1まち1キャンパス事業 五ヶ荘落語会 笑いで健康に

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 9月29日、五ヶ荘地域活性化センターで、「五ヶ荘落語会」が開かれ、地域住民らおよそ50人が訪れました。
 このイベントは、住みよいむらづくり協議会と立命館大学が共同で行ったもので、学生が地域をフィールドに学びを深める「1まち1キャンパス事業」の一環です。
 今回は笑って健康になる事をテーマに、元気アップなんたんによる脳トレ・健康体操の他、漫才コンビリスナップによる漫談や沖縄民謡、落語を鑑賞しました。
 会場は大きな笑い声に包まれ、参加者は生き生きとした表情でステージを楽しんでいました。

るり渓温泉 点灯式 通年で楽しむ 新イルミネーションシナスタジアヒルズ

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 9月28日、園部町大河内のるり渓温泉で、新たなイルミネーション、シナスタジアヒルズがオープンし、点灯式が行われました。
 昨年まで冬季限定で開催していたイルミネーションを、一年を通して楽しめるようにと、エリアを拡大して実施されることとなり、完成を祝いました。
 「新たな感覚を呼び起こす」という意味の「シナスタジア」をテーマに、全長600メートルのコースに、およそ100万球のLEDライトを使用しています。
 七色のトンネルや湖面に浮かぶオブジェ、先進的なデジタルアートなど、季節によって変化する、光と音の演出を楽しむことができます。
 訪れた人は、幻想的な世界を感じながら、自然と調和したナイトウォークを体験しました。

園部高校体育祭 清々しい競技に会場が盛り上がる

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 9月28日、園部高校で体育祭が行われました。
 園校祭を締めくくる体育祭は、附属中学生と高校生が合同で、各ブロックごとに競います。
 ムカデ競走や騎馬リレー、高校生が工夫を凝らした借り者競走など、各ブロックの一致団結した競技が展開され、放送部の実況にも熱が入りました。
 また、部活動対抗リレーは、各クラブがユニフォームを身につけ、パフォーマンスをしながらバトンをつなぎ、会場を一層沸かせました。

なんたん体力測定会 自分の基礎体力を知る

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 9月28日、遊YOUひよしで、南丹市が主催する、体力測定会が行われました。
 この測定会は、南丹市在住の60歳以上の方を対象に、自分の基礎体力を知り、普段の体作りに役立ててもらおうと、市内10か所の会場で実施されています。
 参加者は、握力や歩行速度、垂直跳び、椅子の立ち上がりなど8つの項目に取り組みました。
 毎年参加している人もおり、昨年よりも体力がついていると、喜ぶ姿もありました。足の筋力や瞬発力、柔軟性などを測り、自分自身の体力を見つめ直す機会となりました。参加者は日頃から歩いたり、体操をしたりと体を動かすことの大切さを感じていました。

八木西小学校 動物愛護教室 命の大切さを実感

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 9月26日、八木西小学校で京都府生活衛生課が主催する動物愛護教室が開かれました。
2年生35人が、ウサギや犬とふれ合い、心臓の音を聴くなどして小さな命の大切さを体験しました。
 京都府動物愛護センターの獣医師から、犬の特性や習慣、寿命について学んだり、実際にダックスフンドと触れ合いました。犬に触れる時は、飼い主に必ず確認すること、自分の匂いをかがせたあとに触る、といった犬との触れ合い方を体験しました。
 また、ウサギを膝の上に乗せ、聴診器をあてて心音を聴き、人間より早く動く鼓動に興味津津。ふわふわの背中を優しく触りながら、動物も自分たちと同じように生きていることを実感しました。

園部高校附属中学校英語科暗唱大会 英語による発信力を伸ばし 国際的視野を持つ人材の育成

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 9月26日、園部高校附属中学校で英語科暗唱大会が行われました。
 物語の暗唱を通して、英語による発信力を伸ばすことや、英語学習に対する関心を高めること、また国際的視野を持つ人材の育成を目的に行われています。
 発表者は、2・3年生の校内予選を経て選ばれた代表生徒8人で、それぞれ表現豊かな発表を行いました。
 課題文は、貧しい中でも、ピアノに出会い、さまざまな人の助けによって成功した音楽家の話と、第二次世界大戦中に多くのユダヤ人の命を救った日本人外交官「杉原千畝」の物語です。
 生徒らは、暗唱大会の経験を今後にどう活かしていくのかを考え、授業を終えました。

