栄につなげたいという思いで実施されたものです。
 昨年から財産区の委員たちが、地ごしらえや鹿よけネットを張るなど準備をし、この日は朝から一日かけてスギ600本、ヒノキ100本の苗木を植えました。
 山に植林するのは、子どもも大人もほとんどの人が初めての経験でしたが、ツルハシを振るい手際よく植えていきました。 
 板橋財産区では、100年の森の恵みを未来に残すため、協力して下草刈りなどの管理をしながら、森づくりを行っていく予定です。

京都府文化財支援コーディネーター 養成講座 天引区や篠山市のまちづくりから学ぶ

 3月13日、園部町の天引公民館で、京都府文化財支援コーディネーター養成講座が開かれました。
 京都府の歴史や文化に興味を持ち、文化財を活かした地域振興に携わりたい人を対象に開かれたもので、今回は現地講座として、園部町天引区や兵庫県篠山市のまちづくりの事例を学びました。
 空き家だったかやぶき民家の一棟貸しなどで集落再生に取り組み、全国でも先進的といえる事例に携わってきた、元篠山市副市長で、国土計画や農村再生に取り組む金野幸雄さんは、「事業は収益を上げないといけないが、収益が一番の目的ではない。住民の思いに寄り添った運営が大切」と話しました。
 また、天引区の活性化と未来を考える会の原田 久さんは、朝市やイベント、自然や文化を守る活動に、村を出た人も応援団として一緒に取り組んできた、10年前から始まった村おこしについて紹介。「住民が元気で仲良く、居心地がよい地域と言われるようになった。今後もみんなの夢を一つ一つ実現したい」と話しました。

あまごのルアー&フライ専用区解禁 春の美山川を楽しむ

 3月12日、美山町知井でアマゴのルアー&フライ専用区が解禁となりました。
 この専用区は、キャッチ&リリース区間となっており、スポーツフィッシングを楽しむ人に向けて特別に設置されたものです。
 前日には800匹のアマゴが放流されており、中には30センチを超えるサイズのものもいます。
 早朝には、多くの釣り人が集まり、自然を感じながら、思い思いに釣りを楽しんでいました。
 また3月19日~9月30日までの期間中、特別区を除く全漁場でアマゴの解禁が行われます。
 期間中、1万4000匹のアマゴが、放流される予定となっており、えさ釣り等を楽しむ事ができます。

美山ふるさと株式会社設立30周年記念式典 美山で暮らす喜びを創ろう 分かち合おう

 3月11日、京都丹波高原国定公園ビジターセンターで、美山ふるさと株式会社設立30周年記念式典が行われました。
 美山ふるさと株式会社は、平成4年4月に美山町最初の第3セクターの企業として設立し、現在は、「美山で暮らす喜びを創ろう、分かち合おう」を経営理念に掲げ、定住促進、特産品製造、加工、販売、観光などの分野で、およそ70人の社員が活躍しています。
 式典では、勤続10年と20年の社員にむけて、永年勤続社員表彰もありました。代表して、地域振興部特産品製造販売課課長の竹村伸次さんが、「美山牛乳のブランドや特産品がお客様にご愛顧いただいていることを誇り思う。これからも期待に応えられるように職務に励んでいく。」と述べました。
 また、来賓からの祝辞や祝電が披露され、30年にわたって事業が継続できたことを祝い、今後も地域に期待される会社であり続けることを誓いました。

令和3年度南丹市立中学校卒業式

 3月11日、南丹市立の中学校で、卒業式が行われ、217人が巣立ちの時を迎えました。
 3年間のうち3分の2が新型コロナウイルスの影響を受け、授業はもちろん、行事やクラブ活動などが思うように進まなかったなかでも、友達と支え合い、立派に成長し、卒業証書を受け取りました。
 美山中学校では「先の見えない毎日の中で、学校に通えるありがたさを感じた。笑いの絶えない仲間との思い出は一生の宝物」と、未来へ向かう強い思いが感じられる答辞がありました。
 数々の思い出を胸に、仲間、先生と共に過ごした学び舎を、晴れやかに巣立っていきました。

