園部小学校 ワークショップ 子ども達にどう育ってほしいか

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 1月31日、園部小学校で、子ども達の未来を考えるワークショップが開かれました。
 地域の考えや希望を学校運営に活かしていくために行われており、2回目のこの日は、教職員や保護者、民生児童委員のほか、読み聞かせなどの学校支援ボランティアや市役所職員らおよそ60人が参加。参加者はグループごとに、「園部小学校の子どもにどう育ってほしいか」というテーマで話し合いました。
 元気や思いやり、地域愛など、子どもに身に付けてほしい事と、それを実現するにはどうすればよいか意見を出し合いました。また、各グループの発表では、人とのつながりの場を持つ事や、大人がまず手本を見せる事が大事などの意見が出されました。
 今後も継続してワークショップを行い、意見を学校運営に反映していく考えです。

胡麻郷小学校 給食週間 食のパワーと感謝を実感

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 胡麻郷小学校では、1月29日から2月2日まで、給食週間の取り組みを行いました。食の大切さと、調理や配膳など給食に携わる人への感謝を学ぶ機会にと毎年行われており、今年は「食のパワー」をテーマに特別授業やテーマに即した献立の給食が用意されました。
 1月31日には、3年生が「魚のパワー」について学習し、殿田中学校の栄養教諭、植田理恵さんから、魚の持つ栄養や、肉と魚の脂の違いについて、実験も交えながら学習しました。
児童からは「魚は全部栄養があるので、魚嫌いにならずに食べたい」「ちょっと美味しくないなと思う部分も食べようと思った」などの感想が聞かれました。
 また、この日は各学年で、調理場や配膳などに携わる職員と一緒に給食を食べ、楽しく交流を深めました。

南丹市総合教育会議 公民館・保育所 活発に意見交換

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 1月30日、南丹市役所で、南丹市総合教育会議が行われました。
 南丹市総合教育会議は市長と教育委員会で組織し、両者が課題や方向性を共有しながら、教育行政を推進するために開かれます。
 園部公民館については、方針が検討中であったホール棟も含めて全館の耐震補強を行うこと、機能の充実の一環で、ホール棟外周部に廊下を増設することが報告されました。また、八木公民館の機能移転は2020年4月、園部公民館の改修は2021年4月までの完了を目指して調整を進めることが示されました。
 また、毎年定員を上回る応募があり、施設の老朽化などの課題も抱える園部町内の保育所については、2021年度から新施設を運営する整備計画が示されました。

ふない聴覚言語障害センター20周年記念式典 手話通訳や要約筆記の養成・交流を

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 1月28日、南丹市国際交流会館で、ふない聴覚言語障害センターの20周年記念式典が行われました。
 手話や要約筆記の養成、情報発信の役割を担う施設として1997年に誕生した、ふない聴覚言語障害センター。式典では、センター長の好川賢一さんが「20年のあゆみと未来へ」と題して話し、「聴覚言語障がい者が交流できる居場所づくりの活動を伝え、今後は緊急時に障がい者が弱者と言われないような体制を作ることが必要」と訴えました。
 交流会では、新聞玉入れや風船送りといったゲームで盛り上がり、障がいのある人もない人もお互いに交流を深め、楽しみました。

南丹市大堰川ジョギング大会

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 南丹市の冬の体育行事として恒例の南丹市大堰川ジョギング大会が1月28日、八木運動公園周辺で行われました。
 南丹市体育協会が主催し、2.3キロの部と5キロの部、そして公園内を走る1.5キロのファミリージョギングの部に、合わせておよそ300人が参加しました。
 日ごろサッカーや野球に励む小・中学生から体力自慢の70代まで、幅広い年代が八木の町を駆け抜けました。
 ゴールした後は、南丹市女性会や食生活改善推進員協議会の協力で、地元産の野菜が入った、具だくさんの大堰川なべが振る舞われ、参加者は冷えた体を温めました。

文化財防火デーに伴う消防訓練 園部町普済寺で文化財を守る決意新た

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 1月28日、園部町若森の普済寺で、園部消防署と地元住民、普済寺関係者、南丹市消防団園部支団およそ50人が集まり、文化財防火デーに伴う合同消防訓練を行いました。
 訓練は、国指定重要文化財である普済寺仏殿横の空き地での、たき火が山林へ延焼拡大し、仏殿に燃え移る危険があるとの想定で行われました。住職の発見から119番通報、地元住民による消火器での初期消火とバケツリレーが迅速に行われました。また南丹市消防団園部支団と園部消防署による放水活動が、実戦さながらに行われました。
 園部消防署からは「消火活動は住民の声の掛け合いなどの連携が大切」と講評が。また岡本清教住職からは「地域の文化財を後世に残していくために、今後も防火に協力をお願いしたい」と話がありました。