文化芸術による子供の育成事業 群馬交響楽団オーケストラ公演

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 9月25日、美山中学校で群馬交響楽団のオーケストラ公演が行われました。
 文化庁が進める、文化芸術による子供の育成事業の一環で開かれ、子どもたちの豊かな感性を磨くことを目的としています。公演を行った群馬交響楽団は、1945年に創設され、群馬県高崎市を本拠地として活動しており、多くの音楽愛好家から支持されています。
 公演には、美山中学校の生徒のほか、美山小学校6年生や社会福祉施設の入所者、地域の人たちが鑑賞し、迫力ある演奏に聞き入っていました。
 オッフェンバック作曲の「天国と地獄」から始まり、オーケストラの演奏で「大きな古時計」や校歌を歌ったりと、全7曲が演奏されました。

美山小学校3年 地域学習 諏訪神社“棚野の千両祭”を調べる

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 美山小学校3年生は、美山のお宝と題した学習で、グループごとに地域の伝統行事を調べています。
 9月25日には、美山町鶴ヶ岡の諏訪神社を訪れ、15年に一度行わるという棚野の千両祭について調べました。社務所で自己紹介した後、昭和50年に開催された祭の記録映像を鑑賞し、副総代長の田中幹生さんより話を聞きました。
 京都府の無形民俗文化財に登録されている棚野の千両祭は、鶴ヶ岡5つの地域が総出となり、神楽、俵振り踊り、姫振り踊り、太刀振り踊りを奉納する大規模な祭りで、次回は、2年後に予定されています。

南丹高校テクニカル工学系列企業実習 最先端のものづくりの現場で学ぶ

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 南丹高校テクニカル工学系列の2年生22人が、ものづくり企業で企業実習を行いました。
 9月25日、南丹市八木町で、医療機器や半導体分野などでの、微細な部品加工、開発などを手掛ける二九精密機械工業株式会社には、2人の生徒が実習に訪れ、社員から機械の取り扱いについてや製品について説明を受けました。
 南丹地域一体となって工業系の人材育成を進めるため、南丹、亀岡、京丹波2市1町のものづくり教育パートナー企業12社が協力して、インターンシップによる人材育成を行っています。生徒たちは実際に働く人から、就労に対する思いややりがいについて話を聞いたり、学校では体験できない最先端の技術を目の当たりにし、貴重な実習時間を過ごしました。

伝統の園部小鼓笛パレード 息の合った行進とパフォーマンスに拍手

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 9月20日、園部小学校の鼓笛パレードが行われました。
 5、6年生総勢200人の鼓笛隊が、園部公民館を出発。南丹警察署とともに交通安全を呼び掛けながら、上本町、宮町シンボルロード、園部公園駐車場までを元気に行進しました。
 あいにくの雨で、園部小学校体育館での静止演奏となりましたが、1年生から4年生の児童や保護者の見守る中、練習の成果を発揮しました。
 愛唱歌「みんななかよし」をはじめ「明日はきっといい日になる」「残酷な天使のテーゼ」の3曲を、打楽器や鍵盤ハーモニカ、カラーガード隊などのパフォーマンスを交えて披露。息の合った演奏と隊列に、大きな拍手が送られました。
 最後は鼓笛演奏に合わせて「みんな仲良し」を大合唱しました。

農芸高校3年 租税教室 税の意義と役割について考える

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 9月19日、農芸高校で租税教室が行われました。
 主権者として税の意義と社会の在り方について考える機会をと、3年生を対象に実施されました。
 講師は八木町で事務所を開く、税理士の川勝高博さんです。
 税にはおよそ50もの種類があることや、日本の財政の現状など、自分たちの暮らしと税の関わりについて学びました。
 またグループワークでは、仮定した政党の公約について検討し、生徒たちが自分の良いと思う政党に挙手で投票しました。
 生徒たちは、国民の3大義務の1つである、納税について考えを深め、自分の意見を社会にとどけることの大切さを学びました。

南丹市議会9月定例会 補正予算など14議案が可決

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 9月19日、南丹市議会9月定例会が再開されました。
 西村市長から提案されていた条例の一部改正や平成30年度補正予算など14の議案について、各常任委員長より報告がありました。
 採決の結果、5億5539万9千円を増額する一般会計補正予算や7つの特別会計補正予算などが可決されました。
 次回9月定例会は、10月1日から3日間、議員一般質問が開かれます。

