京都伝統工芸大学校 陶芸専攻 昔ながらの穴窯で陶器づくりに挑戦!

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 京都伝統工芸大学校、陶芸専攻の学生たちが、昔ながらの穴窯を用いた陶芸実習に取り組んでいます。
 穴窯は日吉町郷土資料館の敷地内に設けられており、2月27日に、学生らが作った800点ほどの陶器を窯の中に入れる釜詰めの作業が行われました。
 普段は園部町のキャンパス内で陶芸を学んでいる学生たちですが、この日は薪割りから窯焚きまで、みんなで協力しながら作業を行いました。陶芸の原点である手法を知るために実施されているもので、今年で4年目の取り組みです。
 火が入ると24時間体制で4日間、交替で温度管理をしながら焼き上げます。学生たちは、自分の役割を考えながら行動し、普段できない体験に学びを深めていました。

南丹市総合教育会議 市と教委 連携深めて課題に対応

190226南丹市総合教育会議00000000

 2月26日、南丹市役所で、平成30年度第1回南丹市総合教育会議が開かれました。
 総合教育会議とは、市長と教育委員会が連携して教育行政を推進するために開かれるもので、今回は、新たな南丹市教育大綱を定める話し合いが行われました。
 教育委員会では、教育・行政関係者で行ったワークショップをもとに、第2次南丹市教育振興基本計画を策定しており、市の施策としても相応しいことから、新たな教育大綱として承認されました。
 意見交換では、地元の特産品を盛り込んだ学校給食で、食育やPRの効果を狙う提案や、学童保育の充実、活字離れへの懸念から読書活動の大切さなどについて意見が出されました。
 また、文化財を活用した魅力的な地域づくりには、教育委員会だけでなく地域や市との連携が不可欠との意見もあり、市と教育委員会は今後も連携を深めていく事を確認し合いました。

美山町鶴ヶ岡 山里の記憶伝承教室 知恵の伝承が地域の魅力に

190224山里の記憶伝承教室味噌づくり00000000

 2月24日、旧鶴ヶ岡小学校で、山里の記憶伝承教室が開かれ、遠くは兵庫県から、家族連れら24人が参加しました。
 今回は、昔ながらの家庭での味噌づくりを、地域に住む大矢 京子さんから教わりました。
 この教室は、技術や知恵の伝承を目的に開いており、地域の高齢者が講師を務める事から、活躍の場づくり、生きがいづくりにもつながっています。
 講座では、グループに分かれて味噌作りに挑戦し、こまめに灰汁を取りながら煮込んだ大豆をすりつぶすと辺りには煮えた豆の柔らかな香りが広がりました。
 力の必要な作業もあり、「けっこう力がいるわ」という声や、頼もしさを発揮する男性の姿、一生懸命にこねる子ども達など、各グループで和やかに作業が進みました。
 鶴ヶ岡地域では年に数回、様々なテーマの講座を開いており、SNSなどを使って情報発信しています。講座のリピーターもいて、地域のファンづくりにもつながっているということです。

竹井区新公民竣工式 新たな交流拠点の完成を祝う

190224竹井区新公民館竣工式00000000

 園部町竹井区の公民館が新しくなり、2月24日に竣工式が行われました。新公民館は、屋根裏収納庫を備えた木造2階建てで、延床面積は234平方メートル。室内は段差を無くしたバリアフリー設計となっており、会議室や集会室などを備えています。
 老朽化のため建て替えが検討されてきましたが、公民館前府道の歩道設置計画に合わせ、区民たちが積み立ててきたお金や市の自治振興補助金などを活用し、この度新築されました。
 竹井区長の山村和也さんは、「長く不便をかけたが、新しい公民館を活用いただき、次の世代へ引き継いでほしい」と挨拶。竣工式のあとには、ヴァイパー奏者の大城敦博さんが演奏を披露し、新しい公民館の完成に花を添えました。

川辺振興会 ダム下流の住民として ダムの役割や避難について学ぶ

190224日吉ダムと下流住民との勉強会及び交流会00000000

 豪雨や台風時に日吉ダム下流の住民として、どのような行動を取るのか、またダムの役割を理解したいと、2月24日、おいで~なかわべで、川辺振興会が主催して勉強会と交流会が行われました。
 独立行政法人水資源機構日吉ダム管理所所長の今井敬三さんから、洪水調節や水道用水の供給といったダムの役割や、平成30年7月豪雨時の対応、放水時の通知の仕方などについて話がありました。今井さんは「近年の雨の降り方について統計を見てみると、異常気象であることが見えてくる。ダムのだけでは災害は防げないので、自分から情報を取りに行き、避難に結び付けてほしい」と話しました。
 講演後は市など関係機関も交え、意見交換が行われました。

