生身天満宮 夏越の大祓 半年間の罪穢れを祓う
平成28年も半年が過ぎた6月30日、園部町美園町の生身天満宮で、夏越の大祓式が行われました。
氏子総代はじめ地域住民が参拝し、半年間の罪穢れを祓うために、茅の輪をくぐり、無病息災と家内安全を祈りました。
境内では、地域の輪をつなぎたいと2年前から手作り市が開かれています。南丹市や亀岡市、京丹波町で活動する団体や企業が出店し、賑わいをみせました。
かき氷やたこ焼きなどの屋台、手作りの品や夏の風物詩カブトムシなども並び、来場者は店主と会話を交わしながら、買い物を楽しみました。
全国育樹祭 開催100日前イベント 森へのリレーメッセージ出発式
6月30日、南丹市役所で全国育樹祭 開催100日前イベント、森へのリレーメッセージ出発式が行われました。
ミス日本みどりの女神の飯塚帆南さんが来庁し、松田副市長にメッセージの投函箱を手渡しました。
これは、10月に開催される全国育樹祭を盛り上げようと、府民の森への思いをメッセージで募るものです。投函箱は、南丹市を出発点に、メッセージを集めながら京都府北部の各市町村を巡り、再び南丹市にもどってきます。出発式では、「愛情を込めて育てよう、未来の子ども達のために」としたためた、みどりの女神らのメッセージを投函しました。
8月末には再び南丹市に戻ってくる投函箱。市民の皆さんの、未来へ残したい森への思いや、大切な思い出などを募集しています。
みやま子育てパートナーズ「よっといで」 旬の味覚 ブルーベリー摘み
6月30日、美山町荒倉にある高松ブルーベリー園で、みやま子育てパートナーズ「よっといで」が企画する、ブルーベリー摘み体験が行われました。
よっといでは、未就学児の親子に楽しい時間を過ごしてもらいたいと、月に一度行事を開いており、今回は、南丹市内の親子16組が収穫体験に参加しました。
農園にはおよそ150本のブルーベリーの木が植えられています。今年の育ち具合は上々だということで、子どもたちは、紫に色づいた大粒の実を丁寧に摘んでは、味わっていました。
子どもも大人も、「甘酸っぱくておいしい」と歓声を上げ、季節の味を楽しみました。
サンガ・キッズつながり隊 スポーツの楽しさを体で感じる
6月30日、八木町の東公園で、八木東幼児学園、八木中央幼児各園の4,5歳児106人が、京都サンガFCのコーチからボールを使った運動などの指導を受けました。
これは、幼稚園・保育所の子どもたちが楽しみながらスポーツをする、スポーツを通して仲間づくりやコミュニケーション能力を身に付けるなどを目的に、株式会社京都パープルサンガが開いている無料巡回活動「サンガ・キッズつながり隊~こどもがまんなかプロジェクト~」です。子どもたちは、京都サンガFCのコーチから指導を受け、普段の遊びを取り入れた運動やボール運動を楽しみました。ボールを二人一組で投げたり蹴ったり、自分で考え動くことや仲間と一緒に協力することを学びました。
南丹市職員 交通安全研修 交通事故の撲滅を
6月28日、国際交流会館で南丹市全職員を対象に交通安全研修が行われました。
冒頭、佐々木市長は、公用車での事故が増加している現状を踏まえ「公務員は市民へ重大な影響と責任を持つ。事故の撲滅を目指したい」と話しました。
研修では、南丹警察署交通課 課長の谷口真記夫さんが、高齢者や二輪車の事故が多い南丹署管内の現状や、事故防止に向けての日常点検の重要性などを話しました。「油断を排除し、前を見る・左右を確認するという当然のことをしっかりと行ってほしい。同乗者は後方確認を」と、職員に呼びかけました。
聴覚障害者成人講座 手軽にできる 味わい深い切り絵
6月28日、南丹市役所3号庁舎で、第1回聴覚障害者成人講座が開かれました。
この講座は障がいのある方への「学びの場」の提供と社会参加の促進、行政やボランティアとの交流を目的に毎年開いています。
今年度は5回の講座を計画しており、今回「新聞を使ったちぎり絵」に7人が参加しました。
新聞のカラー面をハサミや手でちぎり、さくらんぼやぶどうなどの果物を描いていきます。文字が含まれていたり、複雑な模様が現れたりと、味わい深い作品が出来上がりました。
今後は健康についての講座や施設見学などを予定しています。
南丹市消防団園部支団 操法大会 南丹市操法大会の出場チームを選考
6月26日、園部公園多目的運動場で、南丹市消防団園部支団の操法大会が行われました。
消防団員の技術向上と士気高揚を目的に実施され、小型ポンプ操法の部に、園部町内5つの分団から8チームが出場しました。
選手の号令やポンプのエンジン音、放水される水の音が会場に響き、地域住民や家族が見守るなか、日ごろの訓練の成果を出しきりました。
結果第3分団が優勝し、園部支団の代表として、7月17日に行われる南丹市操法大会に出場します。
長生園・南丹将棋教室 世代を超えて対局
6月26日、特別養護老人ホーム長生園で生活するお年寄りと南丹将棋教室の子どもたちとの交流会が開かれました。
年に2回行っているこの交流会も、今回で10回目を数え、お年寄りたちは、子ども達とのふれあいを心待ちにしています。
今回は、小学1年生から中学1年生までの10人が長生園を訪れました。
お互い真剣なまなざしで駒を進め、将棋のアドバイスを送ったり、攻め方や守り方など互いの戦略をたたえあう姿もありました。
歳の差80歳以上の対局もあり、将棋を通して、世代を超えた交流を楽しみました。
なんたん子育てフォーラム 地域の宝・子どもたちをみんなで育もう
6月26日、京都学園大学で、南丹地区の学校教育関係者やPTA会員などが参加して、なんたん子育てフォーラムが行われました。
