前川俊一展 陶器とドローイング 自然の魅力を作品で表現

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 美山かやぶき美術館で10月2日から、「前川俊一展 陶器とドローイング」が開催されています。
 前川俊一さんは、滋賀県を拠点に活動する陶器作家で、木や土など自然から感じた魅力を活かした作品づくりに励んでいます。部屋の一部になるような、生活に溶け込む作品がコンセプトで、今回はカップや花器など、およそ150点が並びました。
 シンプルな色合いで、プラチナの粉を油で溶かした染料を使い、自由な発想で模様を描く作品は、ふと手に取りたくなるような奥深さを感じさせます。
 ゆったりと芸術の秋を感じることができるこの展示会は、11月4日まで開催されています。