人権教育・啓発活動交流会 人権感覚をみがくために自分にできること

190223平成30年度南丹市人権教育・啓発推進協議会人権教育・啓発活動交流会00000000

 2月23日、国際交流会館で、人権教育・啓発活動交流会が開かれました。
 人権教育・啓発推進協議会の構成団体である事業所や地域、学校などからおよそ60人が参加して、活動への共通認識と日頃感じていることを交流し合う場として毎年行われています。
 はじめに、ワークショップ形式の人権講座や研修を企画・運営する「穀雨企画室」代表の渡辺毅さんを講師に招き、「思いこみから自由になる」をテーマに話を聞きました。渡辺さんは「見た目、見かけによる思い込みは、相手を知らない、知ろうとしないことから始まる。人権感覚を磨くということは、人とより良い関係性を築くこと、自分自身を見直すこと、他者を思うことである」と話し課題提起しました。
 講演後の分散会で、それぞれの立場で日頃感じていることを出し合いました。「地域での人権研修をどのようにすれば効果があるか」「高齢者や子どもたちに対して思い込みで接することのないようしなければならない」「学校職員の研修を行っている」など、活発な意見交換が行われました。

八木町西田 男の料理教室 豪華ブリ尽くしの料理に挑む

190223西田塾男の料理教室00000000

 2月23日、八木町の西田公民館で、西田塾が主催する男の料理教室が行われ、地域の50歳以上の男性17人が参加しました。
 西田塾は、西田区の有志が集い、地域で親睦を深める活動をしようと結成された団体です。
 普段ほとんど料理をしていない男性が、楽しみながら料理の基本を学べるようにと実施されており、今回で3回目です。メニューは、ブリ大根や照り焼きなど、豪華ブリ尽くしの料理。講師に、西田区民で調理の仕事に携わっている平井伸也さんから手ほどきを受けました。
 野菜を切ったり、魚をさばいたり、エプロン姿の男性たちが和気あいあいと作業します。
 初めて照り焼きに挑戦した男性たちは、下ごしらえや味付けの手順を熱心に聞いていました。
 料理が出来上がると、味付けや焼き加減などを見ながら、みんなでおいしくいただきました。

胡麻郷小学校 版画作品展 表現豊かな 力作がずらり

190223胡麻郷小学校版画作品展00000000

 胡麻郷小学校で、2月23日から28日の間、全校児童130人の版画作品展が開かれています。
 図画工作の時間に取り組んだもので、学年ごとに職員室前の廊下にずらりと掲示されました。
 1・2年生は、厚紙を重ねて版を作る紙版画に取り組み、3年生から6年生は、彫刻刀を使って版を制作しました。特に1年生は、顔の表情を大胆に表現し、周りには、レンコンやオクラなどで模様をつけ、6年生では、刃物の種類で動物の毛並みや表情を優しく、また力強く表現していました。
 個性豊かに仕上げた力作が並び、参観に訪れた保護者らは、じっくりと見入っていました。

南丹市議会3月定例会 活力とにぎわいのあるまちづくり

190223南丹市議会3月定例会00000000

 2月22日、南丹市議会3月定例会が開会しました。
 はじめに、川勝儀昭議員の辞職に伴う議会運営委員会委員の変更があり、委員長に小中昭議員が、副委員長に木戸徳吉議員が互選されました。
 次に、西村良平市長から施政方針と議案が提案されました。市長就任後、初めての当初予算編成であり、公約に掲げた項目を具体化する施策、事業の展開、市民が将来にわたって希望が持てる「活力と賑わいのあるまちづくり」に向け説明がありました。
 予算規模は、一般、特別、企業の3つの会計を合わせ、前年度対比7.7%増の362億4141万1千円となっています。また条例の一部改正や指定管理者の指定など、あわせて15議案が提案されました。
 会期は3月28日までの35日間で、3月1日には代表質問が、4日、5日には議員一般質問が行われます。

「北方領土と私たち」作文コンクール 園部中学生 最優秀賞受賞を報告

190222北方領土と私たち作文コンクール最優秀賞日下部理子さん00000000

 2月22日、南丹市役所教育長室に、園部中学校2年の日下部理子さんが受賞報告に訪れました。
 日下部さんは、「北方領土と私たち」作文コンクールで、最優秀の知事賞を受賞しました。このコンクールは、北方領土への関心を高め、正しい知識を得ることを目的に実施されており、今回は京都府内から合わせて1591点の応募がありました。
 日下部さんは、夏休みに京都府の代表として北海道を訪れ、岬から歯舞諸島や国後島を見たり、元島民の話を聞きました。そのなかで、「70年以上も続く問題を解決するには、ひとりひとりが、小さな思いやりを大切にし、行動することの重要性」感じ、作文にしました。
 今後も、自分たちの学びや体験を家族や友人など身近な人に語り、伝えていきたいと話していました。