講演では、一般社団法人、ママ育協会の かがみ 知加子理事長が、「子どもの個性を伸ばす、子育て」について話しました。
「親の輝いている姿を見せることが、子ども達それぞれの、自分らしさや持って生まれた力を引き出すことにつながる」と自身の経験も踏まえながら話しました。
講演後は読書や体づくりなど、5つの分科会に分かれて、参加者の交流が行われました。
体づくりの会では、京都学園大学教授の吉中 康子教授から、体幹や体のバランスを鍛える体操を教えてもらい、親子で爽やかな汗を流しました。
2016合唱交歓会インやぎ 素晴らしい歌声に 互いに拍手を送る
6月26日、八木文化ホールで、2016合唱交歓会インやぎが行われました。
合唱を楽しむ者同士が集い、親睦を深めようと開かれ、今年で5回目を数えます。エコーみやまやさくら楽習館コーラス部、河鹿合唱団など南丹市と、京丹波町のコーラスグループ7団体、140人余りが参加し、日ごろの練習の成果を発揮しました。
地域をPRする曲やなじみの歌など、素晴らしい声量と心打たれる歌声に、互いに拍手を送り合い、これからの活躍を誓い合いました。
八木西小学校引き渡し訓練 安全・迅速に混乱なしを目指して
6月25日、八木西小学校で児童の引き渡し訓練が行われました。
大雨洪水暴風警報が南丹市で発令され、通学路が一部冠水し、さらに増える可能性があるとの想定で、児童を保護者へ直接引き渡す訓練が行われました。
教職員らは、学校長の判断を受け、教頭の指揮のもと手分けして行動し、休みや早退児童を把握したり、地域連絡網で保護者への連絡を行いました。
また児童らは、日頃の避難訓練を思い出し、速やかに体育館に移動し地域ごとに分かれ、待機します。
その後、学校を訪れた保護者は、児童を引き渡しました。
連絡からすべての児童引き渡し完了まで25分。迅速に行動で、児童の安全確保につとめました。
美山町豊郷 洞区 洞のホタル街道 乱舞楽しむ
6月25日、美山町豊郷の洞区でホタル観賞会が開かれました。
毎年、洞区を流れる棚野川には多くのホタルが乱舞します。地域の住民だけでなく、たくさんの人に見て欲しいと「洞のホタル街道」と題して手作りで鑑賞道を作るなど準備をしてきました。
とっぷりと日が暮れた午後8時、親子連れなど近隣から続々と人々が詰めかけ、住民によるバイオリン演奏などが鑑賞会に花を添えました。
今年は例年よりホタルが見られるピークが早く過ぎ、少し遅い時期の開催となりましたが、鑑賞道から幻想的な光を見ることができました。参加者は、ホタルの季節が過ぎるのを、名残を惜しみながら楽しんでいました。
シニアパソコン教室 エクセルを使って家計簿作成
6月25日、南丹市国際交流会館で、シニアパソコン教室が開かれました。講師は、結成11年目を迎えた、さくらPCクラブのメンバーです。
教室では、マイペースにマンツーマンで学ぶ事ができ、今回は、エクセルを使った家計簿作りに取り組みました。3回に分けて行われた教室は、入力の仕方や関数の使い方などを教わりました。最近ではパソコン初心者も減ってきており、少し難しい内容にチャレンジする方も増えてきています。
今回のエクセル教室では、家計簿はもちろん区や各団体の総会資料なども作成できるとあって真剣に取り組んでいました。
秋には、ワードを使った年賀状作成講座を予定しています。
南丹市議会6月定例会閉会 24の付託案件、承認と可決
6月24日、南丹市議会6月定例会が再開され、3つの常任委員会に付託されていた24の案件について委員長報告が行われました。
小学校跡地に関する補正予算に対し、11施設すべての利活用の計画・要望があり、多額の予算が必要になる事や地域振興に活用できるよう、内部の検討が必要であることが報告されました。
また、国道9号宮町交差点の工事着手が9月頃を予定していることや園部保育所の改修工事について報告されました。
続く表決では、専決処分の承認について10件、条例の制定、補正予算など14の議案について、全て承認、可決されました。
京都桑田村・たかつかさ保育園 桑を縁に いきいき交流
6月24日から25日にかけて、美山町豊郷に、京都市北区のたかつかさ保育園の園児28人がやってきました。
豊郷公民館では、地域住民が、元気な子ども達と顔を合わせ、歌や昔の遊びで楽しく交流しました。
豊郷区では、65歳以上の高齢者を中心にNPO法人京都桑田村が組織されており、たかつかさ保育園とは3年前から交流が続いています。保育園で飼育する蚕の、エサとなる桑の葉を提供しようと、桑の栽培を行い、こうした子どもたちとの交流が、高齢化の地域の元気の源となっています。
1泊2日の合宿で、園児たちは夕食作りを手伝ったり、夜には蛍を見学して、自然や生き物にふれ合うひと時を満喫しました。
南丹市有線テレビ放送番組審議会 市民に愛されるなんたんテレビをめざして
6月23日、南丹市役所で、南丹市有線テレビ放送番組審議会が開かれました。
審議会委員は、市議会や教育委員会、各町区長会、商工会などの代表者12人で構成され、会長・副会長の選任のあと、日ごろの番組内容について意見が交わされました。委員からは「ニュースが週2回になり、取材から放送までの期間が短くなって喜んでいる」「市外へ出ている人が帰省した時、家族みんなで見られる番組、ふるさとに誇りをもてる番組を」など、意見が出されました。また5月から運用を開始した「災害情報共有システムLアラート」については、「データ放送や防災無線などのとの連携を」などの意見が出されました。今後、これらの意見を参考に、より良い番組制作を進めていきます。
