園部中学校1年生 地域防災学習 他人事ではなく 自分事として 防災を考える


 1月29日、園部中学校の1年生が、地域防災について学習しました。
 園部中学校では、災害の恐ろしさや、防災の大切さを学ぶ学習に毎年取り組んでいます。
 今回は、各教室に社会福祉協議会の職員や園部町横田区の防災委員長を招き、阪神淡路大震災の映像を見たり、災害が発生したときに、どのような行動をとるかを考えました。
 クロスロードと呼ばれる、カード形式の防災教材を使って、災害時に大切な人が見つからない場合に、自分で探しに行くか?じっとして待つか?など、事例をつかって、それぞれの意見を交わしました。
 災害を他人事ではなく、自分事としてとらえ、もしもの時に、防災につながる行動をとれるようにと、一人一人が考えを深めました。

農芸高校造園コース3年生 「僕たちの発信緑!」園部郵便局の作庭始まる

 現在、農芸高校造園コースの3年生が、園部郵便局の作庭に取り組んでいます。
 この取り組みは、学習の集大成として、知識や技術を生かし、市民が集う快適な緑化空間を提供したいという思いで、生徒たちがデザインから制作しています。
 デザインのテーマは、「僕たちの発信緑!」~郵便局から緑の風をお届けします~で、子どもから大人まで楽しめるものをと考えました。このデザインは、公益財団法人都市緑化機構と第一生命保険株式会社が主催する「緑の環境プラン大賞」、ポケット・ガーデン部門でコミュニティ大賞を受賞しました。
 1月27日には、緻密な作業が求められる、石積みを行いました。
「丹波鉄平石」という、水にぬれると赤みをおびる石を使って、丁寧に作業に取り組んでいました。今後も、3月下旬の完成を目指して、作庭を進めていきます。

南丹市ケーブルテレビ事業の在り方審議会が答申 全市民の付託に応える事業展開を

 1月25日、南丹市役所で、南丹市ケーブルテレビ事業の今後の在り方について、審議会会長の井上あい子さんから西村市長に答申書が手渡されました。
 昨年の10月22日に、西村市長から審議会に諮問され、各種団体や地域代表など12人の委員により慎重に審議を重ねてきました。
 今回の答申では、現状で財政的に厳しいこと、放送・通信技術革新が目まぐるしいこと、民間事業者が手を挙げているなどを踏まえ、安定的に将来にわたってサービスを提供するには、民間譲渡が現実的であるとの考えを示しました。また、民間譲渡により新たな住民負担が生じないことや市民に対して丁寧な説明を行うこと、自主放送番組について現在の品質と内容を基本として継続できるよう調整することなどが盛り込まれています。
 市は、「情報通信事業は行政と住民にとって大切なもの。情報基盤を使った行政サービスに今後も力を入れていく」とし、できるだけ早い段階で具体化できるよう進めていきたいと話しています。

「HOME PARTYなんたうん」展 アート作品 園部会堂を彩る

 園部町美園町の丹波新生教会園部会堂を会場に、「HOME PARTYなんたうん」展が開催されています。
 これは、亀岡市・南丹市・京丹波町の障害者施設や学校、フリースクールなどで取り組まれている創作活動やアート作品を紹介する展示会で、亀岡市にある、みずのき美術館が企画しています。
 会場には、大小30点の彩り豊かな絵画やかわいらしい置物などの作品が並び、表現することの楽しさや、その人にしかできないこだわりを感じることができます。
 また、作業所の日常を撮影した記録映像も上映されており、作品が生み出される作業所の日常の様子を知ることができます。
 展示会の会期は、2月28日までの金・土・日・祝日。丹波新生教会園部会堂とみずのき美術館の2会場で開催されており、気軽に見に来て欲しいとのことです。

丹波新生教会園部会堂でコンサート 市内の音楽家が集い 生演奏を楽しめる場を

 1月24日、園部町美園町の丹波新生教会園部会堂を会場に、タンバミュージアムワークスが企画するコンサートが開かれました。
南丹市でもっと生演奏を楽しめる場を作りたい、友達が友達の音楽家を呼ぶようなコンサートをやってみようと、市内の音楽家を中心に昨年9月から、「「音楽の嵐」テンペスタ イン ムージカ」と名付けて開かれています。
 今回は、美山町在住のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者 中野潔子さんが活動するグループ、リサージュが、イギリスのバロック音楽を中心に演奏しました。
 厳かな教会で、古楽器の持つ繊細で豊かな響きを感じながら、演奏者も参加者も久しぶりに音楽にふれ、心あたたまるひと時となりました。
 今後は、2ヶ月ごとにコンサートを開いていきたいとのことで、次回は、3月21日に予定されています。