美山かやぶきの里 雪灯廊 一面の銀世界に灯籠ゆらり

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 美山町北のかやぶきの里では、1月27日から、美山かやぶきの里雪灯廊が行われています。
 この冬最強とも言われる寒波の影響で、美山かやぶきの里は一面銀世界となりました。
 第14回美山かやぶきの里雪灯廊は、初日から多くの観光客が訪れ、賑わいました。
 冬場の観光客の増加を狙って始められたこの行事は、今ではかやぶきの里のメインイベントの1つとなっています。
 運営にはかやぶきの里や知井地区の各種団体、観光関連事業者らと知井振興会が組織する実行委員会があたり、地元住民らもボランティアとして加わります。
 訪れた観光客は、かやぶき民家と雪の折りなす風景を楽しんだり、雪でかまくらや灯籠などを作って楽しみます。
 また、地域のグループ、店舗などによる「あったか屋台」が設けられ、多くの観光客が冷えた体を温めました。
 夕刻、知井八幡神社の境内では、和太鼓と日本舞踊の奉納が行われました。
 しんしんと雪の降る境内。提灯の灯りに照らされて、会場は幻想的な雰囲気に包まれました。
 辺りが暗くなると、かやぶき民家のライトアップが始まり、雪の灯籠にも次々と灯りが灯ります。
 冬の夜空に咲く大輪の花。しばし寒さを忘れて見入っていました。
 美山かやぶきの里雪灯廊は、2月3日まで行われます。
 最終日となる3日には、知井八幡神社での和太鼓、日本舞踊の奉納や打ち上げ花火も行われます。

八木東小学校6年生 地域住民から「生き方」学ぶ

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 1月27日、八木東小学校の6年生が、「総合的な学習の時間」の一環で、校区内に住む人から「生き方」を教わる授業を受けました。
 講師として招かれたのは、八木町池上の池上 幸一さんです。
 池上さんは、京都府宇治市で樹脂の開発・生産などを行う互応化学工業株式会社に研究者として入社し現在は会長職を務めます。
 授業では、化学の面白さや身近な様々な物に使われている樹脂の可能性について、実験を交えて講演しました。
 また、自身の信条として、目標を持つ事の重要性を挙げ、「常に自分の目標を持ち、それに向かって努力してください。自分に負けないよう頑張ってください」と子ども達に伝えました。
 子ども達は化学の面白さや目標・努力の大切さを身近な人生の先輩から教わりました。

胡麻郷小学校 金管引継ぎ式 5年生にバトンをつなぐ

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 1月27日、胡麻郷小学校の6年生から5年生へ、ドラムメジャーバトンと金管楽器の引き継ぎ式が行われました。
 胡麻郷小学校では、高学年になると金管マーチングバンドに取り組みます。昭和63年から30年続く歴史あるバンドです。
 これまで、地元の夏祭りなどで演奏し、多くの人を楽しませてきました。
 この日は、1年間、一緒に頑張ってきた5年生と校歌やウィー・ゴット・ザ・ビートなど4曲を披露しました。
 演奏を終え、6年生が次のパートリーダーとなる5年生に「ぼくたちについてきてくれて、ありがとう」と温かい感謝の言葉とエールを送りました。
 ドラムメジャーバトンを受け継いだ5年生は、4年生と力を合わせて頑張っていく決意を新たにしました。

八木西小学校 熟議ワークショップ 子どもの未来を考え 育ちについて意見交流

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 1月27日、八木西小学校で熟議ワークショップが開かれました。
 子どもたちの未来を考え、育ちについて意見交流を行い、コミュニティースクール運営の基盤にしたいと開かれているもので、八木西小学校学校運営協議会の委員やPTA役員、教員ら20人が参加しました。
 今回は、「子どもたちが35才になった時、どんな大人になっていてほしいか」をテーマに考えました。社会人や地域の一員として頑張る人になって欲しい、家族を大切に、生きがいを見つけて暮らして欲しいなど、それぞれの意見を踏まえ、グループごとに実現するためのアイデアや、課題などを出し合いました。
 意見を交わす中で、ふるさとを愛する心を育むには、子どもの頃の地域との関わりが大切。大人が人生を楽しむ姿を見せること。家庭での会話を大切にすることなど、参加者から多くの意見やアイデアが出されました。