殿田中学校1年生 育樹祭で使うプランターカバーづくり
6月23日、殿田中学校の1年生が全国育樹祭で使用するプランターカバーを作りました。
森林の育成や木材の加工について学ぶ北桑田高校森林リサーチ科3年生の指導を受けながら、板の長さを測ったり、くぎを打ったり、やすりで熱心に磨く姿もありました。時には、互いの学校生活についての会話を楽しみながら作業を進め、10個のプランターカバーが出来上がりました。
京都産のスギを使ったプランターカバーは、府内の小・中・高校生が、あわせて1400個制作し、10月9日府民の森ひよしで開催される全国育樹祭で、会場に飾られます。
中学生は、「地元日吉に多くの人が訪れる育樹祭で、自分の作ったものが飾られるのは嬉しい」と話していました。
美山かやぶき美術館 荒木桜子・奥島圭二 ガラス展
美山かやぶき美術館では、「荒木桜子・奥島圭二 ガラス展」が開催中です。
宇治市に吹きガラスの工房を構える荒木さんの作品は、繊細さや吹きガラスならではの形の柔らかさ、主張しすぎず、料理やお酒をひきたてるデザインが特徴です。
また、滋賀県高島市の工房で、ガラスの鋳造、彫刻作品を手掛ける奥島さん。その作品は、オブジェとしての美しさやメッセージ性を重視したもので、生命の神秘といった、奥島さんの哲学的思考が表現されています。
同じガラスを使いながらも、表現の異なる二人の世界を体感できる展示会。会期は7月31日までです。
京田辺市の小学生 園部で農林業を学ぶ
6月21日、京田辺市の桃園小学校の児童が園部町西本梅地域を訪れ、農林業を学びました。
桃園小学校では毎年、社会の授業で農林業を学ぶため、るり渓少年自然の家や野菜の生産販売を行う「ふるさと丹波路」、園部町森林組合の協力を得て、体験学習を行っています。
訪れた5年生114人は、5つのグループに分かれて、豆や落花生の苗植え、キュウリの収穫、木材を切る体験を行いました。
落花生の苗植えでは、地域住民から「早朝や休日も働いていること、落花生が土の中にできること」などの話を聞き、用意された苗を一つずつ丁寧に植えていきました。
園部中学校 1年生 衣料リサイクルについて学ぶ
6月21日、園部中学校1年生が家庭科の授業で、衣料リサイクルについての講演を聞きました。
園部中学校では、4年前から、着なくなった子ども服を回収し、世界中で服を必要としている難民などに届ける、株式会社ユニクロのプロジェクト「届けよう 服のチカラ」に参加しています。
今回はユニクロの社員から回収した服が届けられるまでの過程や、難民の50パーセントは子どもであること、服が足りていないことなど、世界の現状について話を 聞きました。生徒たちは環境や資源を守るために、自分たちができることを考え、また積極的に質問や発言をしました。園部中学校では7月14日まで、家にしまったままになっているこども服を回収する取り組みを行います。
ドリームえんじんネットワーク 有事の際の救命法を学ぶ
6月20日、ドリームえんじんネットワークが主催する救命講習会がるり渓温泉で行われました。
ドリームえんじんネットワークは、子どもたちの体験プログラムを開く8つのNPO法人などが所属しています。
子どもたちの体験プログラムが増える夏休みを前に、有事の際に備えようと、応急手当の国際資格、MFAインストラクターで、NPO法人芦生自然学校の岡 佑平さんを講師に、救命法について学びました。
MFA、メディック ファースト エイドとは、救急車が到着するまでに、一般の市民が取り組むことで、命を救うことができる救助法のことで、アメリカ発祥の訓練プログラムです。
参加者は、心肺蘇生法などを学び、まず落ちついて手当を行うことの重要性を感じていました。
美山町知井地区 地域振興めぐり がんばる集落を互いに応援!!
6月19日、知井振興会が主催する「地域振興めぐり」が行われ、美山町知井地区の、6つの集落をまわりました。
美山町知井地区の集落では、平成25年度から27年度の3年間、「南丹市・誇りと絆支援事業」「集落支援事業」として、地域の伝統食である鯖のなれ鮨やニシン漬けなどの加工、観光客のリピーターを増やすための工夫、伝統文化の継承や盆踊りの復活など、地域に住むひとを元気にする、また訪れた人が魅力を感じる集落作りを進めてきました。
この日は、それぞれの取り組みを振り返り、今後の課題について考えました。
参加した集落支援員や振興会役員らは「地元に住んでいても知らない活動や魅力ある資源が多くあることに気付かされた」と話しました。
仁清の里で「野上がりお茶会」
美山町大野の「仁清の里づくり委員会」が、6月19日、野上がりお茶会を開きました。
日本の名陶工・京焼の祖、野々村仁清の里として、地域を盛り上げようと、仁清の里づくり委員会では、陶芸教室や登山、キャラクターの作成などを行っています。今回初めて、野上がりお茶会が開かれ、区民ら20人余りが参加しました。
大人も子どもも、作法を気にせず、ゆっくりとお茶を楽しんでほしい、区民の交流の場になればと開かれ、自分でお茶を立てる体験をする人もありました。また、地域おこし協力隊の移動お茶室も登場し、一味かわったお茶席を楽しみました。
日吉町郷土資料館 朴葉ごはん作り 美味しくほおばる
6月19日、日吉町郷土資料館が主催して、朴葉ごはんづくり体験講座が開かれ、南丹市内外からおよそ15人が参加しました。
朴葉ごはんは丹波地域の郷土食です。朴の葉は殺菌作用が高く、昔、農作業や林業の合間に食べるご飯を包むのに使われていました。