南丹やぎの青空市 憩いの場 交流して元気な地域に

 1月23日、八木町本町商店街で、南丹やぎの青空市が行われました。
 地域の憩いの場にと、毎月第4土曜日に実施され、商店街の馴染みの味や手作り品など来場者は買い物をしながら、店主との交流を楽しみました。今回は地元のお店やキッチンカーなど、南丹市と近隣地域から12店舗が参加しました。
 店主らは、「コロナの影響で、人との関わりが少なくなる中、互いの健康を気遣い、感染症対策をとりながら、交流の機会をもつことは大切」と話していました。南丹やぎの青空市、次回は2月27日の土曜日に開催される予定です。

胡麻郷小学校 金管引継ぎ式 伝統のバトン 思いとともに 下級生へ

 1月22日、胡麻郷小学校で、金管引継ぎ式が行われました。胡麻郷小学校では、毎年5・6年生が伝統の金管バンドを結成しています。
 今年は、新型コロナウィルスの影響で、地域のイベントや行事での発表の機会もなくなり、6月から始めた練習も各パートで分散して行うなど、工夫をしながら、演奏に取り組んできました。
 引継ぎ式では、大変な状況の中も練習を重ねてきた成果を存分に発揮し、演奏を披露しました。
 演奏のあと、5年生へと引き継ぐセレモニーが行われました。6年生から5年生へメッセージが送られ、パートごとに、感謝やエールなどの想いを伝えました。
 メジャーバトンを受け継いだ5年生は、4年生と力を合わせて頑張っていく決意を新たにしました。

森の京都DMOマーケティング研究会in南丹 点と点をつなぐサイクルツーリズム

 1月22日、南丹市役所で森の京都DMOマーケティング研究会in南丹が開催されました。
 森の京都地域振興社が地域の観光における現状を把握し、研究を進めていくことを目的に、各地で開催しており、市内の観光協会や行政の観光に携る職員などが参加しました。
 一般社団法人園部文化観光協会副会長の小林康夫さんが、昨年11月に開催したサイクルツーリズムモニターツアーの良かった点や反省点、今後の展開など事例を発表。また、京都市内で宿泊施設を経営する株式会社FeeL Japanの藤田勝光さんが、南丹市や他の地域での自転車の取り組みついて話しました。
 発表の後、ウィズコロナ、アフターコロナを見据え、今後の観光のあり方について、参加者で意見交換や情報交換が活発に行われました。

森 里 文化セミナー2020 地域固有の伝統文化、景観を次の世代へ


 1月22日、美山町の京都丹波高原国定公園ビジターセンターで、森里文化セミナー2020が開かれました。
 豊かな自然とそれに寄り添う暮らし、歴史や伝統文化が息づく京都丹波高原国定公園。この地域で暮らす知恵と自然の現状などを学び、地域経営や地域マネジメントを考えるセミナーで、第1回は京都大学大学院地球環境学堂 准教授の深町加津枝(かつえ)さんを招きました。深町さんは京都丹波高原国定公園指定の際、専門委員として関わった一人で、国定公園指定の経緯や利用と保護について話しました。
 深町さんは「景観とは生業、暮らしを映し出す鏡。地域固有の伝統文化や景観を保全・活用すること、森・里・水辺を意識し取り組むことが大切」と話しました。

株式会社セイチョー  教育施設へ抗菌・抗ウイルスコーティング 安心して学べる環境を


 1月20日、八木西小学校で、児童らが使用する学習机や椅子、手すりなどの抗菌、抗ウイルスコーティングが行われました。
 施工したのは、園部町で工務店を営む株式会社セイチョーです。
 この会社は、昨年にも市内を運行するバスの抗菌、抗ウイルスコーティングを無償で行っており、小学校については、市内で2校目となります。
 施工されたコーティングは、1年以上持続する効果があり、児童達は安心して学習することができます。
 また、教員らが手作業で行ってきた除菌作業の負担軽減にも繋がります。
 施工したセイチョーの代表取締役社長、今西 正長さんは、「コロナウイルスが広がっている今、子どもたちが安心して学習できる、保護者の方が安心して通学させることができる環境作りに地元企業が少しでも役立つことができれば」と話しています。