第13回南丹市民卓球交流大会 気迫あふれるプレーで交流深める

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 9月16日、園部B&G海洋センターで、南丹市民卓球交流大会が開催されました。
 選手の交流と親睦を図り、生涯スポーツとして卓球を楽しもうと、南丹市卓球協会が毎年開いている大会です。この日は一般の部、シニアの部、中学生の部あわせておよそ70人が参加し、気迫あふれるプレーが会場を沸かせました。
 オリンピックにおける日本選手の活躍や卓球協会の普及活動により、卓球人口が増加傾向にあり、南丹市内の各中学校の選手が多数参加。交流を深めながら、さわやかな汗を流しました。

南丹・篠山警察署 交通死亡事故抑止にむけて 協定締結

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 9月15日、道の駅瑞穂の里さらびきで、南丹警察署と篠山警察署による交通死亡事故抑止のための協定締結式が行われました。
 南丹警察署の管内と篠山警察署の管内は国道372号など4本の幹線道路でつながっています。
昨年から連携して取り締まりや啓発活動に取り組んだところ、交通死亡事故の減少に効果が見られました。
 今回の協定は、情報の共有や連携した取り締まり、啓発活動などを行う事としており、より連携を密にし、継続して交通事故対策を行うためにと結ばれました。
 締結式終了後は、2つの警察署合同で、街頭啓発と、交通安全パレードを行いました。
 南丹・篠山両警察署では、今年度の管内の交通死亡事故ゼロを継続しており、今後も連携を深めて事故の抑止に取り組んでいきます。

日吉町文化交流協会 陶芸教室 個性あふれる作品作り じっくり取り組む

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 9月8日と15日、遊youひよしで、日吉町文化交流協会の陶芸教室が開かれました。
 日吉町在住の陶芸家、長元 宏さんらが講師を務め、2回の講座でオリジナルの作品作りに取り組みます。
 1回目の講座で土をこねて形を作った後、2回目となる今回は乾燥した作品の形を整えました。
 2回の講座でじっくりと時間をかけて取り組む事が出来、造形や模様に工夫したもの、実用的な物、可愛らしい置物など、個性豊かな作品が形になっていきました。
 力作ぞろいの作品は、11月4日から開かれる日吉町文化祭にて展示されます。

長生園 敬老祝賀会 長寿を祝い 日々感謝の気持ちで

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 9月15日、園部町木崎町の社会福祉法人長生園で敬老祝賀会が開かれました。
 野中一二三理事長が「日々感謝の気持ちで過ごして欲しい」と挨拶。来賓の西村市長は、「大きな災害が続く中、長生園の利用者の方から義援金をいただいた。温かい気持ちと勇気をいただき感謝します」とお礼の言葉を述べました。
 また介護職員の西谷光太郎さんが、お祝いの詩吟を披露し、祝賀会に花を添えました。
 100歳以上の利用者らに花束と記念品が贈られ、米寿を迎えた野中理事長とともに皆で長寿を祝い合いました。
 最後は、これからもすこやかに過ごせることを願って、全員でふるさとを歌いました。

防火ポスターコンクール 作品審査会 防火への思い込め 288点の力作並ぶ

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 9月14日、スプリングスひよしを会場に、防火ポスターコンクールの作品審査会が開かれました。
 これは、火災予防の普及啓発を目的に、京都中部広域消防組合と南丹・船井危険物安全協会、そして京都府エルピーガス協会南丹船井支部が共催して毎年開かれているコンクールです。南丹市・京丹波町内の12小学校から合計288点の応募がありました。
 作品はどれも、地域を火災から守って行こうという子どもたちの思いがこもっており、特に入賞作品は、表現に工夫があり、細部まで丁寧に描かれていると講評がありました。
 審査の結果は、京都中部広域消防組合消防長賞に、八木西小学校4年 森口 愛紗陽さんが受賞しました。森口さんの作品は、秋季火災予防運動の啓発ポスターに採用されます。
 その他の受賞者はご覧のとおりです。入選した作品は今後各地で巡回展示されます。