参加者は、郷土食を伝えるボランティアグループ、さくらんぼの会員に教えてもらいながら、かまどで炊いたえんどう豆のごはんを包みました。
できあがりを参加者みんなで食べ、爽やかな香りを感じながら頬張り、自分で作った達成感と美味しさで、お腹も心も満たされました。
オカリナアンサンブル らべんだーず 感謝の気持ちを込めて届ける音色
6月19日、遊YOUひよしで、オカリナサークル らべんだーずのふれあいコンサートが行われました。
らべんだーずは、南丹市や京丹波町在住の11人のメンバーが所属し、介護老人施設や地域のお祭りに出演するなど、演奏を届けてきました。今回のコンサートは活動10年の感謝の気持ちをこめて、開催されました。
ソロやメンバー全員でのアンサンブルなど、あわせて20曲を披露しました。
来場者はオカリナの優しい澄んだ音色に癒される時間を過ごしました。
京都トレーニングセンター 竣工式 次世代アスリートの育成拠点 完成
6月18日、世界に羽ばたくアスリートを育てる京都府の拠点施設として、京都トレーニングセンターが完成し、竣工式が開かれました。
京丹波町の府立丹波自然運動公園内に完成し、近隣市長や競技団体代表者らがお祝いに駆けつけました。
京都トレーニングセンターは、トレーニングに専念できる自然環境を生かし、ジュニア世代の体力・競技力の向上を図るとともに、競技者間や指導者間の交流を促進することを目的に設立されました。
施設は、地元産木材をふんだんに使用され、国際規格を満たしたトレーニング機器が設置されています。また動作分析室、体力測定室の配置により医科学的なトレーニングができる全国初の施設です。これらトレーニング棟と、研修室や食堂、浴室などを備えた300人が宿泊できる宿泊棟合わせ、延床面積はおよそ5500㎡です。
スポーツで世界へ羽ばたく人材の育成を。京都トレーニングセンターの完成に熱い期待が寄せられています。
歌聴風月 酒蔵ライブ 八木の町が音楽で盛り上がる
6月18日、八木町の八木酒造で恒例の「歌聴風月 酒蔵ライブ」が開催されました。
ライブ開始前の昼間には、会場周辺で「横町まつり」が行われました。
手づくり市をはじめ、様々なイベントが行われ、クワガタ相撲やサワガニつりには、多くの子どもたちが詰め掛けました。
また、地域のアマチュア奏者によるストリートライブも行われ、八木の町を音楽で彩りました。
夕刻、酒蔵内の特設ステージで、ライブが始まります。全国各地から音楽ファンが集い、西伸嗣さんと岡本定義さんのステージを楽しみました。
またスペシャルゲスト、山崎まさよしさんの代表曲セロリが演奏されると、会場の熱気は最高潮に達しました。
観客は、歴史ある酒蔵の雰囲気に酔いしれ、音楽で盛り上がりました。
ゴー!ゴー!ワクワクキャンプ 子ども達の生き生きとした様子 展示中
園部公民館では、7月3日まで、ゴー!ゴー!ワクワクキャンプの写真展が行われています。
ゴー!ゴー!ワクワクキャンプは、福島第一原発の事故の影響を受ける子ども達に、被ばくから遠ざかった場所で心も身体も休めてほしいとの想いで、夏休み中の1ヶ月間を園部町埴生で過ごしてもらう取組です。
今年も7月25日から8月31日まで開催されます。ボランティアスタッフを募集中で、7月3日には説明会が開かれます。
美山図書室 一夜だけ!夜も図書室
6月17日、美山図書室の1夜限りの特別イベント「夜も図書室」が開かれ、およそ60人が訪れました。
美山文化ホールのギャラリーでは、図書室の開室に合わせて音楽家によるコンサートや絵本の読みきかせなども行われました。夕暮れから夜にかけて、訪れた人たちは普段とは違う雰囲気を楽しみ、ゆったりと過ごしました。
また図書室を利用した人たちから「夜間に図書室が開いていると便利なのでこれからもしてほしい」という声や「音楽が聞けて楽しかった」と感想があり、大好評でした。
美山小学校 5年生・1年生 交通安全の意識を高める
6月17日、美山小学校で、南丹警察署の協力の下、交通安全教室が行われました。
5年生は、自転車を安全に乗るための知識や技術を身につける、自転車免許取得の講習を受けました。
地域交通安全活動推進委員と、地域で見守り活動をする、今年4月に発足した団体、まもりたガール美山が審査員を務めました。
そして1年生は、道路の正しい歩き方について学びました。横断歩道での左右の確認や、道路の端を歩くということを意識して、元気いっぱい歩きました。
児童たちは交通ルールを学び、自分の身は自分で守るという、交通安全の意識を高めました。
南丹市美山エコツーリズム推進協議会 総会 美山の観光の可能性
6月17日、美山町自然文化村の文化ホールで、南丹市美山エコツーリズム推進協議会の総会が行われました。
議事では、今年度の事業計画として、昨年度の全国大会を引き継ぐ、美山エコツーリズム大会を開催することや、自然や文化を伝える住民をガイドとして募集し、ツアーの質を向上することなどが承認されました。
また総会のあと、美山町の観光による地域活性化について、公益財団法人南丹市情報センター理事長の松村賢治さんが講演しました。
松村さんは、これまで教育長や学校運営などを経験し、美山と関わり、教育的観点から地域の魅力を深く感じています。
美山の地域全体が観光資源となり、海外にも発信できる魅力にあふれていると話し、教育を絡めた観光の可能性についても語りました。
殿田小学校 祖父母参観 孫の成長に思わず笑顔
6月17日、殿田小学校で、祖父母参観が行われました。
おじいちゃん、おばあちゃんに、子ども達の普段の学校での様子を見てほしいと毎年開かれています。およそ100人が参加し、国語や社会、道徳などの授業を参観しました。