美山小学校6年生 「弁当の日」の取り組みでおかず作りに挑戦

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 美山小学校6年生34人は、「弁当の日」の取り組みで、野菜作りからおかずの作り方、弁当を入れるまでを、一貫して学んでいます。1月25日には、美山中学校の調理室に移動して調理実習が行われ、南丹市の栄養士や食生活改善推進員のメンバーから煮炊きを教わりました。
 メニューはツナのハンバーグ、ほうれんそうと白菜の胡麻和えなど四品。具材の白菜やカリフラワーは、美山小学校で収穫したものを使いました。「調理法だけでなく、香りや音も感じながら調理してください」とアドバイスを受け、手際良く調理しました。
 自分の弁当箱に詰めて出来上がり。笑顔で味わっていました。2月には自分でお弁当を作ることになっています。

園部高校に台湾の高校生来校 英語でコミュニケーション 友好の架け橋に

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 1月24日、園部高校に台湾から高校生が訪れ、交流会が開かれました。
 訪れたのは、台湾の新竹縣立六家高級中学の生徒35人です。六家高級中学は、国際交流に力を入れる中高一貫校で、1週間の教育旅行として日本を訪れ、美山町で民泊も行いました。
歓迎セレモニーでは、京都国際科3年の大槻春菜さんが、「楽しくコミュニケーションを取りたい」と英語のスピーチで歓迎し、お互いの高校が、それぞれの国の歌を披露して盛り上がりました。
 そのあと教室で、普通科2年生と一緒に英語の授業を受けました。自己紹介やゲームを通して、ひとときの交流を楽しみました。

「北方領土と私たち」作文コンクール表彰式 知事賞 園部中学校1年 藤内空菜(そな)さん

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 日本固有の領土である北方領土への関心を高め、正しく理解することを目的に、毎年作文コンクールが実施されています。1月24日、京都府庁で第12回「北方領土と私たち」作文コンクールの表彰式が行われました。
 京都府下の中学・高校から1448点の応募があり、園部中学校1年の藤内空菜さんが知事賞を受賞、山田京都府知事から表彰を受けました。
 藤内さんの作文は、授業で教わった歴史だけでなく、自分で調べた国際情勢や国同士の友好のエピソードなども盛りこまれ、70年も越えられない壁を超えるには、相手を心から大切にすることによって生まれる「絆と信頼」を深めること、と記しています。
 知事から「海外に目を向けるとは、日本のことをもっと勉強しようという気持ちになる」と話があり、主催した北方領土返還要求京都府民会議の村田正治会長からは「地方においてもこの議論を高めていかねばならない中で、深い考察があり嬉しく思う。これからも頑張って欲しい」と挨拶がありました。
 今回の作文コンクールには、藤内さんの他にも南丹市内から4人が入賞しました。

遊youひよし 茶道教室 基礎を学び 茶道に親しむ

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 1月23日、遊youひよしで、南丹市教育委員会が主催する「茶道教室」が開かれました。
 南丹市民を対象に、全8回で茶道の基本マナーを教わるもので、日吉町で活動する茶道サークル和楽の山内寿子さんが指導しました。
 経験者から初めての人まで幅広く参加があり、座り方やお辞儀、床の間の鑑賞の仕方といった作法を教わりました。
 この講座は3月20日まで毎週火曜日に行われており、途中からの参加も可能です。茶道のすその野が広がるよう、経験の有無にかかわらず参加してほしいと呼びかけています。

園部高校 家庭科授業 正しいローン・クレジットを学びトラブル回避

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 1月23日、園部高校で、外部講師を招き、賢い消費者になるための知識を深めました。
 この春、卒業を迎える3年生を対象に実施され、お金に関わる機会が増える生徒たちが、今後の生活に役立てようというものです。消費者金融会社のSMBCコンシューマーファイナンスから2名の講師が招かれ、「契約」や「金銭トラブル」について説明を受けました。
 便利であるローン・クレジットの仕組みやメリットとデメリットなどを各グループで確認し合い、利用の注意について話し合いました。
 また、インターネット利用で発生するワンクリック詐欺やフィッシング詐欺といった金銭トラブルについても紹介されました。

ロボカップジュニア 中丹・南丹ブロック大会 自作ロボットでサッカー対決!