園部高校 地学特別授業 天気図から分かる風 正しい読み方教わる

190221園部高校気象災害特別授業00000000

 2月21日、園部高校で気象災害について学ぼうと、地学の特別授業が行われました。
 講師は龍谷大学文学部教授で気象予報士の滋野哲秀さんで、4人1組のグループワークを中心に、天気図の読み方を解説しました。
 天気図を見ることで風の向きや強さを読み解くことができ、それにより、今後暖かくなるのか、寒くなるのかなどの予測も立てられます。生徒達は、授業より一歩踏み込んだ内容に興味津津。日常生活や身近なケースを扱う授業に引きこまれました。
 また、雨が降るよりも先に雷が落ちることや、人間の体は高い電圧では電気を通す事など、映像や実験を通して、雷についても解説されました。

そのべまちゼミ 布安商店 プロから教わる魚のさばき方

190221そのべまちゼミ布安商店魚のさばき方00000000

 園部町内の商店などで、そのべまちゼミナール通称、「そのべまちゼミ」が行われています。
 まちゼミは、町の店主が講師となり、消費者に専門知識や生活に役立つ技術を教える講座です。
 受講料は材料費を除いて無料とあって、新たな信頼関係を築くことができると好評です。9回目となる今回も、23の講座が開かれています。
 2月21日は園部町本町の布安商店で、「知っておきたい魚のさばき方」講座が行われました。
 店主の樋口雄一さんから、鯵を3枚におろし、お造りにする方法を教わりました。初めて魚をおろすのに挑戦する人や、マイ包丁を持参する人など3人が参加しました。受講生は魚をおろすことができれば、料理のレパートリーも広がると、喜んでいました。

農芸高校 校内意見発表会 学びの成果 堂々と

180220農芸高校第37回校内意見発表会00000000 2月20日、農芸高校で、第37回校内意見発表会が行われました。
 1、2年生を対象に、身近な問題や将来の抱負について、意見を交換し、主体的に問題を解決する態度や能力を養うことを目的に行っています。各学年のクラス代表者11人が「生産・流通・経営」、「開発・保全・創造」、「ヒューマンサービス」の3つの分野から発表を行いました。
 発表者は、農作物の栽培や畜産活動において、学校で学んだことや体験を通して考えたことを、7分の発表時間にまとめます。また聞いている人にわかりやすく伝えることや表現力も求められます。
 各部門で優秀な成績を収めた発表者は、7月に開催される京都府学校農業クラブ連盟大会に出場します。

南丹市国際交流協会 チャレンジ!ベトナム料理

190217南丹市国際交流協会チャレンジ!ベトナム料理00000000

 2月17日、園部公民館で南丹市国際交流協会が主催する料理教室「チャレンジ!ベトナム料理」が開かれ、親子連れや市内に住む外国人らおよそ30人が参加しました。
 料理を通して、外国の文化に触れて欲しいと毎年開かれているもので、講師は、園部町法京在住でベトナム出身の大町 百合さんが務めました。
 メニューは、野菜たっぷりの生春巻きと、「フォー」と呼ばれる米粉の麺料理の2品です。
 生春巻きは、水でぬらしたライスペーパーで、野菜やえびなどを上手に巻いていきます。また「フォー」のトッピングには、牛肉ともやし、パクチーをふんだんに盛り付けました。
 参加者同士和気あいあいと会話を交わしながら料理し、パクチーのさわやかな風味が効いたベトナムの家庭料理を味わいました。

園部ライオンズクラブ スプリングコンサート 圧巻の歌声 満員の聴衆に響く

190217園部ライオンズクラブスプリングコンサート00000000

 2月17日、国際交流会館で、園部ライオンズクラブ主催の「スプリングコンサート」が開かれ、およそ300人が訪れました。
 このコンサートは、昨年の地震や豪雨で被害を受けた地域へのエールとなるよう企画され、河鹿合唱団と園部高校・附属中学校合唱部、そして京都市の京都聖母学院中学・高校コーラス部が出演しました。
 幅広い世代の混声合唱で、力強い歌声の河鹿合唱団、また園部高校・附属中学校は少人数ながら、心ひとつに美しいハーモニーを響かせました。京都聖母学院中学・高校コーラス部は、「歌って踊れるコーラス部」をモットーに活動しており、美しい歌声とともにキレのあるダンスも披露。園部高校・附属中学校との合同発表で、会場を沸かせました。
 最後は、出演した3団体、合わせて70人余りによる合同演奏。来場者は圧巻の歌声に聞き入り、会場は大きな拍手に包まれました。