1年生は、図工の授業で、厚紙と糸を使って、「びゅんびゅんごま」を作りました。小さな穴に糸を通したり、遊び方を教わり、一緒に楽しみました。
他にも、夏の絵手紙や若狭塗り箸を作るなど、学年ごとに様々な授業が公開されました。
学校でのこどもたちの元気な姿をみて、参加者は孫の成長に目を細めていました。
殿田小学校 児童会 熊本地震への義援金を届ける
6月16日、殿田小学校の児童3人が、熊本地震に対する義援金を日吉支所に届けました。
殿田小学校の児童会は、熊本地震の被災者の力になれることはないかと考え、登校時に募金を呼びかけました。
2週間で集まった総額は、4万5949円。今回の義援金は日本赤十字社を通じて、熊本県へ届けられます。
山口日吉支所長は「子どもたちの発案で始まった募金活動はすばらしい。熊本への応援の思いは、被災されたみなさんに必ず届きます」と児童たちの行動力を称えました。
南丹市青少年育成協会 少年補導功労団体表彰を受賞
6月15日、南丹市青少年育成協会の木村義二会長らが市長室を訪れ、少年補導功労団体表彰の受賞報告を行いました。
南丹市青少年育成協会は、夏祭りや花火大会などでの夜間パトロール、学校や民生児童委員協議会と連携したあいさつ運動などを行っており、これまでの地道な活動が評価され、6月3日に近畿少年補導員等連絡協議会より表彰を受けました。
佐々木市長・森教育長らに受賞の報告のあと、日ごろの活動や子どもの身近にある犯罪、家庭環境などについて懇談し、地域の見守りの重要性について確認しました。
木村会長は「今回の受賞をステップにより一層活動に力を入れたい」と決意を語りました。
さくら楽習館 看護学生との交流講座 一緒に楽しく体動かす
高齢者の生涯学習講座「さくら楽習館」が、6月15日、八木公民館で講座を開きました。
今回は南丹看護専門学校との交流講座で、学生34人、合わせておよそ80人が受講。無理なく出来る体操や要介護状態になる前の高齢者の虚弱「フレイル」について学び、日々の生活を振り返るきっかけになりました。
南丹保健所が制作した転倒予防体操「なんたん元気づくり体操」に挑戦する受講生。手首をブラブラする運動や、うつ伏せで足を上げ下ろしする運動など、16種類の運動を教わり、学生も高齢者も楽しく体を動かしました。
日吉地域グラウンドゴルフ大会 府民総体出場を目指して
6月14日、日吉総合運動広場で、南丹市体育協会日吉地域グラウンドゴルフ大会が開かれました。
この大会には、日吉町グラウンドゴルフ協会所属の、クラブのメンバーを中心に、46人が参加。 ボールを打つ打球音がグラウンドに響き、参加者は和やかな雰囲気の中、24ホールを回りました。
上位20人は、9月に開かれる、京都府民総体の南丹市代表選考会に出場します。
社会を明るくする運動 南丹市推進委員会 防ごう犯罪と非行 助けよう立ち直り
6月14日、南丹市役所で、第66回「社会を明るくする運動」南丹市推進委員会が行われました。
「犯罪や非行、再犯を防止し、社会を明るくする運動を全国的運動として多くの人たちに参加して欲しい」と、南丹地区保護司会会長の村田正夫さんから佐々木市長に、内閣総理大臣からのメッセージが伝達されました。
「社会を明るくする運動」南丹市推進委員は、民生児童委員協議会や小・中学校長会、南丹地区保護司会、地区の代表者などで構成され、過ちを犯した人の立ち直りについて理解深め、犯罪や非行のない安全安心な地域社会を築くための活動を行います。7月はその強調月間として、市内一斉街頭啓発や児童・生徒への啓発活動を行うことを確認し合いました。
友釣り初心者講習会 愛好家増を目指して
6月12日、平屋振興会と美山漁協平屋支部が「友釣り初心者講習会」を開きました。
鮎の友釣りを楽しむ人を増やそうと、今年初めて企画された講習会。今回は平屋地域の住民と出身者に限定して募集され、8人が参加しました。
鮎は餌場となる縄張りを作り、他の鮎が侵入してくると、体当たりをして追い出そうとする習性があります。それを利用して、オトリの鮎に針をしかけて釣り上げるのが、友釣りです。
参加者には一人ずつに講師が付き、オトリとなる鮎を仕掛け、竿の使い方を指導します。
参加者は友釣りの楽しさを満喫しました。
ふれあい音楽祭 音楽の楽しさ感じて20年
6月12日、南丹市・亀岡市・京丹波町の中学・高校の吹奏楽部と吹奏楽団が交流するふれあい音楽祭が開かれました。
20回目となる今年は、園部高校体育館を会場に、13団体が出演しました。
春に吹奏楽部に入部した一年生は、初めて立つステージとあって、一生懸命演奏し、ダンスで盛り上げる姿がありました。
また夏のコンクールを前に練習している課題曲の披露もありました。
最後は、全出演団体が体育館を囲み「アフリカンシンフォニー」の曲を演奏、大勢で演奏する楽しさと迫力を感じました。
園部FC キッズサッカー教室 友だちと!楽しく!ゴールをめざせ
6月12日、園部公園陸上競技場で、園部サッカークラブスポーツ少年団主催のキッズサッカー教室が行われました。
子どもたちに、楽しみながらサッカーに慣れ親しんでもらいたいと初めて企画したもので、保育所・幼稚園児から小学4年生までおよそ50人が参加しました。
園部サッカークラブの指導者から、ボールを使った基礎運動やドリブル、シュートなどを学び、広い芝生グラウンドを思いきり駆けまわりました。
また、ゲームでは友達とチームになり、ともにゴールを目指す楽しさを味わいました。
井筒八ッ橋本舗新光悦 菜蕗の会 八橋検校を偲びコンサート