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 1月21日、南丹市国際交流会館で、ロボカップジュニア中丹・南丹ブロック大会が行われました。
 この大会は子どもたちの好奇心や探究心、試行錯誤を重ねる力を育てようと、一般社団法人ロボカップジュニアが主催し、自作のロボットでサッカーをします。
 小学生から高校生まで13チーム38人が参加しました。
 自律型のロボットに、守備や攻撃をプログラムして、動かします。
 モーターやセンサーも制作し、調整したオリジナルのロボットで競います。優勝チームは全国大会に出場権を獲得するため、会場は熱気に包まれました。
 南丹市からは、八木西小学校5年の長束泉慧さんと同志社高校1年の松本翔汰さんがチームを組んで出場し、第5位という結果でした。

平屋ふれあいサポーター・平屋振興会 とんど・百人一首かるた大会

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 1月20日、美山保健福祉センターで、とんど・百人一首かるた大会が行われました。
 このイベントは、地域の女性で組織する平屋ふれあいサポーターと平屋振興会が毎年開いており、地域の子どもたちが参加しました。
 書初めや正月飾りをとんどで燃やした後は、おもちつきを行いました。
 子ども達も順番に杵を握り、あまりの重さにふらつきながらも、餅をめがけて一生懸命に振り下ろしました。
 つきたてのお餅をぜんざいにして味わったり、百人一首のかるたをしたりと、子ども達は冬ならではの風物詩を楽しみました。

内林厄神宮厄除け祭 災いを免れ、幸せに暮らせますように

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 1月19日、園部町の内林厄神宮で厄除け祭が行われました。
 かいちの厄神さんとして、古くから地域の人々に親しまれている内林厄神宮。今年も南丹市内や亀岡市、京丹波町などから、およそ6000人が厄除け祈願に訪れました。
 男性は昭和52年生まれ。女性は昭和61年生まれの方が今年大厄を迎えます。訪れた人は、祈祷を受けて厄を祓い、お札やお守りを授かりました。
 甘酒の振る舞いや厄除け饅頭の販売などがあり、訪れた人たちは「災いを免れ、幸せに暮らせますように」と一年の無病息災を願いました。

農芸高校 OPU講習会 遺伝子を受け継ぐ“採卵技術”を学ぶ

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 1月17日、園部町南大谷の農芸高校で、OPU講習会が開かれ、畜産コースと動物バイオコース2・3年生が参加しました。
 OPUとは、生きた牛の体内から卵子を取り出す技術のことで、畜産業の現場で行われるより高度な繁殖技術を、本格的に畜産を学ぶ農芸高校で学ぶ機会をと、初めて実施されました。
 牛舎では、一般社団法人 家畜改良事業団 前橋種雄牛センターの獣医、壱岐直史さんが、実際にOPU技術を行いました。牛の体内に超音波診断器と長い針を挿入し、卵巣を確認しながら、卵子を採取します。「獣医が行うこの技術は、人の体外受精と全く同じ仕組み。20年ほど前から行われているが、今後ますます身近になる」と話しがあり、生徒たちは熱心に見学しました。
 また今回採取した卵子は、体外受精で子牛を誕生させることが決まっており、卵子の様子を顕微鏡で確認。生徒からは、遺伝子や繁殖に興味を持っているのでとても有意義な体験だったなどの声が聞かれました。

南丹警察署 機能移転訓練 迅速な設営 大災害に備えて

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 1月17日、園部町小山東町の学校法人二本松学院で、南丹警察署の機能移転訓練が行われました。
 京都府南部で震度6強の地震が起き、警察署庁舎が被災したとの想定で行われ、学校内に緊急事態対策本部を設置しました。
 水・食料や通信機材、救助用具などが運び込まれ、到着からおよそ15分で設営を完了しました。
 南丹警察署では、学校法人二本松学院、スプリングスひよしを運営する日吉ふるさと株式会社と協定を結んでおり、災害時に庁舎が被災した場合は機能を移転する計画です。大規模災害の際も市民の安全安心を守る事が出来るよう、備えが進められています。