社会福祉法人 未生会 健康と長寿を祈って 敬老祝賀会

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 9月14日、八木町諸畑の社会福祉法人 未生会で敬老祝賀会が開かれました。
 未生会は、利用者や家族に寄り添う支援を目指し、老人ホーム「ラ・ポール八木」やデイサービスセンター「くま五郎の家」などを運営しており、最高齢の利用者は103歳、合わせて91人が利用しています。
 健康と長寿を祈って行われた敬老祝賀会では、米寿・卒寿を迎えた利用者に記念品が贈られました。 
 また利用者から、「職員や地域に温かく見守られ、生活できていることがありがたい。」と感謝の言葉がありました。
 そのあと、毎年交流を続けている亀岡市の大井保育園と千代川保育園の5歳児から歌のプレゼントがありました。
 子どもたちから手づくりのペンダントが渡されると、目を細め笑顔でふれあう姿が見られ、楽しいひと時を過ごしました。

園部高校課題研究 自然科学への姿勢を学ぶ

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 9月13日、園部高校中高一貫コースの1年生が、地学の特別授業を受けました。
 生徒たちは、今年度理科の課題研究を行う計画で、今回はその準備の一環として、京都教育大学の田中里志教授を講師に招き、身近でさまざまな物に含まれるガラスについて教わりました。
 田中教授は、水晶、火山灰、黒曜石、また水中にいる珪藻という微生物などにも、ガラスと同じ成分が多く含まれていることを、物質の見本を見せながら説明し「一度本物を見ることで自身の経験となる。本物を観察する事で経験を増やす事が自然科学では重要です」と語り、自然科学に向き合う姿勢を生徒に訴えました。

農芸高校 大きな機械・牛・豚 子ども達大喜び

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 9月13日、農芸高校に、園部幼稚園の4歳児が園外保育で訪れました。
 子どもたちは、豚や牛など、高校で飼育している動物を見て回りました。案内は、課題研究として酪農教育に取り組む3年生が務め、動物との触れ合い方や、普段食べている肉や牛乳がどうやって作られるのかなどをやさしく説明しました。
 また、農場で田植え機やトラクターなどの大型機械について説明を聞きました。運転席にも座らせてもらい、子ども達は楽しい時間を過ごしました。

すくすくやぎっこ 親子でコンサートを楽しもう♪

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 9月13日、八木支所文化ホールを会場にコンサートが開かれました。
 子育て支援ボランティア「すくすくやぎっこ」が、親子で楽しい時間を過ごして欲しいと企画したコンサートで、市内の赤ちゃんから6歳までの小さな子どもたちが参加しました。
 今回招かれたのは、各地で訪問公演を行うスキップ楽団です。おもちゃのチャチャチャやアイアイなど、子どもたちにおなじみの曲で盛り上がりました。
 エレキバイオリンやキーボード、アイリッシュハープなど、珍しい楽器に触れる一幕もあり、大きく体を揺らし、親と子がふれあいながら楽しみました。

住民の出会い、絆深める機会に 八木町西田で和知人形浄瑠璃公演

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 9月9日、八木町西田の公民館で、和知人形浄瑠璃公演が行われました。西田区では、地域住民の出会いの機会を増やし、地域のつながりを深めようと、自治会OBで組織する「西田塾」が中心となって、料理教室や舞台での催しなどを企画しています。
 かつて西田区の金刀比羅神社では、9月の大祭のあと浄瑠璃を楽しんでいたといわれており、今回はその再演にと、京都府無形民俗文化財に指定されている和知人形浄瑠璃を鑑賞、区民40人余りが参加しました。
 上演されたのは、義理と愛情のしがらみに揺れ動く親心のせつなさを描いた「傾城阿波ノ鳴門 巡礼歌の段」で、和知人形浄瑠璃会の巧みな人形使いに、区民は感心しながらも、物語に引き込まれていきました。

女性の館 イタリア発祥 新たなアートを楽しむ

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 9月8日、園部女性の館で、ものづくり講座が行われました。今回はイタリア発祥のクラフトアート、ソスペーゾトラスパレンテに取り組みました。ソスペーゾトラスパレンテは、紙や布など平面のものを、独自の手法で、立体的に作りあげていく新たなアートの技法です。今回は、京都府内唯一の指導者で、京都市などのカルチャー教室で指導する、松田彩子さんに教えてもらいました。
 南丹市内から16人が参加し、花柄のシートに、ろうそくで熱を加えると、みるみるうちに、変形していきます。花びらの形や、レースの飾り方を考えながら、思い思いに、写真たてと、LEDライトに飾り付けました。
 参加者は、初めての体験と作品の繊細な可愛らしさに魅了され、どこに飾ろうか?と胸を弾ませ、完成品を眺めていました。