クラフト講座 春らしいかわいい籠作りに挑戦

 3月10日、アスエルそのべで、令和3年度南丹市生涯学習講座、クラフト講座が行われました。
 「エコクラフトバンドで籠を作ろう」と題して、講師の中村裕予さんから、編み方を丁寧に教わり、自分だけのかわいい籠作りに挑戦しました。
 ピンクや紫など、好きな色のクラフトバンドを交互に編んで、レースやボタンを付ければ出来上がり。
 参加者は、「以前参加して楽しかったので、もう一度参加した。出来上がったら子どもたちのおもちゃ入れにしたい。」などと話していました。

交通栄誉章・事故防止コンクール 表彰式 無事故無違反!交通安全の功労者を讃える

 3月10日、南丹警察署で、交通安全に尽力した功労者を讃える表彰式が行われました。
 長年に渡り自動車の安全な運転に必要な業務を行ってきた株式会社水口建設の水口一重さんが、交通栄誉章 緑十字銀章を受賞しました。あわせて妻の美代子さんには感謝状が贈られました。
 続いて、京都府で実施された「交通マナーを高める事故防止コンクール」では、金賞を株式会社京都銀行 須知支店が、またセーフティラリー賞を太陽機械工業株式会社が受賞しました。これは、5人一組でチームを作り、7月から9月までの期間中、無事故無違反を目指すものです。南丹警察署の厚地 信昭署長と南丹船井交通安全協会の佐野龍彦会長は、受賞者の交通安全活動に対する熱心な取り組みを讃えました。

南丹市学校・園教職員表彰 優れた教育実践を讃え

 3月8日、アスエルそのべで、「令和3年度南丹市学校・園教職員表彰」表彰式が行われました。
 南丹市立の幼稚園、小学校、中学校の、教諭や講師、事務職員などが対象で、地道な努力の積み重ねにより学力の充実を目指し、優れた教育の実践や学校組織の運営に実績を上げた教職員を表彰するものです。
 今年度は5つの小、中学校の教諭及び講師が教育長賞を受賞し、それぞれの取り組みについて論文発表がありました。「学級経営には毎日の積み重ねが大切であること」、「どんな人になりたいか、どんな地域になってほしいかを意識し誰もが活躍できる授業づくり」、「総合的な学習の時間で、地域や人と関わる機会を増やすことの大切さ」、「特別支援学級で学んだ小、中連携の大切さ」、「福祉と教育の両面から改革し、音楽を通して自己表現できる生徒の育成」など、教育現場で取り組んできたことを発表しました。
 木村教育長は「それぞれの発表を聞いて胸が高鳴った。今後もそれぞれの夢の達成に向かって活躍してほしい。またこれらの実践を今後の人材育成に活かしてほしい」とお祝いの言葉を述べました。
 受賞者はご覧の通りです。

教育長賞
園部第二小学校 浦嶋一久教諭
胡麻郷小学校 泉 健心教諭
美山小学校 塩見圭亮教諭
園部中学校 俣野千秋教諭
桜が丘中学校 美馬美紀講師

殿田の歴史を考える会 小牧山観音堂の散策と篠笛にふれるつどい

 3月6日、日吉町殿田で「小牧山観音堂と日吉神社を巡り篠笛にふれるつどい」が開かれました。
 地域に残る貴重な歴史や文化財を知ってほしいと殿田の歴史を考える会が企画した催しで、事務局の吉田 正彦さんが案内役となり、参加した地元住民らとともに境内を巡りました。
 小牧山観音堂は、西国33カ所の本尊を模した観音像が一堂に安置されている立派なお堂で、病や雷除けの御利益があるとして信仰を集めています。
 また、モリアオガエルがたくさんいるという池のほとりを通り、毘沙門天や妙見菩薩などが祀られた祠を見て回りました。参加者は興味深く仏像を見ながら「殿田にいるのに初めて見た」と感想を話していました。
 続いて、日吉神社の拝殿で篠笛サークルささゆりが演奏を披露しました。ささゆりは、日吉町のメンバーが中心に活動するグループです。春が来たやふるさとなど、なじみの童謡を演奏し、美しい調べが境内に響き渡りました。
 みぞれが混じる寒い日でしたが、地元の歴史と、心にしみる演奏を楽しむひと時となりました。