6月11日、井筒八ッ橋本舗新光悦ホールで、菜蕗の会八橋祭コンサートが行われました。
筝曲の名手「八橋検校」。検校が教え伝えたとされる、京の堅焼きせんべいを、琴の形に仕上げたのが菓子「八ッ橋」の始まりとされています。八ッ橋検校の命日にちなみ、毎年6月にその遺徳を偲ぶコンサートを行っており、地域住民らが訪れました。演奏は、南丹市内外で活動する菜蕗の会のメンバー。検校が作曲した曲やみんながよく知っている曲などが披露され、「エーデルワイス」や「365日の紙飛行機」では、会場が一緒に口ずさむ場面もありました。
山里天引きらりフェスティバル 音楽で地域を盛り上げよう
6月11日、園部町天引で山里天引きらりフェスティバルが行われました。朝市やクラシックカーレース、散策等一日を通して、様々なイベントが開催されました。
メインイベントとなる、コンサートは、音楽で地域を盛り上げ、みんなで楽しもうと、地元在住者や出身者が中心となり企画したものです。
京都聖カタリナ高校吹奏楽部のオープンニングで華やかに始まり、会場には、お餅つきやたこ焼き、焼きそばなどの屋台も並び、親子連れでにぎわいました。
地元天引区民でつくる合唱団や篠山市のバンド、園部町で活動するサックスグループ、クレージーモンキーズ等のコンサートがあり、観客は手拍子をしたり、一緒に歌ったりと、楽しい時間を過ごしました。
園部高校 授業体験 今後の進路を考える中学3年生が来校
6月11日、園部高校で学校公開が行われ、今後の進路を考える中学3年生と保護者、およそ100人が訪れました。
生物、国際理解、英語の3つの教科から興味のある1つを選択し、思考力や判断力を身につける園部高校の授業を体験しました。
生物のクラスでは、水草の細胞を観察し、サイエンス部の高校生から、顕微鏡の使い方を教えてもらいました。
国際理解のクラスでは、日本には今も、侍や忍者が存在すると思っている外国人がいることに触れ、国によって認識が大きく異なることについて考えました。
そして、英語のクラスでは、意味が解る単語ごとに翻訳し、長文の読解に挑戦しました。
百聞は一見にしかず、中学生たちは、高校の授業を体験し、将来の進路について考えを深めました。
八木東小 土曜活用わくわくサタデー 初体験やわくわくがいっぱい
6月11日、八木東小学校で、土曜活用の取り組みとして、わくわくサタデーが行われ、親子130人余りが参加しました。
子どもたちが普段の学校とは一味違った豊かな体験をしてもらいたいと、年2回の計画で開かれるわくわくサタデー。今回は校区在住の人たちを講師に招き、ものづくりに挑戦しました。
わら細工、折り紙、手芸、竹細工、絵手紙、木工の6つから、自分の好きなコーナーを選びます。 お話し仕立ての折り紙コーナーや、季節の野菜や花を描いて家族にプレゼントする絵手紙コーナー、竹細工では水鉄砲や竹とんぼに挑戦し、わくわくする体験を楽しみました。
八木西小学校 2年生 泥の感触楽しみながら田植え体験
6月10日、八木西小学校の2年生30人が、生活科の授業の一貫で、田植えをしました。
八木町本郷西の波部宏さんの田んぼ、およそ200平方メートルにヒノヒカリの苗を植えました。
粘土質の肥沃な土に足をとられ、なかなか思うように進めないこどもたち。ひんやりとした水と泥の感触を感じ、楽しみながら取り組みました。
あたりには、子どもたちの元気な声が響き、手で植えながら、美味しいお米に育つようにと願いをこめました。
今後秋の収穫体験まで、子どもたちは田んぼを観察し、お米の育ち方を学んでいきます。
南丹市身体障害者福祉会 グラウンドゴルフで楽しく交流を
6月10日、南丹市身体障害者福祉会八木支部が主催する第15回グラウンドゴルフ交流会が八木運動公園で開かれました。
南丹市グラウンドゴルフ協会八木の協力で、ルールや競技のコツを教わりながらホールを回ります。城山共同作業所の利用者も含め、およそ100人が参加し、梅雨の晴れ間にすがすがしい汗を流しました。
南丹市議会6月定例会一般質問
6月9日から南丹市議会6月定例会議員一般質問が行われ15人の議員が質問に立ちました。
社会教育施設の方向性や防災・災害対策、小学校跡地利活用、森の京都や18歳選挙権の取り組みなど質問が行われました。
園部・八木公民館の方向性については「耐震を含めた大規模改修」、「近隣施設への機能集約」、「2つの公民館を1つにした新設」の3つの案から最終決定すること。防災・災害の取り組みでは、9月に南丹市を会場に京都府総合防災訓練が予定されており情報収集のためドローンを使用した訓練を検討していると佐々木市長から答弁がありました。
また、初日に提案説明された、一般会計補正予算を含む、議案13件、報告10件について所管の常任委員会に付託され、24日に採決されます。
美山中学校 台湾の中学生と国際交流
6月8日、美山中学校に台湾の桃園市立光明國中学校と桃園國中学校の生徒27人が訪れました。
同世代の学生から文化について学びたいという台湾の中学校の要望により企画されたもので、美山中学校の3年生を中心に交流しました。
授業の見学や浴衣の着付け体験、クラブ活動の体験、また、日本で流行っているアニメなどの紹介で盛り上がるなど、英語と日本語を交えて、和やかに友好を深めました。
夜は、美山町の農家に滞在し、有意義な時間を過ごしました。
園部消防署職員 水防訓練 声かけ合い 集中した訓練を
6月8日、9日の2日間、園部消防署職員の水防訓練が、園部町横田の園部公園芝生広場で行われました。