世木地域振興会 健康講座 お灸で健康に!病気になりにくい体づくり

190217世木地域振興会健康講座00000000

 2月17日、日吉町の殿田とーくほーるで、世木地域振興会が主催する健康講座が開かれました。
 世木地域振興会では、地域が元気になる取り組みを進めており、今回は住民の健康づくりに役立ててもらおうと、鍼灸をテーマにした講演が行われました。
 講師は、京都市で鍼灸治療院を開き、お灸を使った健康づくりの普及に努める、鍼灸師の玉村彰一朗さんです。玉村さんは「江戸や明治には、病気にならないよう盛んにお灸が使われていた。肩こりなど体の不調を改善し、リラックス効果もあるお灸の良さを、もっと知って欲しい」と話しました。参加者は簡単にツボを見つけるコツを教わり、実際にお灸を体験。「気軽に使えて気持ちがいい」「家でもやってみたい」と好評でした。

南丹市民ボウリング交流大会 ストライク目指して、楽しく交流

190216南丹市民ボウリング交流大会00000000

 2月16日、アルプラザボウル亀岡で、南丹市民ボウリング交流大会が行われました。この大会は、ボウリング競技の普及と技術の向上、そして市民の親睦を深めることを目的に、年に2回開催しています。
 今回は、24歳から81歳まで、38人が参加しました。南丹市ボウリングクラブに所属する会員、また今回は家族や友人とともに、初めて参加する人も多く、大いに盛り上がりました。
 3ゲームのピンの合計点で競い合い、順位が決定します。
 参加者は、ストライクが決まるとハイタッチ、会話を楽しみながら、適度な運動に取り組み、仲間とともに良い汗を流しました。

「西本梅を歩く会」歴史講座 地域の人たちの営みを古文書から考察する

190216第2回「西本梅を歩く会」歴史講座00000000

 2月16日、旧西本梅小学校で、西本梅地域振興会が主催する、第2回「西本梅を歩く会」歴史講座が開かれ、55人が参加しました。
 篠山街道の宿場町として栄えた、園部町埴生地区の住民宅から古文書が発見され、調査を依頼されていた元中学校教諭で地域振興会員の安田和彦さんが、この日、江戸時代初期の地域の様子について、分析した内容を語りました。
 発見された古文書は、年貢を徴収するために農地の面積や等級、所有者、屋敷の場所などが記載された江戸時代初期の検地帳などで、地域の人たちがどのような生活をしていたのか、参加者らと思いを巡らしました。
 安田さんは「多くの人たちの生活の営みがあってこそ、地域の歴史がつくられてきた」と話し、多くの地名や人物が記述されている古文書から、今後地域の様子がより解明されることに、住民らは期待を寄せていました。

南丹市スポーツ・文化賞表彰式 輝かしい活躍 功績を称える

190216南丹市スポーツ文化賞表彰式00000000

 2月16日、南丹市国際交流会館で、平成30年度南丹市スポーツ・文化賞表彰式が行われました。
 この表彰は、今年度スポーツ、文化の各分野において、優秀な成績を残した団体・個人に、南丹市から表彰状を贈るものです。
 一般、小学・中学・高校生、一般のそれぞれ団体と個人の部、そして今後の活躍を期待する翔け賞の部、あわせて、今回は23団体、128人が受賞しました。受賞者は、壇上にあがり、表彰をうけ、喜びをかみしめました。
 また今年度から、「きらり・本のことば」コンクールの受賞者の表彰式も同時に行われました。このコンクールは、読んだ本の中から心に残った言葉や感想を文字と絵で表現するものです。今回の表彰を励みに、受賞者の今後一層の活躍が期待されます。

