八木西小学校 3年生 世界に誇る“美山かやぶきの里”を見学

 3月15日、八木西小学校の3年生が、バスに揺られておよそ1時間、社会見学として美山かやぶきの里を訪れました。
 かやぶきの里は、昔ながらのかやぶき民家が39棟残っており、日本だけでなく、世界中の観光客から人気のある場所です。かやぶきの里在住で、集落ガイドを務める中野善文さんに案内してもらいました。
 集落には、万が一、火災が起きても、他の家に燃え移らないようボタン一つで放水される放水銃が設置されています。また、かやぶき屋根は、稲わら、すすき、麻の3種類の植物でつくられており、屋根の形は雪や風に強い作りになっていること、風向きにより、屋根の向きが全て同じであることなど、散策しながら集落の特徴を聞きました。
 続いて、美山民俗資料館を見学しました。資料館の中には、住民から寄贈された家具や農具などが展示されています。また家の中に牛を飼う場所もあり、昔の暮らしを思い描きながら熱心に見学していました。
 世界に誇る美山かやぶきの里を訪れ、子ども達は、自分たちの町の魅力に触れるひと時となりました。