井内章夫消防長は「冷静な判断と確実な技術で、一人ひとりが防災のプロとして自覚を持って取り組んでほしい」と話しました。
梅雨に入り、水防活動の基本的な技術の習熟と水害現場で迅速な対応ができるよう、園部消防署と4出張所の職員77人が参加。洪水警報が発令され、越水の危険があるとの想定で、土のう作りや改良積み土のう工などの水防工法を訓練しました。
日ごろから工具などに慣れておくこと、ベテラン署員は豊富な経験で培ったノウハウを後輩に伝えることなどが、講評で伝えられました。
園部高校3年生 選挙のしくみを学ぶ
7月に実施される参議院議員選挙から、選挙権年齢が18歳に引き下げられます。
6月8日、園部高校の3年生182人が、南丹市選挙管理委員から、選挙のしくみについて説明を受けました。
生徒たちは不在者投票や期日前投票のやり方、候補者選びの情報収集などについて学び、選挙を身近に感じていました。
また、選挙運動で報酬を受け取ってはいけないことやメールで広報活動をしてはいけないことなど、クイズ形式で公職選挙法違反の事例についても考えました。
生徒たちは人任せではなく、自分なりに判断し、積極的に政治に参加することの大切さを学びました。
美山化成株式会社 消防訓練 従業員の防火意識 高まる
6月の危険物安全週間に伴う消防訓練が、6月6日、美山町静原の美山化成株式会社で実施されました。
美山化成株式会社は、ポリエチレン発泡体の生産において、石油などの危険物を取り扱っています。訓練は、ボイラー室から出火し、工場内に逃げ遅れた人がいるとの想定で行われました。
火災発生を告げる警報を合図に、従業員による初期消火・避難誘導が迅速に行われました。また園部消防署と美山出張所から、消防車・救急車・はしご車が出動し、緊迫したなか、人命救助と消火活動訓練が行われました。
三浦修司代表取締役は、「絶対に火災を起こさないことと初期消火の大事さを、訓練で身をもって感じた」と話し、従業員は改めて防火・防災に対する意識を高めました。
摩気神社 お田植祭り 伝統の神事 豊作願って
6月5日、園部町竹井の摩気神社で、五穀豊穣を祈願する「お田植祭り」が行われました。
宮司による修祓の後、早乙女たちが輪になって、地域に伝わる「お田植歌」を踊ります。早乙女に扮するのは地域の中学生や敬神婦人会、竹井区婦人会の女性たちです。
お田植祭りでは、代掻きから苗を植えるまで、田植えの一連の所作を行います。早乙女2人が宮司から受け取った粽を早苗に見立て、きれいに並べていきます。
境内にはお田植歌と太鼓の音が響き、参拝した地域住民らも今年一年の豊作を祈りました。
口丹通学圏 高校合同説明会 地元高校の多彩な特色アピール
6月5日、ガレリアかめおかで、「Let‘sふれあい京都丹波高校合同説明会」が開かれ、小中学生や保護者らおよそ1200人が訪れました。
地元の高校へ興味関心を持ってもらおうと毎年開かれ、6つの高校、園部、農芸、亀岡、南丹、北桑田、須知高校と丹波支援学校が参加し、学校の魅力をアピールしました。
各学校はそれぞれ特色があり、園部高校の京都国際科の発表では、英語のゲームに、中学生が楽しく取り組みました。
それぞれの学校の特色を知り、自分にあった学校を選ぶために開かれた今回の説明会。今後は個別の学校説明会や学校公開が行われ、中学3年生の進路選択が本格化していきます。
るり渓の里農産物直売所 オープン待ちわび 新鮮野菜に列
6月5日、園部町大河内の「るり渓の里農産物直売所」がオープンしました。
府立るり渓公園駐車場前の広場に、新鮮な旬の野菜やお米などが並び、オープンを待ちわびた買い物客で賑わいました。
農産物直売所の管理組合員11人が、自分の畑で採れた野菜や米を持ち寄り、毎年野菜の収穫の多い時期から直売所を開いています。今年は12月25日まで毎週日曜日に開かれます。
生産者と買い物客の会話も弾む直売所。この日はオープンを記念し、買い物客につきたてのよもぎ餅と豚汁が振る舞われ大好評でした。
おためし田舎暮らしツアー 五ヶ荘地域の魅力を感じてほしい
6月5日、日吉町の五ヶ荘地域で、地域の魅力を発信しようと「おためし田舎ぐらしツアー」が開催され、京都市内や大阪などから親子連れや会社員、大学生ら、27人が参加しました。
海老坂峠を越え到着した日吉町四ツ谷の玉岩地蔵堂では、風流な佇まいの2階の部屋で住民手作りのお弁当を食べました。
神秘的な空間と地域の歴史にふれるひと時に参加者も熱心に聞き入りました。
初めて開かれたこのツアーは、住みよい村づくり協議会と地域おこし協力隊が共催して企画されたものです。参加者は、旧五ヶ荘小学校をゴールに、およそ5キロの行程を終え、豊かな自然と触れ合い、 住民と交流し、大満足な様子でした。
園部町文化協会 評議員会・総会 耐震改修で公民館存続を求める
6月4日、園部町文化協会の評議員会・総会が開かれ、およそ50人が出席しました。
冒頭、今井 惠一会長は、「ここ2,3年は文化協会始まって以来の大変な時期。会員の皆さんの力を合わせて乗り切っていきたい。」と挨拶し、会員の一層の協力を呼びかけました。
議事では、平成28年度の事業計画と予算などが承認されました。
現在大ホールが閉鎖され、来年3月末には休館することが決まっている園部公民館について議題が移ると、会場からは意見や質問が続々と上がりました。サークルの当面の活動場所や公民館機能の維持、文化協会としての対応などが議論されました。
園部町文化協会では、園部公民館の耐震改修をはじめ、工事期間中の活動場所の確保、代替施設利用料の減免などを要望としてまとめ、市に伝える方針です。
美山川 鮎の友釣り解禁 釣り糸垂れ 待望の初物との勝負