令和2年度南丹市表彰式 これまでの活動に感謝と祝意を

 1月20日、国際交流会館コスモホールで令和2年度南丹市表彰式が開かれました。
 今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、関係者らの参加人数を縮小した形で開催されました。
 この表彰は、長年にわたり市政の発展に尽力した方や、社会福祉、更生保護、人権擁護活動などの分野において多大な功績のあった方を称え、感謝を込めて贈られるものです。
 功績者表彰には、多年にわたり社会福祉の向上に貢献されてきた廣瀬義夫さんら10名が表彰を受け、西村市長から盾が手渡されました。

災害時における地図製品等の供給等にする協定書調印式  有事の際に正確な地図の提供を

 1月19日、南丹市役所で、災害時における地図製品等の供給等に関する協定書調印式が行われました。
 災害時の初動対応から復旧・復興活動に正確な地図は欠かせません。住宅地図帳などを提供する株式会社ゼンリンでは、直ちに自社住宅地図商品を活かしてほしいと、2013年から各自治体に事前貸与する支援を行っています。この日、西村南丹市長と株式会社ゼンリン岩崎 登関西支社長が協定書に調印し、京都府下で12番目の締結となりました。
 協定書には、住宅用地図、広域地図の無償貸与に加え、災害対応時の複製利用の許諾やWEBサービスなどが盛り込まれています。

美山町静原八幡神社厄除祭 1年の平穏無事を祈る

 1月19日、美山町の静原八幡神社で厄除祭が行われました。
 この神社は、地元の氏神として昔から大切に守られてきた神社で、毎年1月19日には厄除祭が行われており、地域住民らが厄除祈願に訪れます。
 昭和55年生まれの男性、平成元年生まれの女性が今年大厄を迎えます。
 境内にある厄神社では、宮司が祝詞を奏上し、訪れた人は、祈祷を受けて厄を払い、お札やお守りを授かりました。
 出勤前にお参りした人もいたようで、皆が一年の平穏無事を願いました。

第1回南丹市健幸・食育レシピコンテスト表彰式 子どもたちの発想で 多彩なメニューうまれる

 1月19日、南丹市役所で、第1回南丹市健幸・食育レシピコンテストの表彰式が行われました。
 このコンテストは、子どもたちの食への関心を高めるきっかけづくりにと企画されたもので、南丹市内の小中学生から、野菜を使ったアイデアレシピを募集しました。
 小中学生合わせて、288作品の応募がありました。
審査の結果、最優秀賞は、小学生の部、園部第二小学校6年の湯浅舞さんの「彩り夏野菜カレー」でした。
 中学生の部の最優秀賞は、園部中学校2年小林咲月さんの「簡単!野菜タルト」でした。
 特別賞、まんぷく賞を受賞した、殿田中学校2年宇野颯真さんの作品は、学校給食のレシピとして、使用されます。
 子どもたちの自由な発想で、美味しいレシピがうまれました。

口人の郷 今年初めての野菜市 新鮮野菜で心も身体も健康に!

 1月17日、園部町口人で口人の郷 穫れたて野菜市が開催されました。
 「口人の郷」では、毎月第一、第三日曜日に、地域の交流の場として野菜市を開いています。今年初めての野菜市には、地域の人たちが丹精込めて育てた白菜やカブといった冬野菜、手作りのはちみつや田舎ならではの干し柿も並び、この日を待ちわびた人たちで賑わいました。
 コロナ禍で住民が集まる機会が少なくなる中、地域の人たち、また買い物客らと顔を合わせ、互いに健康を気遣いながら、和やかなひとときを過ごしました。

美山図書室 日曜切り絵くらぶ 繊細な作品づくりを楽しむ

 美山図書室では、毎週日曜日に、大人向けの切り絵教室を開いています。「日曜切り絵くらぶ」と題して、冬の期間に楽しい時間を過ごしてもらいたいと、昨年から開催しています。
 1月17日には、初めてデザインカッターを握る初心者から、繊細な作品に挑戦する上級者まで、それぞれが図書室所蔵の本を参考に、作品作りに取り組みました。
 美しい植物や可愛い動物、1月にあわせて、今年の干支の丑やしめ縄飾りなど、図案をもとに丁寧に作業を進め、和紙を重ねると、色彩豊かな作品になりました。
 参加者からは、「細やかな作業は集中でき、ストレス解消になる」、「完成した作品を、額縁に入れて飾りたい」などの声が聞かれました。
 日曜切り絵くらぶは、3月28日までの毎週日曜日に2部制で行われており、事前予約をして、ぜひ参加してほしいと話しています。