第8回西乗寺コンサート 初秋の穏やかな時間を楽しむ

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 9月8日、美山町下平屋の西乗寺で、コンサートが開催されました。
 このコンサートは、音楽で交流し、地域の人に楽しんでもらうことを目的に毎年行われており、多くの参加者が集まりました。
 美山町や京都市右京区京北を拠点に活動するグループ、5組が、よし笛やオカリナ、サックス、琴などの演奏を披露しました。
 日本各地の民謡や童謡唱歌の演奏に合わせ、一緒に歌ったり手拍子したりと、会場が一つになり、大いに盛り上がりました。
 本堂には美しい音色と拍手が響き渡り、参加者は、爽やかな音楽を楽しみ、充実した1日を過ごしました。

森の京都カレッジ 芦生原生林の貴重さ 50年の研究に学ぶ

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 9月7日、放送大学 京都学習センターの公開講座、森の京都カレッジが開かれました。
 これは、放送大学京都学習センターと、南丹市美山観光まちづくり協会・森の京都地域振興社・南丹市情報センターが共催で昨年から開いている講座です。
 今回は、京都大学名誉教授 渡辺弘之さんが、芦生原生林の自然について講演しました。渡辺教授は、芦生をフィールドに50年以上研究を続けてきました。研究者らの地道な調査により発見された、芦生でしか見られない動植物を紹介し、芦生は、日本有数の生態系を保つ貴重な森であること、今後も守るべき自然であることを述べ、受講生は熱心に聞き入りました。
 次回、森の京都カレッジは、10月12日に「京都の淡水魚」「由良川と大堰川の水運」をテーマに開催されます。興味のある方は南丹市美山観光まちづくり協会までお問合せ下さい。

未来の農業者交流事業 東北の高校生 農芸高校に来校

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 9月6日、京都府立農芸高校に東北の高校生が視察に訪れました。
 来校したのは、福島県立磐城農業高校の生徒で、園芸科1・2年生の代表6人です。
 始めに校内の実習の現場を周り、牛舎や農場などを見学しました。
 農芸高校では、昨年12月に、トマトにおいて農産物の国際基準『グローバルGAP認証』を取得しており、今回の視察は、国際的な基準で実習に取り組む学校を知ろうと「GAP取得を目指す未来の農業者交流事業」の一環で行われたものです。トマトの栽培から出荷まで、どうしたら安全に作業できるかを考え、看板や注意書きを表示するなど、改善を重ねた実習現場を視察しました。
 またトマト栽培に取り組む農芸高校の野菜コース2年生が、GAP取得の取り組みを紹介しました。 
 そのあとも、お互いの学校について普段の様子を話し、交流を深めました。

ふくいモダン刺し子作品展 古民家と刺し子の調和

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 かやぶき美術館で9月5日から、「ふくいモダン刺し子・五島万里代と麻の葉会作品展」が開催されています。
 刺し子とは、昔貴重だった布を永く使うために生まれた技法です。
福井県で「モダンアート・刺子」として技術を伝承する、五島万里代さんと麻の葉会では、昔から伝わる技法の良さを後世に伝え、また興味を持ってもらいたいとの思いで活動しています。
テーマは古民家と刺し子の調和。
ひとつひとつ作品のデザインは布に手書きで書き起こされており、手作りの暖かみを感じさせます。 
期間は、9月30日まで。16日には刺し子体験も予定されています。

台風21号 台風一“禍” 史上最大の瞬間風速を記録

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 9月4日、非常に強い勢力を保ったまま上陸した台風21号。15時頃には台風の中心が南丹市付近を通過したと見られます。今回の台風では、非常に強い風が吹き、アメダスの観測情報によると、園部では最大瞬間風速27.1メートル、美山では28.1メートルを記録しました。いずれも、観測地点での史上最大値です。
 台風が通り過ぎた後には、市内の各地で、倒木や建物の屋根が飛ばされるなどの被害が見られました。
農業にも被害が出ており、作物が倒れたりビニールハウスが倒壊するなどの様子が市内のあちらこちらで見られました。
 電柱の倒壊や架線への倒木もありました。
 停電が長期化し、南丹市では、関西電力に対して早期復旧を求めて働きかけを行いました。