八木西小学校 とんど 大きな音に大興奮!無病息災を願う

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 1月16日、八木西小学校の全校児童がとんどをしました。
 地域の下司文一さんの協力で、旧吉富小学校、吉富ノ庄のグランドに、竹や杉の葉で作られたやぐらが用意されました。点火されると、バチバチと大きな音が鳴り、あっという間に炎に包まれ、子ども達は、自分たちの書初めが高く上がる様子見て、歓声をあげていました。また熱した竹で爆竹も楽しみました。
 昔からとんどの火にあたると無病息災で過ごせると言われています。「みんなが元気に学校に通えますように」と今年一年の健康と活躍を願いました。

川辺地区とんど焼き 小正月の風物詩 地区全体で

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 1月14日、旧川辺小学校、おいでーなかわべで、とんど焼きが行われました。
 川辺地区では以前から各集落でとんど焼きが行われていましたが、3年前から川辺活性協議会の主催で、地区全体のとんど焼きを開催しています。
 神事に続いてとんどに点火すると、火柱が上がり、訪れた人は正月飾りや書初めなどを燃やして今年一年の健康を祈りました。
 また、地域のグループによる野菜の直売やぜんざいの振る舞いもあり、会場は賑わいました。

八木町日置 綱引き神事 伝統の神事 賑やかに

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 1月14日、八木町日置の大送神社で、綱引きの勝負で作物の豊作を占う「綱引き神事」が行われました。
 この神事は、地域を荒らす大蛇を、通りがかった武士が討ち取った故事にちなんで行われ、数百年続くと言われています。大蛇に見立てた綱に弓を放ち、故事にちなんで3発目で的の中心を射ぬきます。そのあと、鳥居の下で北と南に分かれて七回勝負の綱引きを行いました。
 北が勝てば、麦や山のものが豊作、南が勝てば米が豊作と言われており、子どもから大人まで、勇ましい掛け声で懸命に綱を引きました。結果は4対3で北の勝ち。麦や山の物が豊作という占いになりました。

大野虹の湖交流センター 新たな魅力に!ボルダリング オープン

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 1月13日、美山町の旧大野小学校、大野虹の湖交流センターにボルダリング設備が完成し、オープニングセレモニーが行われました。
 体育館に設置されたボルダリングウォールの除幕のあと、地元太鼓団体「大野にじの子太鼓」による演奏が、セレモニーに花を添えました。ボルダリングウォールは、大野虹の湖交流センターの新たな魅力にしたい、今後たくさんの人に訪れて欲しいと大野振興会により新設されたもので、縦5メートル、横幅4メートル。木の板に黒板塗料を塗るなど、手づくりで製作されました。
 また特別ゲストには、京都大学ボルダリングサークル「京大WALL」で活動する山下裕太さんが招かれました。安全に使うためのルールや登る際の体の使い方などを教わり、早速、楽しんで登る子どもたちの姿がありました。
 オリンピック種目にも選ばれている人気のスポーツ「ボルダリング」。挑戦してみたいという方は、大野振興会まで問い合わせて欲しいということです。

氷室の郷 とんど焼きと初市 今年一年の無病息災を祈る

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 1月13日、氷室の郷でとんど焼きと初市が開催されました。
 近隣から住民が訪れ、新年の挨拶を交わしながら、持参したお正月飾りや書初めを火にくべました。大きなやぐらが勢いよく燃え上がり、竹が爆ぜる音に驚きながら、冷えた体を温めました。
 また同時に、地元農家が出品する新鮮・やぎの朝採市も開催されました。
 ねぎやかぶら、白菜など、新鮮な野菜を求めて大阪からの来場者もあり、初市の買い物を楽しみました。またぜんざいやみかんの振る舞いもあり、和やかに会話を交わす姿がありました。
 氷室の郷の新鮮・やぎの朝採市は、毎週土曜日に開催されます。

美山中学校 起業体験推進事業 地域の起業家に学ぶ

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 1月12日、美山中学校の1年生と2年生が、地域で起業した人から話を聞く授業を受けました。
 この授業は、文部科学省の事業の一環で行われたもので、起業について知る事と地域の魅力を発見し、発信できるようになることを目的にしています。
 3回の授業のうち初回となる今回は、美山町田歌で地域の自然を活かした体験を提供する田歌舎の藤原 誉さんを講師に招き、仕事や地域の魅力などについて話を聞きました。
 藤原さんは、「美山で色々な事に挑戦してほしい。様々な分野で活躍している人との会話の中から新しいアイデアが生まれ、町に活気が出る。」と語り、生徒達にエールを送りました。
 今後は美山の良さや魅力を活かした事業内容などを考えるワークショップを行い、2月には地域の事業所などを招いて、アイデアを説明する場をもつ計画です。