こどもあとりえ 体験会 日本の文化や自然に触れ 豊かな想像力を育む

 3月6日、地域活性化センター吉富ノ庄で、こどもあとりえの体験会が開かれました。
 こどもあとりえでは、日本文化や自然に触れながら、豊かな想像力を育む場として、一年を通して、水彩画や木版画・草木染め、絵本作りなどの創作活動に取り組んでいます。南丹市や亀岡市の子どもが参加し、こどもあとりえを主宰する美山町在住の筒井直子さんと一緒に楽しみながら絵を描きました。
 赤・青・黄の3色の絵の具を出し指を使って色を塗ります。色を混ぜるとどんな色になるかを確かめながら、手形や足形を押したり、果物や動物など好きなものを描きました。筒井さんは、「子ども達に五感で感じたことを、自由に表現する楽しさを感じてほしい」と話しています。
 体験してみたい人は、毎週日曜日午前9時から教室を開いているので、予約して参加してほしいということです。

こどもロボットプログラミング体験教室 ロボットを自由自在に操る楽しさ味わう

 3月5日、あかまつの丘西本梅内にあるSoiサテライトオフィス&コワーキングスペースで、こどもロボットプログラミング体験教室が開かれ、4組の親子が参加しました。
 「理系の祭典」ともいわれる、NHKロボットコンテストを目指す学生たちが、地域の子どもたちにロボットを動かすためのプログラミングの楽しさを味わってもらおうと開催したもので、マサチューセッツ工科大学とLEGO社が共同開発した、ロボットを組み立てたあと、その動きを想定しながらプログラミングしていきます。
 廊下に設けられた障害物のあるコースを走行できるよう、何度も試走させ、ロボットを自由自在に動かす楽しさを味わいました。
 3月11日には、指導に当たった学生たちが出場する「春ロボコン2022関西大会」が、あかまつの丘西本梅の体育館で行われることになっています。

社会に役立つ「公共人材」 京の公共人材大賞発表・表彰式

 3月5日、地域活性化センター吉富ノ庄で、第9回 「京の公共人材大賞」 発表と表彰式が行われました。
 この取り組みは、京都府内において、地域の課題解決のために活動する個人を「京の公共人材」として表彰し、主体的に動ける人材育成を推進する為に行われているものです。
 最初に第一次審査を通過した、12人から自身の活動内容について紹介するプレゼンテーション大会が行われました。
 南丹市からは、NPO法人 そのべるの宇田 慧吾さん、八木町市民フォーラムの会の芦田 譲さん、丹波史談会の上野 榮二さんの3人が発表しました。
 牧師である宇田さんは、教会を解放して、ひきこもり支援の取り組みを行っている事について。
 芦田さんは、なんたん八木ガイドブックを制作し、地域の魅力を多くの人に伝える活動について。
 上野さんは、未来への学びを深める為に歴史の勉強会を行っている事を紹介しました。
 最後には、表彰式が行われ、丹波史談会の上野 榮二さんが、審査員特別賞を受賞しました。

撮朗会3月写真展 心を込めて撮影した 美しい写真の数々

 3月2日から、園部文化会館アスエルそのべで、写真サークル撮朗会の3月写真展が行われています。
 写真愛好家8人で活動する撮朗会は、それぞれが各地で美しい風景のワンシーンを切り取り、作品を通して交流しています。
 今回は、南丹市内の美山かやぶきの里や生身天満宮をはじめ、京都市の南禅寺水路閣や、滋賀県の琵琶湖で撮影したもの。また梅や菜の花など春の訪れを感じる写真が並びました。
 訪れた人は、「毎回撮朗会の展示を楽しみしている」と話し、美しい写真の数々に見入っていました。
 撮朗会3月写真展は13日まで。4月2日からは、あうる京北で、「四季折々のときめき」と題して、写真40点を展示するので、ぜひ足を運んでほしいと話しています。

「3月写真展」
園部文化会館アスエルそのべ
3月13日(日)まで月曜休館

「撮朗会写真展~四季折々のときめき~」
あうる京北(京都府立ゼミナールハウス)
4月2日(土)~24日(日)

南丹市議会3月定例会 新議員初質問

 3月1日から3日にかけ、南丹市議会3月定例会が再開されました。
 1日には代表質問が行われ、6つの会派が。2日からの一般質問には11人が質問に立ち、新議員としては初の議員質問となりました。質問では、コロナ対策や農林業振興、獣害鳥獣対策、高齢者支援、小学校の跡地活用の今後など、多岐にわたり質問がありました。 
 また、7億5104万8千円を減額する令和3年度一般会計補正予算など9議案が提案されました。
 そのほか、ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議案を全会一致で可決しました。