放送大学京都学習センター公開講座 森の京都カレッジ かやぶき民家の建築文化を学ぶ

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 11月9日、放送大学京都学習センターの公開講座、森の京都カレッジが開催されました。これは、放送大学京都学習センターと南丹市美山観光まちづくり協会、森の京都地域振興社、そして南丹市情報センターの4者が主催する講座で、京都丹波高原国定公園の自然や文化について学ぶシリーズです。
 この日は今年度の最終講座として、民家を中心とした丹波の建築文化を学びました。
 午後からは、美山かやぶきの里でフィールドワークが行われ、講師の京都工芸繊維大学 准教授 矢ヶ崎 善太郎さんの案内で、北山型と呼ばれるかやぶき民家の特徴を見て周りました。
 参加者の中には、地元住民やかやぶき職人が参加していたこともあって、茅の葺き替え技術や、地域の現状についての話もあり、活発に質問や意見を交わしながらのフィールドワークとなりました。
 最後は、知井八幡神社の社務所で閉講式があり、一人一人に修了証書が渡されました。参加者の感想では「憧れの地域を知りたいと参加した。観光では知ることのできない深い学びがあった。」と、充実した様子が聞かれました。
 公開講座は、来年度も開催される予定です。