美山図書室 日曜切り絵くらぶ
3月28日まで 毎週日曜日
10:00~11:30
14:30~16:00
参加費 無料 要予約
0771-68-0046

日吉町郷土資料館 開館20周年特別展 日吉ダムのあゆみ 川とともに暮らした人びと

 現在、日吉町郷土資料館で、開館20周年記念特別展「日吉ダムのあゆみ―川とともに暮らした人びと―」が開催されています。
 日吉町郷土資料館は、平成12年に、日吉ダムの建設によってふるさとを去る事を余儀なくされた、日吉町中地区と天若地区の人々の暮らしや文化を後世に伝えるためにと、開館しました。
 日吉町天若と中の地域には、かつて、投網を使った漁業や鮎運び、筏流しなどの生業があり、清らかな川とともに、人びとの暮らしがありました。
 今回は、集落の歴史やダム建設に至るまでに重ねられた会議の議事録、当時の生活を写した写真などが展示されています。
 また、日吉ダムの現在に至るまでの歩みも感じとることができます。
 在りし日の集落に思いを馳せるこの展示会、期間は、3月21日までで、郷土資料館のかやぶき民家も含め、全館を使って展示を行っています。

南丹市内小・中学校地域コーディネーターオンライン交流会 地域と共にある学校づくりを目指して


 1月15日、南丹市役所で南丹市内小・中学校地域コーディネーターオンライン交流会が行われました。
 南丹市では、地域と学校の連携をすすめるために、各小中学校に地域コーディネーターを配置し、
 「地域とともにある学校づくり」を進めています。今回は、各学校の日々の活動を報告し合う意見交流会を、新型コロナウイルス感染症対策として、オンラインで行いました。
 最初に園部小学校地域コーディネーターの小林康夫さんから「未来を生きる子供たちには、何が必要か?」をテーマに摩気高山子ども未来塾で行った授業を紹介しました。
 そのあと、「人と人のつながりが、豊かな環境を作り出す。」や「子供たちには、人と話し合う力を養える場を作りたい。」など学校活動の更なる充実にむけて、多くの意見が出されました。

南丹市GIGAスクール構想に係る研修会 全ての児童・生徒 タブレットの配備にむけて

 1月14日、南丹市役所で、GIGAスクール構想に係る研修会が行われ、各小、中学校の教職員が参加しました。
 GIGAスクール構想は文部科学省から発表された構想で、小、中学生1人に1台のパソコンと、全国の学校に高速大容量の通信ネットワークを整備し、子どもたちの創造性を育む教育を実現しようというものです。
 南丹市では、2月末にかけて全ての小、中学生にタブレットが配備され、校内で定められたルールに従って、使用されていく予定です。
 新型コロナウィルスの影響で、より一層、子どもたちを取り巻く社会、環境が大きく変化する中、情報端末を使用して、異なる考え方を受け止め、理解し、新たな価値を生み出す感覚を身に付けることや、最先端技術を活用して、子どもの力を最大限に生かした学びの実現に向けて、理解を深めました。

殿田小学校書初め大会 一文字、一文字、気持ちを込めて


 1月12日、殿田小学校で書初め大会が開催されました。
 1、2年生は硬筆で、3年生から6年生は毛筆で、それぞれの学年のお題に取り組みました。
 1年生は「ふじ山」。姿勢良く体をまっすぐにして、書くことに集中しました。
 4年生は「明るい心」。筆使いにも慣れ、半紙の中心を意識し、元気よく、そしてゆっくりと筆を運びます。
 6年生は「将来の夢」。文字全体のバランスや止めやはらいに気をつけて、緊張感の中、集中して取り組みました。
 ゆっくり丁寧に、時には大胆に。思い思いの作品が出来上がりました。

