食と暮らしの研究会 共同醤油を搾る オリジナル醤油の完成

 3月17日、美山町田歌の田歌舎で、醤油搾りが行われました。
 食の大切さを広める活動をしている、食と暮らしの研究会が企画したもので、メンバーや地域住民らが参加しました。
 この醤油作りは、今年で2年目。家庭で消費する分をメンバーらと一緒に仕込み、分け合っていることから共同醤油と呼び、作っています。
 諸味を太陽の光に当て、諸味の上下を入れ替え、状態を均一に保つ天地返しと呼ばれる作業を定期的に行ってきました。
 そして、約1年、じっくり熟成させてきた諸味を丹波篠山市福住で醤油搾り師として活動する、松岡大輔さんに搾り作業を進めてもらいます。
 諸味に熱湯を注いでのばし、搾り船と呼ばれる機器を使って醤油を搾り出すと、滴がしたたり、よい香りが辺りに漂いました。
 蒸し野菜などに、搾りたての醤油を付け試食した参加者からは、芳醇で美味しいなどの感想が多く聞かれました。