園部小学校3年生 書初め大会 1字1字に心を込めて

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 1月12日、園部小学校の3年生が書初め大会をしました。体育館に児童が集まり、一斉に半紙にむかいます。
小学校では、3年生から書道の授業が始まります。4月に初めて筆を持った児童も、今では筆使いにも慣れ、落ちついて書道に取り組めるようになっています。
 張りつめた緊張感の中、集中して一文字ずつ、筆を運びます。
 大胆に書く子やゆっくり丁寧に書く子など、思い思いの作品が出来上がりました。
 完成した作品は18日まで行われている、園部小学校の書初め展で展示されています。児童たちの作品をぜひ地域の方も見に来てくださいとのことです。

新商品開発セミナー 成果発表会 南丹市の魅力発信!商品アイデアを競う

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 1月11日、スプリングスひよしで、南丹市が主催する新商品開発セミナーの成果発表会が開かれました。
 南丹市では、昨年9月から、地域の魅力を発信する人材の育成を目的に、商品開発からマーケティングまで、より実践的に学ぶ研修を実施してきました。研修には、市内の企業やIターン住民、地域おこし協力隊らが受講。この日、グループごとに実際に売り出すために考案した商品を発表しました。
 商品は、地元産の米と夫婦茶碗を合わせたギフトや出荷できない野菜の活用などから考案された「野菜パウダー」、中でもアウトドアブームの中で家族にかけがえのない思い出を提供するファミリーキャンプ教室のプランは、最も素晴らしいと評価がありました。
 商品開発アドバイザーとして参加した、地域プロデューサーの齋藤潤一さんから「どのプランも、地域資源を活用し、顧客視点に立って練りあげた魅力的なプランだ」と講評があり、各商品の実現に期待が寄せられています。

南丹地区学校安全研究協議会 学校・保護者・地域が一体となった教育を

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 1月11日、遊youひよしで、南丹地区学校安全研究協議会が行われました。
 学校と保護者、地域が一体となって、子どもたちが正しい判断力を身につける教育をと、京都府教育委員会と亀岡市学校保健会、南丹・船井地域学校保健会が主催し行っており、南丹地区の幼稚園・小・中・高等学校の教職員およそ70人が参加しました。
 実践発表では、美山中学校の畠山いずみ養護教諭が原子力防災の取り組みを語り、放射線の影響を防ぐ方法など、知識を持つことの重要性を伝えました。
 また学校心理士として活躍する、大阪教育大学大学院連合教職実践研究科、教授の家近早苗さんが講演し、「学校が担う役割は多様化している。日ごろから家庭や地域との関係づくりが重要」と語りました。

はぎの里ふれあいホーム やゑさん家 干支「戌」の絵を描く

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 1月10日、日吉町田原のはぎの里ふれあいホームやゑさん家(ち)で、今年の干支、犬の絵を描きました。
 やゑさん家は、住み慣れた地域で、家庭に近い雰囲気の中、通所・訪問・ショートステイなどの介護サービスを提供しています。この日は、60歳から91歳までの利用者5人と、地域のボランティア3人が、お正月の思い出などを語りながら、仔犬を墨絵で描きました。
 仕上げに自分の名前と犬の足形の判を押し、皆「かわいくと描けた」と大満足。それぞれの作品を持ち帰り、家に飾るということです。

殿田小学校 締めくくりの3学期 始まる

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 1月9日には、市内各小中学校で3学期の始業式が行われました。
 17日間の冬休みがあけ、殿田小学校では、全校児童が元気よく校歌を歌いました。
 坂本誠校長はあいさつで「コツコツと続けることが自信につながる。3学期は次の学年や、中学校にむけてのまとめの大切な時期です。一日一日を大切にして、みんなで力を合わせて、頑張っていきましょう。」と話しました。
 学年の締めくくりの3学期を元気にスタートさせました。