美山エコツーリズム大会 講演会 小浜の「食のまちづくり」に学ぶ

190214第3回美山エコツーリズム大会00000000

 2月14日、美山町の京都丹波高原国定公園ビジターセンターで、美山エコツーリズム大会が開かれ、市内外からおよそ30人が参加しました。
 この大会は、地域の歴史や文化、自然環境を活かした観光のあり方を意味する、エコツーリズムの推進を目指して毎年開かれており、講演に「食」をテーマにしたまちづくりに力を入れる、福井県小浜市の職員、奥城直喜さんが招かれました。
 小浜市は、豊かな海産物を「鯖街道」を通じて京の都に運んでいた歴史があり、漁業や農業、伝統料理などを組み入れた多彩な体験プログラムで、観光をPRしています。
 食をテーマに、子どもたちの食育活動や第一次産業の活性化など、一体的なまちづくりを行う、小浜市の先進的な取り組みに、参加者は興味深く聞き入りました。

園部保育所 JR鉄道教室 鉄道や仕事の魅力にふれる

190214園部保育所JR鉄道教室00000000

 2月14日、園部保育所で3才児から5才児を対象にを対象に、JR鉄道教室が開かれました。
 鉄道やその仕事に興味を持ってもらおうと、JR西日本に勤める新幹線の車掌11人が訪れ、はじめに、車掌は普段どんな仕事をしているのか紹介しました。
 また年齢別に、電車に乗るときのマナーを紙芝居で学んだり、新幹線できっぷの確認を行う車内改札体験、制服を着て記念撮影が行うなど、普段できない体験に子ども達は興味津々。はしゃぎながら楽しい時間を過ごしました。

園部高校附属中学校 国際理解を深める 中国の生徒と日本文化を楽しむ

190212園部高校附属中学校中国の生徒と国際交流00000000

 2月12日、13日の二日間、園部高校附属中学校に、中国から中学校の生徒およそ80人が訪問し、交流が行われました。
 今回訪れたのは、中国の重慶市にある重慶第二外国語学校の生徒で、国際理解を深める附属中学校との交流が実現しました。
 生徒らは、身振り手振りを交えながら、羽子板やけん玉、あやとりなど、日本の伝統の遊びを一緒に体験しました。
 交流の終わるころには、すっかり打ち解けあい、カメラで記念撮影したりと、充実した時間を過ごしました。

全国えんぴつけずり大会 ものづくりの楽しさ 身近に感じて

190210第8回全国えんぴつけずり大会00000000

 2月10日、国際交流会館で、全国えんぴつけずり大会が開かれました。
 手仕事の基本である小刀を使って、身近なえんぴつを削り、ものづくりの楽しさを感じて欲しいと毎年開かれている大会で、近隣はもとより、東京や千葉、山口など遠方から40人が参加しました。
 競技は子どもの部、大人の部に分かれて行われ、制限時間内に削った鉛筆の、長さ、バランス、美しさの3つを基準に審査が行われます。
 参加者は、緊張感ただよう雰囲気の中で、集中し黙々と削り上げました。やり遂げた達成感や思ったよりできなかった悔しさなど、参加者の表情もさまざまでした。
 審査の結果、南丹市の入賞者は、子どもの部準優秀賞、松宮 奏さん、大人の部準優勝、船越並子さんでした。

園部町文化協会 第28回かるた大会 楽しい中にも 札を取る攻防戦

190209園部町文化協会第28回かるた大会00000000

 2月9日、園部公民館で、園部町文化協会主催のかるた大会が行われ、23人が参加しました。
 大会は、3対3の源平の部とチラシの部で行われ、競技カルタのルールにのっとって行われました。上の句が始まると身を乗り出し、楽しみながらも白熱した試合展開になりました。
 狙っていた札が取れたり、お手付きになったりと一喜一憂。
 休憩時間には、京都小倉かるた会・大阪なにはえ会による「競技かるた」のデモンストレーションがあり、戦略を立て札を取る俊敏な手つきに息をのみました。
 会場からは笑い声や悔しがる姿があちらこちらでみられ、楽しい雰囲気に包まれました。

山村留学センター「冬の体験留学」 雪遊びで冬の美山を満喫!

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 2月9日、美山町下の山村留学センター四季の里で、冬の体験留学が行われ、京都市内をはじめ、大阪や和歌山などから5人が訪れました。
 澤田利通運営委員長は「地域を挙げて歓迎します。地域の良いところを見つけていただいて、春には入所をお待ちしています」と挨拶。また今年度の入所児童が「友だちをいっぱいつくって帰ってください」と歓迎しました。
 自己紹介したあとは、みんなで昼食を食べ、緊張も和らいできました。
 午後は、お待ちかねの雪遊びです。自分の家では、山が雪化粧することすらないと話していた参加児童も、膝近くまである雪に大はしゃぎ。そりで滑ったり、雪合戦をしたりと、冬の美山を満喫していました。