南丹市消防団出初式 市民の安心安全を誓う

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 1月10日、南丹市国際交流会館で、令和3年南丹市消防団出初式が行われました。
 コロナ禍の中、団員88人の参加で開催されました。
 西村良平市長は式辞の中で「住民の安全を確保するため、皆さんの活躍はなくてはならないものであり、消防団活動を地域全体でバックアップできる体制づくりや更なる消防防災力の向上に取り組みます。」と挨拶がありました。
 また、野中大樹消防団長からは、「コロナ感染症に係る予防対策は避難所の支援を行う際に必要な知識であり、消防団活動の在り方を考え、知識や技能を習得し組織再構築に良い機会と考えて取り組んでいく。」と訓辞がありました。
 その他、消防定例表彰の伝達授与式が行われ、京都府消防協会長表彰や勤続表彰など功績のあった213人への団員に表彰がありました。 
 式典後は、一年の防火防災を願って、西村市長と野中団長らが見守る中、ポンプ車、積載車など28台による車両パレードが行われ、団員同士の連携・団結を強めました。

南丹市成人式 明るい未来を信じて 250人が大人への一歩を踏み出す

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 1月10日、南丹市国際交流会館で、新成人の門出を祝う、「令和3年南丹市成人式」が行われました。
 今年の新成人は平成12年4月2日から平成13年4月1日生まれで、南丹市では250人が大人の仲間入りを果たしました。
 新型コロナウィルス感染拡大防止対策の為、南丹市では参加人数を調整して2部構成で、短時間での実施となりました。
 第1部は八木・日吉・美山地域の新成人が参加し、成人式実行委員の眞壁 依緒菜さんと湯浅きずなさんが、誓いの言葉を述べました。
 また第2部では園部地域で、岸本 涼さんが代表を務めました。
 コロナ禍での開催となりましたが、新成人の希望にあふれる、晴れやかな式となりました。

八木西小学校 書初め大会 新年の決意 心落ち着け 筆に集中

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 1月8日、八木西小学校で、校内書初め大会が開かれました。
 書道の学習は3年生から始まり、筆を使う初めての書初めに、ゆっくり丁寧に、取り組んでいました。
 4年生のお題は「明るい心」です。お手本を見て、「とめ、はね、はらい」などに注意しながら、筆を進めていました。
 文字のバランスを考えながら、気持ちを込めて、半紙に向き合っていました。
 作品が完成すると、友達同士で、お互いに見せ合い、良いところを褒めたり、アドバイスを送る姿もありました。
 筆の扱いにも慣れてきた6年生は、「将来の夢」と書きました。
 自分の将来の夢を思い描きながら、心をおちつけ、集中して、新年の決意を書いていました。
 全校児童が、力強くのびやかに、書き上げた作品は、八木西小学校で、16日まで行われる書初め展で、展示されています。

南丹市内の小、中学校で三学期始業式 自分を見つめ一歩一歩着実に

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 1月7日から、南丹市内の小、中学校で、三学期がスタートしました。 
 園部中学校では、体育館に1、2年生、3年生は多目的ホールに分散して行われました。はじめに、吹奏楽部京都府アンサンブルコンテストやスケジュール手帳の活用コンテストなど、クラブ活動や個人の活躍に対して、伝達表彰が行われました。
 國府常芳校長は「全員が事故や病気もなく元気にスタートが切れた。丑年にちなみ、自分を見つめ先を見据え、一歩一歩歩みを進めてほしい。コロナ禍の中、命の大切さと互いの人権を尊重することを忘れず、一日一日を大切にしてもらいたい」と話し、生徒らはすがすがしい気持ちで三学期のスタートを切りました。

美山町鶴ヶ岡 諏訪神社「お狩り始め」 狩猟の安全を祈り 希望の持てる一年に

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 1月5日、美山町鶴ヶ岡の諏訪神社で、お狩り始めの神事が執り行われました。
 狩猟の神様を祭る諏訪神社では、狩りの出初めの日に、一年の狩猟の無事を願います。年末の雪が残る本殿に、宮総代ら、猟友会も参列して、厳かに神事が進みました。大野 守宮司は「区民一人ひとりが絆で結ばれ、コロナに打ち勝ち、希望が持てる一年にしたい。秋には大祭ができることを祈る」と挨拶しました。
 そのあと今年のお旅所である、殿区の稲荷神社まで一行が巡行しました。鶴ヶ岡5つの集落の、各区がお祭りする神社が、年ごとに順番にお旅所となります。
 稲荷神社では殿区の氏子が一行を出迎え、一年の安心、安全を願いました。