6月4日、清らかな美山川に解禁日を待ちわびた人達が集まり、釣り糸を垂れました。
この日の気温は例年の解禁日に比べ少し低く、釣り人たちは、水温が上がるにつれて活発に動く鮎との勝負を楽しみました。
美山の鮎は美味しい味と豊かな香りで大人気です。地元だけでなく、近畿各地や鳥取県からも大勢のファンが訪れ、初物がかかると喜びました。
鮎の友釣りは、網漁が始まる9月ごろまで、楽しめるということです。
京都医療科学大学 献血セミナー 将来の医療従事者に大切さ伝える
6月3日、京都医療科学大学で、京都府赤十字血液センターが献血セミナーを開き、1年生およそ90人が受講しました。
京都府赤十字血液センターは、献血の普及啓発を目的に、京都府内の高校などでセミナーを開いており、南丹市での開催は今回が初めてです。将来医療に携わる学生たちに、献血の大切さを伝えてほしいとの学校からの要請を受けて実施されました。
献血の流れや血液がどのように活用されているのかなどの話から、医療を学ぶ学生に向けて専門的な話、献血で救われた人のエピソードなどがあり、学生たちは改めて献血の大切さを感じました。
平成28年度第1回南丹市社会教育委員会 社会教育のあり方 議論白熱
6月2日、園部公民館で、今年度1回目の南丹市社会教育委員会が開かれました。
社会教育委員は、学識経験者や学校教育関係者、各種団体、公募の市民で組織され、社会教育に関して教育委員会に助言を行います。この日は平成27年度の事業報告と平成28年度の社会教育事業が協議されました。また、耐震強度の不足により休館することが決まっている園部、八木の両公民館については、教育委員会から「耐震補強工事」「類似施設への機能移転」「新築」の3案について説明されました。社会教育委員からは「各サークル活動の幅を縮小するのではないか」「高齢者など代わりとなる施設を探せない人もいるのではないか」など、利用する立場としての活発な意見や質問が出されました。
次回から本格的な検討が始まり、2月中旬までに案がまとまる予定です。次回開催は6月27日で、誰でも傍聴することができます。
園部町横田 いきいきふれあいサロン 高齢者の出かけるきっかけに
園部町の横田区では、高齢者の出かけるきっかけをと、「いきいきふれあいサロン」を開いています。
6月2日には、横田公民館前で、バーベキューが行われ、横田区の高齢者20人が参加しました。
もてなしの料理を調理したり、材料の野菜を持ち寄ったりと、横田区のふれあい委員と民生委員あわせて6人が準備にあたりました。
高齢者にとっては、互いに元気な顔を見せ、話をする事が楽しみになっており、会場は和やかな雰囲気に包まれていました。
園部第二小学校 4年生 くらしを守る“警察”を知ろう
6月2日、園部第二小学校4年生36人が南丹警察署を訪れました。社会科の学習の一環として警察署を見学し、事件や事故から暮らしを守る警察の仕事について学びました。
柔道訓練を見学し、自分の身を守る「受け身」について説明を受け、署員の模範演技に児童から歓声が上がりました。
京都府警察で働く警察官はおよそ7000人、そのうち南丹警察署には120人が勤務しています。実際に身に着ける警察手帳や手錠を見せてもらったり、管内で発生した事故ついて教わり、児童たちは防犯や交通安全の意識を高めました。
園部小学校 プール掃除
6月に入り、まもなく小学校ではプール学習がはじまります。園部小学校では6月2日、6年生がプールをピカピカに磨きました。
園部小学校6年生は95人。プールの中や通路、溝など、8つの役割に別れて一斉に掃除に取り組みました。
プールの底にたまった落ち葉や泥をすくい、デッキブラシやスポンジできれいに磨きました。
6年生は、地道な作業も協力して頑張ることができると評判で、この日も和気あいあいと声をかけながら自分の役割を一生懸命果たしました。園部小学校のプール開きは、9日木曜日だそうで、ピカピカに磨いた6年生が一番最初にプールを使うことになっているそうです。
園部消防署 住宅用火災警報器の完全設置を
住宅用火災警報器の設置義務化から今年の6月1日で10年を迎え、園部消防署・八木・日吉・美山出張所一斉に、街頭啓発が行われました。
スーパー前や駅前などで「火災から大切な命を守るため、寝室・台所・階段全てに必ず設置を」と買い物客や通勤通学客らに呼びかけました。
昨年に行われた設置率の調査では、京都府の69.8パーセントに比べ、南丹市は48.5パーセントと低い数値となっています。園部消防署では、各家庭への訪問調査を行っており、7月1日からは、日吉町全域において順次実施される予定です。
南丹市災害支援対策本部会議 熊本地震被災地への派遣職員が活動報告
6月1日、南丹市役所で、南丹市災害支援対策本部会議が開かれました。
熊本地震災害に対する京都府の支援対応について報告された後、5月20日から26日まで被災地に保健師として派遣された疋田ミツルさんから現地の様子が報告されました。京都府から3人の保健師、栄養士1人、事務職員1人の5人で熊本県益城町に派遣された疋田さん。テント避難者の健康観察や各戸訪問による健康状態の聞き取りなどを行いました。全壊した自宅のそばでテント生活を送る人や駐車場で車中泊する人も多く、余震の恐怖による不眠や将来への不安感、疲労や腰痛などを訴える被災者に耳を傾けました。疋田さんは「熊本へは今後も全国レベルでの支援が必要。また南丹市でも想定外の被害を見据えた平時の備え、福祉避難所や健康管理などのマニュアル化の作成、情報発信の大切さを感じた」と話しました。