胡麻郷小学校3年 郷土資料館見学 昔の人の暮らしを知る

190208胡麻郷小学校3年日吉町郷土資料館見学00000000

 2月8日、胡麻郷小学校3年生13人が、日吉町郷土資料館を訪れました。
 3年生は、社会科の授業で、「昔の人のくらし」をテーマに、地域の歴史や生活様式を学んでいます。
郷土資料館では、日吉ダムの建設にあたり、ダムの底に沈んだ集落の歴史や文化を紹介しており、林業が盛んだったころ山から木を切り出し、筏にして運搬したことなど、川の文化を知りました。
 また、昭和初期の生活用品が展示されたコーナーでは、手で回すタイプの洗濯機に驚きの声が上がっていました。
 そのあと、敷地内に移設されている築200年のかやぶき民家で、囲炉裏を囲み、現代の住宅との違いを見つけながら、昔の人たちの暮らしについて思いを馳せました。
 最後は、足踏み式の脱穀機と縄ない機を体験しました。児童たちは、暮らしを豊かにする工夫や知恵に驚き、楽しみながら学んだひと時となりました。

園部高校・附属中 生徒実践発表会 1年の学習 代表が発表

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 2月8日、国際交流会館で、園部高校と附属中学校の生徒実践発表会が行われました。
 この発表会は、1年間の学習のまとめとして毎年行われており、中学1年から高校2年までの全生徒が参加します。
 生徒の代表が壇上に上がり、合唱や書道作品の動画、英語のスピーチや研修旅行の報告などを行いました。
 高校2年生の岡本 誠さん、河野 友梨さん、谷口 真衣さんの3人は、英語のプレゼンテーションで、日本には男女間の賃金格差や就業率の差があるが、国際的な傾向から、経済成長のためには女性の社会進出が必要である事を訴えました。
 国際性や課題の発見と分析、紹介方法の工夫など、生徒達は互いの発表に刺激を受け合いました。

農芸高校 造園コース2年 おもてなしの文化“茶道”を学ぶ

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 2月7日、農芸高校で日本の伝統文化「茶道」の体験授業が行われ、造園コース2年生15人が参加しました。
 造園コースでは、日本庭園を設計・施工する上で、茶道の知識が必要となるため、毎年、茶道に親しみ、教養を深める機会が設けられています。
 講師は、茶道部の指導を務める裏千家師範の村上 妙子さん。お辞儀の仕方、美しい立ち居振る舞い、そしてお菓子やお茶のいただき方まで、一つ一つの所作を丁寧に学びました。
 村上さんは、「お茶は難しいものではなく、感謝の気持ちを表し、和やかに楽しむもの。日常にも取り入れ、お茶の世界を楽しんで欲しい。」と話しました。
 生徒たちは、濃茶、薄茶をいただいたあと、最後には自分で茶を点てました。長時間の正座に悪戦苦闘しながらも、おもてなしの中にある和の文化をじっくりと学びました。

園部中学校地域防災学習 普段の生活から私達にできること

190207園部中学校地域防災学習00000000

 2月7日、園部中学校で地域防災学習が行われました。
 園部中学校では、いつ発生するかわからない災害の恐ろしさやそれに対する防災の大切さを学ぶための学習に取り組んでいます。
 今回は、1年生119人が、東日本大震災等でのボランティア活動や5年前の台風18号による水害時の経験といった話を、様々な立場の人から、聞きました。
 台風18号は、南丹市にも大きな被害をもたらし、自分たちの学ぶ校舎も被害に合いました。
 生徒たちは身近に起こった災害の実態を聞いて、防災の大切さを認識する機会となりました。
 また、ワークショップでは、災害に負けない地域にするために、普段の生活から私達にできることについて、意見を出し合いました。
 避難場所の把握、常日頃から非常食を用意するといった意見や、あいさつや地域の人とコニュニケーションを取るなど、日頃からの関係づくりが防災への備えになるなど、活発に意見を交わしました。

南丹市立文化博物館 冬季企画展 現代水墨画の粋 53作品並ぶ

190206南丹市立文化博物館冬季企画展日本南画院選抜展00000000

 2月6日から南丹市立文化博物館で冬季企画展「日本南画院選抜展」が開かれています。
 日本南画院は、中国「唐」時代の流れを組み、日本独自の発展を遂げた水墨画の画家たちが所属する団体です。さまざまな表現で現代水墨画の粋を感じる、会員53人の作品が並びました。
 今回の展示会は、日本南画院理事を務める小畠堯さんが園部町出身で、南丹市出身の画家「人見少華」の教え子である縁から開催された展示会です。
 初日には、小畠さんの同級生が駆けつけ、和やかに鑑賞する姿がありました。会期は、2月17日日曜日までです。