南丹市成人式 社会を担う一員としての第一歩

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 1月7日、南丹市国際交流会館で、平成30年南丹市成人式が執り行われました。
 全国ではおよそ123万人、南丹市では327人が大人の仲間入りを果たしました。
 佐々木市長は式辞で、「人生の中で思うように行かない事もある。その中では人との繋がりが大きな支えとなる。大切だと感じる繋がりをより大きく育み、喜び多き人生を歩んでください。」と新成人にエールを送りました。
 また、成人式実行委員の前田 明里さんと、岡 健太朗さんが新成人を代表して誓いの言葉を力強く、伝えました。
 式を終えたあと、新成人たちは、再会した旧友や恩師と共に、和やかに親睦を深めました。

南丹市消防団出初式 一年の防火・防災を胸に

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 1月7日、スプリングスひよし体育館で、平成30年南丹市消防団出初式が行われ、団員およそ400人が参加しました。
 佐々木市長は、「南丹市のみならず、国全体が災害など、数多くの危険と向き合っている今日。団員一丸となり、防災につとめてほしい」と話しました。
 また、中島勲団長からは「台風21号の際の避難所開設や避難誘導などへの感謝。また、市民の財産を守るために、今後も協力をお願いしたい」との訓示がありました。
 また、功績のあった団員らへの表彰がありました。
 その後、今年一年の防火・防災を願い、日吉ダム下流で一斉放水が行われ、団員同士の連携・団結を強めました。

園部町文化協会主催 新春席書大会 今年決意を清々しい文字にしたためる

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 1月6日、園部公民館で、園部町文化協会主催の、第26回新春席書大会が行われ、およそ50人が参加しました。
 毎年恒例となった席書大会。指導者からは「誰かと競争したり、うまく書こうと思う必要はありません。楽しく気分よく、思いきり書いてください」とアドバイスがあり、大人から子どもまでが、「いぬ年」や「心機一転」など、新年の清々しい思いをしたためました。
 なかには、お餅や車など、自分の好きなものや正月にちなんだものを絵で表現する子どもたちもいて、ほほえましい時間が流れました。
 それぞれの作品は園部公民館で展示された後、2月3日の生身天満宮節分祭でお焚き上げされます。

美山町河内谷の伝統の味 厳冬を乗り越える「かわったん漬け」

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 1月5日、美山町河内谷で、古くから伝わる保存食「かわったん漬け」の樽出し作業が行われました。
 塩漬けにした聖護院大根と身欠きにしんを、麹でおよそひと月漬けこんで作る「かわったん漬け」は、厳しい冬を乗り越えるために受け継がれてきた保存食で、地域の伝統の味を発信しようと、河内谷区では、5年前から出荷しています。
 昨年12月に、大根を漬けこみ、この日およそ400パックを袋詰めしました。昨年末からの寒さで、良く漬かり、美味しい仕上がりだそうで、冬にだけ味わえる伝統の味として、道の駅美山ふれあい広場やスプリングスひよしなどで販売されます。

JCI新春賀詞交換会 未来を見据え、地域を牽引する原動力に

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 1月4日、南丹市国際交流会館で、一般社団法人船井青年会議所主催の新春賀詞交換会が行われ、参加した南丹市、京丹波町の行政関係者、議会、各種団体代表者らが新年のあいさつを交わしました。
 オープニングには、園部第二小学校PTA和太鼓サークル「小山太鼓」が、勇壮で一糸乱れぬ演奏を披露し、会場に花を添えました。
 2018年度理事長の一谷昌道さんは「青年経済人としての視点で、自分たちの住むまちの未来を見据え、青年会議所にしかできない運動を展開していきたい」と抱負を述べました。
 今年度のスローガンは、「今こそ立ち上がれ!~未来を見据え今を全力で~」で、明るく豊かな社会の実現に向け、活動を展開していきます。

南丹市役所 仕事始め式 多様な市民ニーズに応える努力を

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 1月4日、南丹市内の各官公庁で仕事始め式が行われました。
 南丹市役所の仕事始め式では、佐々木市長が職員およそ230人を前に、年頭の挨拶を述べました。
 4月から始まる南丹市の指針、第2次総合振興計画の実施に触れ、「今年は、これからの10年を創り上げる大切な年となる。市民のニーズは高度となり多角化しているが、その願いに応えるよう努力をしていかねばならない。これまでの実績を土台として、組織や職員相互の連携を深められるよう、仕事に打ち込んでいただきたい」と話し、集まった職員一同と今年一年の決意を新たにしました。