地域おこし協力隊 委嘱状交付式 第4期メンバー活躍誓う

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 南丹市をPRし、定住促進を展開する地域おこし協力隊の、第4期メンバーが決定し、9月3日、南丹市役所で委嘱状が交付されました。
 今回新たに委嘱を受けたのは、心理カウンセラーの知識を活かした情報誌の作成やイベント企画の経験を持つ、京都市出身の根井真由美さんと、滋賀県出身で、外国人観光客向けのボランティアや空き家を改装したシェアハウスの運営を行う山内光雅さんの2人です。
 西村市長から「地域の資源を活かし特性を知り、これまでの経験を活かして頑張ってほしい」とエールが送られました。
 総勢9人となった南丹市地域おこし協力隊。新旧のメンバーが力を合わせ、活躍を誓い合いました。

第5回氷室手づくり市 愛情込めて制作された作品たちの展示販売

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 9月2日、八木町の氷室の郷で氷室手づくり市が開催され多くの来場者で賑わいました。
 この手づくり市は、手作り作家が愛情を込めて制作した作品を展示販売するもので、今年で5回目の開催です。
 アクセサリーや雑貨・陶器などあわせて30店舗、多彩な商品が並びました。また、今回のテーマ、「鳥」をモチーフにした商品も並び人気を集めました。
 そのほかにもかぼちゃアートなどワークショップも開かれたり、模擬店もあり終日親子連れで賑わいました。

全京都車いす駅伝競走大会 暑さに負けず 銀輪疾走

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 9月2日、丹波自然運動公園で、全京都車いす駅伝競走大会とミニ駅伝競走大会が開かれました。
 開会式では、ミニ駅伝に出場する「こひつじドリーム」チームの平岡正次さんが「開催に携わった方への感謝を忘れず一生懸命正々堂々と戦います」と選手宣誓を行いました。
 車いす駅伝競走大会には、京都府内から10チームが参加。陸上競技場をスタートし、4人で合わせて9.3キロメートルを走ります。南丹市からは、郡市区町村対抗の部にゼッケン3番の「南丹市身体障害者福祉会」チームが出場しました。
 また、陸上競技場内で行われたミニ駅伝競走大会にも、南丹市内から4チームが参加。施設・学校の部に出場した「こひつじ」チームは1位、「こひつじドリーム」チームは2位でした。

地球(ほし)とヒトが笑う映画祭 旧西本梅小で映画フェス 大盛況

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 9月1日、旧西本梅小学校で、オールナイトの映画フェス「地球とヒトが笑う映画祭」が行われ、全国各地からおよそ600人が来場しました。
 会場では、3つの特設スクリーンでの映画上映や、テントを張ってのキャンプ、校舎を使ったお化け屋敷など様々なプログラムが用意された他、地元のグループや店舗が屋台を出し、地域の味を提供しました。
 旧校舎をまるごと活用して、都会で生活する若者に非日常の体験を提供しようと企画された今回の映画フェス。初めての開催は、多くの若者で盛り上がりました。

丹波音頭・踊りフェスティバル 伝統文化の継承と発展を願い

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 9月1日、京丹波町の和知ふれあいセンターで、丹波音頭・踊りフェスティバルが開かれました。
 地域の伝統文化である丹波音頭の保存・発展に取り組む、南丹市・亀岡市・京丹波町、そして京都市右京区京北の団体が一堂に顔を合わせ、交流する機会をと毎年開かれています。
 始めに京丹波町立竹野小学校の児童が教わった踊りを披露し、会場を沸かせました。
 また南丹市からは、地域に伝わる音頭を伝えたいと、五ヶ荘地域の有志が今年初めて参加しました。
 丹波音頭は、節回しや踊りのふりがそれぞれの地域によって少しずつ異なります。他の地域の音頭を楽しもうと、踊りの輪に加わりながら、交流する姿がありました。

南丹市人権講演会 ネットの被害者・加害者にならないために

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 南丹市国際交流会館イベントホールで、9月1日、人権講演会が行われました。「言葉の責任ネットの被害者・加害者にならないために」と題して、タレントのスマイリーキクチさんの話を聞きました。
 スマイリーキクチさんは、身に覚えのない事件の殺人犯と、ネットに書き込まれ、10年以上にわたって、誹謗中傷を受けた経験から、同じような悩みやトラブルの被害にあっている方への相談や講演活動をしています。
 「ネットはデマも事実も混じっている情報。被害に遭った人は拡散される恐怖に、一生苦しむことになる」と語り、読む人も書き込む人も、ルールとモラルを持つことの重要性を伝えました。
 来場者は、人権侵害がない地域づくりについて考える機会となりました。