農芸高校 農業土木コース2年生 最新の測量技術を学ぶ

190205農芸高校農業土木コース2年生測量技術を学ぶ00000000

 2月5日、農芸高校で、最新の測量技術を学ぶ実習が行われ、農業土木コース2年生の10人が参加しました。
 次の世代を担う農業土木技術者の育成を目的に、南丹広域振興局と連携して行っている取り組みで、講師に、京都市で事業所を構え、河川、道路、農村整備などの調査・設計・施行管理などを行う内外エンジニアリング株式会社の社員が来校しました。従来の測量機器から最新鋭のものまで、実際に操作を教わり、さまざまな測量実習を行いました。レーザーを照射し、立体の容積を測ることができる最新式機器では、危険な場所での作業も可能となり、タブレット型の端末に立体画像が映し出されると、生徒から感嘆の声が上がっていました。また、ドローンを使った測量実習では、株式会社内外測技の社員からフライトの注意点を聞きました。「進歩する技術によって現場では効率化が図られ、さまざまな分野への可能性が広がっている。興味を持って取り組んで欲しい」との話に、高校生たちは、授業だけでは学ぶことのできない技術に触れ、より深く学ぶ機会となりました。

京都聖カタリナ高校調理パティシエ系 お世話になった人へ カフェでおもてなし

190205京都聖カタリナ高校普通科調理パティシエ系卒業成果発表会「高校生カフェ」00000000

 2月5日、京都聖カタリナ高校で、高校生カフェが行われました。
 カフェを開いたのは、栄養学や調理学といった、食に携わる仕事を目指すための知識と技術を学ぶ、普通科調理パティシエ系の3年生です。美山町の卵や牛乳を使用したフランボワーズのフロマージュタルトやクレーム・ブリュレ、京都和束町産の紅茶など、地産地消をコンセプトにメニューを考え、1学期から試作を重ねてきました。
 学びの成果を発表したいと、これまでお世話になった教職員や保護者、外部講師の先生方を招待し、カフェでもてなしました。席を案内し注文を聞いたり、盛り付けをしたりと、緊張の連続でしたが、家族の「おいしかった」「成長がうかがえて感激した」などの感想を聞き、ほっとした様子も見られました。パティシエを目指してこのコースを選んだ生徒は、「3年間の学びを活かして、夢に向かって頑張りたい」と話していました。

市老人クラブ連合会 会員のつどい 担おう地域づくりを 知識経験活かして

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 2月5日、美山文化ホールで、南丹市老人クラブ連合会会員のつどいが開かれ、会員およそ150人が参加しました。
 中澤義久会長は挨拶で「老人クラブ活動にも転機が訪れている。クラブの外に向けた活動を展開していかなければ」と、地域づくりなどの面でも役割を担う事の大切さを訴えました。また、長年役員として老人クラブ活動に貢献した人や顕著な活動実績を残した団体の表彰が行われました。
 講演には、美山町鶴ヶ岡振興会会長の下田敏晴さんが講師に、高齢者の地域参加と生きがいづくりについて話を聞きました。
 鶴ヶ岡地域では、高齢者などを対象にした送迎サービスやタブレット端末を活用した見守り、高齢者が講師を務める味噌作りやしめ縄づくりの教室など、生活支援や生きがいづくりにつながる取り組みが行われています。下田さんは「我々の大先輩として地域で活躍し、居場所、役割を持ちながら生きがいのある生活を送って下さい」と講演をしめくくりました。
 講演を聞いた参加者は、今後、それぞれの地域で活動の充実に向け取り組んでいきます。

北桑田高校美山分校 学科発表会 1年間の学びを総まとめ

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 2月5日、北桑田高校美山分校で、学科発表会が行われました。
 1年間の学習の総まとめとして位置付け、生徒全員が壇上に上がります。4年生は自分たちの設定したテーマで取り組む課題研究について、そのほかの学年では、意見発表や学習のまとめを発表しました。
 農業科では、野菜の栽培や調理を通して実感したこと、獣害についての考察といった専門的な内容や社会との接点としてアルバイトを通して学んだことなど、それぞれの考えを発表しました。
 また、家政科では、授業で取り組んだコマ撮り動画やスライドショーを使って発表しました。
 生徒らは1年間の学びを再確認し、次の1年に向けて意欲を燃やしていました。

生身天満宮 節分祭 1年間の厄を祓い 福を招く

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 2月3日、園部町美園町の生身天満宮で、節分祭が行われました。
 季節の分かれ目となる節分に、穢れや災いを追い払い、清らかな身で春を迎えようと参拝者が訪れました。
 いのしし年生まれの年男・年女、12歳から84歳までが豆を撒き、厄を祓い、福を呼びこみました。
 また冷たい雨が降る中、古いお札やお正月飾りなどを燃やすお焚き上げの神事がありました。参拝者は、炎にあたりながら、ふるまいの甘酒を飲み、冷えた体を温めました。

摩氣神社 神門駆け抜け大会 来年の本格実施に向け 福男福女走る

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 2月3日、園部町竹井の摩氣神社で竹井振興会が主催する、神門駆け抜け大会が開かれました。
 この日、摩氣神社では終日節分行事が行われており、集った区民が楽しめるように、そして来年は本格的に大会を実施したいとの思いで試験的に開かれたものです。
 宮司による安全祈願が執り行われたあと、いよいよスタート。大人は55メートル、子どもは29メートル。参道をスタートし、神門の下に設けられたゴールまで、一人ずつ走ります。
 あいにくの雨模様で滑りやすいコンディションでしたが、子どもたちは大はりきり。当日の飛び入り参加も多くあり、子ども22人と大人3人が一生懸命駆け抜けました。
 境内は和やかな雰囲気に包まれ、最後は、表彰状と特別祈願された米「摩気米」が贈られ、参加者全員が、今年の福男福女の認定を受けました。

川原クリーンアップ作戦 自然環境を守るために 身近な場所から清掃

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 2月3日、日吉大橋周辺で、川原クリーンアップ作戦が行われました。 
 この取り組みは、海洋汚染の原因となっている小さなプラスチックゴミを取り除くために、まずは自分たちの身近な地域の川や川原をきれいにしようと、殿田在住の水谷千里さんが呼び掛け、実施されました。日吉町内や亀岡市、京都市などからおよそ20人が参加しました。
 ペットボトルやタイヤ、テレビ、農業用ビニール、トタン屋根など、軽トラック5台分ものゴミを回収しました。参加者は、長年土に埋まったゴミを、掘り返しながら拾い集め、汗を流していました。
 今後も自然環境、美しい川を守るために、活動を続けていくということです。

くちうどの郷 野菜市 区民の憩いの場 遠方からも買い物客

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 2月3日、園部町口人のグラウンドで、恒例のくちうどの郷野菜市が開かれました。
 毎月第1、第3日曜日に開かれており、近隣住民だけでなく、大阪や兵庫など遠方からも買い物客が訪れます。
 朝市コーナーでは、区民が育てた季節の野菜や花、卵やはちみつなども並びました。地元産のもち米で作った餅は人気があり、次回は、丹波の黒豆の入った切り餅を提供する予定です。
 次回の野菜市は、2月17日日曜日に開催されます。

謎解きゲームinなんたん 各地を巡って謎を解く

190202南丹市スタンプラリー「謎解きゲームinなんたん」00000000

 2月2日、市内の観光地を巡りながら謎を解くイベント、南丹市スタンプラリー「謎解きゲームinなんたん」が開催され、南丹市内そして遠くは奈良県や岐阜県からも、およそ200人が集まりました。
 スマートフォンアプリを使い、市内5か所に設定されたチェックポイントを巡るとアプリからその地域に関する問題が出題され、謎を解いていきます。
 各地では、スマートフォンを片手に散策しながら謎解きを楽しむ参加者の姿がありました。
 3つ以上の謎を解くことが出来ると、お米などといった南丹市の特産品が当たる抽選に挑戦できます。
 参加者は、楽しみながら散策し、南丹市の魅力を感じる一日を過ごしました。

第3回コミュニティ・スクール推進研修会 子どもたちが夢と希望を抱けるまちへ

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 2月1日、南丹市役所で、第3回コミュニティ・スクール推進研修会が開かれました。
 地域総がかりで子どもたちを育てようと、学校運営協議会委員や学校評議員、地域コーディネーターらが集まり、「未来につなぐひとづくり・まちづくりを考える」をテーマに話を聞きました。
 講師は北海道浦幌町を拠点に、教育事業に携わる、株式会社ノースプロダクションの近江正隆さんです。
 近江さんは、「子どもたちが、自ら問題を発見し、課題解決できる力を育むために、子どもたちが地域へ愛着と誇りを持つために、学校や家庭、地域協働のふるさと教育が必要。まちづくりとひとづくりが町の未来をつくる」と話しました。参加者は、自分たちが取り組んでいる地域での活動のヒントにと、積極的に質問をしていました。